宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。
今朝、いつもどおり1本1本カカオの木を見て回っていると、変なものを見つけました!
死んだバッタが小さな枯れ枝に突き刺さっていたんです、、、
たまにハウス内を開放している時に野鳥が入ってくることを考えると、「モズのはやにえ」と呼ばれる、モズがなわばり内の木々の枝先に獲物を串刺しにしてそのまま置いていく習性によるもののようです。
モズがこの習性を有する理由は様々な説があるようですが、大阪公立大の研究によると、オスのモズがはやにえを食べることで、繁殖期に歌う歌が上手くなり、メスからモテるようになるみたいです!つまり、はやにえは繁殖期の栄養食として機能するということです。
枯れ枝が残っていたのはただの剪定漏れですが、日本で育つカカオだからこそ見られる風景に出会えたのは嬉しかったです。はやにえをたくさん作られても困るので、ちゃんと剪定します、、、
ちなみに、写真はグロテスクなので載せませんが、欲しい方にはお送りします。(笑)
さて、花が増加してきた9月中旬から徐々に人工受粉作業を開始し、花から果実への移り変わりが目に見えるようになってきました。
サムネイル写真は、2つ花が並んでいるように見えるかもしれませんが、右が開花直後の花で、左が花から果実へと成長したものです。大きなカカオの果実からは想像できないくらい小さな花ですが、これを見れば本当に花が直接的に果実になっていくのが分かると思います。
これからジワジワと大きくなっていきますが、今後の活動報告でも、成長の様子を追っていきたいと思います!あれ、標題の割に、はやにえの話の方が長い?
最後に、クラファンは18日で終了し、ネクストゴールまで達成することができました!
開始前には本当に想像もしていなかった結果でした。
CAMPFIREの担当の方いわく、期間中盤のいわゆる「中だるみ期間」のPV数も比較的良好だったようで、皆さまからの情報拡散により、さらなる支援をいただくことに繋がったのも大きかったのではと思っています。
感謝してもしきれません、本当にありがとうございました!!!