宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 早速ですが、カカオ農園の一部の木で開花し始めました。これから人工受粉を開始し、カカオの果実を結実させていく段階に入ります。カカオ果実は花の受粉後半年程度で成熟し、収穫できるようになります。 ガーナ等海外カカオ産地の高収量農園においては、人工受粉が行われています。 受粉を行える木が増えるほど、人工受粉にかかる労働力が増加していきます。そのため、「マンゴーやいちごの様に、ハウス内にミツバチを放って受粉できないのか?」という質問がよくありますが、カカオの花のサイズは花柄(木と花の接続部分)から花の先端まで2㎝程度であり、花粉を放出する部分となる雄しべは数ミリと極小サイズであることに加え、雄しべ自体が花の中に潜り込むような形で存在するため、ミツバチが花にとまって潜り込めるような余裕がありません。 また、海外の農園によってはヌカカ等の極小さな野生の虫による受粉媒介を促すケースがありますが、収穫タイミングの調整を図り、安定した収量を得るためには労働力がかかっても人工受粉が不可欠と考えています。 受粉作業自体、非常にちまちまとして地味ですが、息を止めながら集中してやるくらいとても重要なものです。 さて、本日15時に宮崎カカオクラフトチョコレートのリターンを20セット限定で追加しました! こちらは、クラファン開始翌日には50セット全てsold outとなった人気リターンとなっております、、、! なお、当初用意分の50セットよりもチョコレートをお届けする時期は1年以上遅くなります。その分、お送りする進捗状況レポートは多くなります。チョコレートができあがるまでの経過を含めてごゆっくりお楽しみいただければと思います。
宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 9月に入り、宮崎の朝晩は爽やかな秋の空気を感じられるようになりました。ひんやりとした空気を感じるようになると気になってくるのが、今年のカカオの冬越し。 皆様の御支援があり、暖房機の導入ができるようになったところですが、同時に燃料として使う薪等資材の調達方法を思案してきました。 今回導入する暖房機は、いわば薪ストーブのようなものですが、薪に触れたことも無い私は、薪には針葉樹素材(スギ等)と広葉樹素材(カシ、サクラ等)の2種類があるというのを知るところからスタートでした。さらに業者の方と話したり、ネットで情報収集したりする中で、・広葉樹の火持ちは針葉樹の2倍程度、針葉樹は広葉樹より着火が速い。・薪として使うには含水率20%以下が良く、原料木を1年程度干す必要がある。・薪の需要は高まっており、その価格は高騰してきている。、、、などなど色々と勉強になりました。今シーズンは冬までの時間もそれほどないため、含水率を十分に低下させた薪を県内業者から購入しますが、来年以降は玉切り(丸太の状態)の材木を入手して薪をつくるところから始めてみたいと思っているところです。 そして、一昨日からハウスへの薪の搬入を少しずつ開始したところです。ずっしりとして重いです。薪を燃やし始めるのは、例年通り季節が進めば11月中旬ごろからになります。それまでちまちまと薪の搬入を頑張っていきます! また、クラファンの進捗状況ですが、9月1日に支援額200万円を突破し、同時に支援者数も100名を越え、ダブルで大台に乗せることができました!180万円の目標達成後も、引き続き御支援をいただき誠にありがたいばかりです。 ネクストゴールの240万円にもジワジワと近づく中、ラストスパートに向けて、クラファン開始後わずか1日でsold outとなった、あのリターンも近々追加したいと思っています、、、! 本プロジェクトをお気に入り登録していただくと、リターン追加時に自動通知が来ますので、ぜひハートマークを押して登録お願いいたします!
宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 写真は、7月に地植えしたカカオと鉢植えのままののカカオの比較です(同一品種)。 一見同じ高さの様に見えます。しかし、鉢植えのものは、その高さの半分程度は土が占めています。よって、地植えのものは2倍程度の高さがあります! この写真は8月17日に撮影したもので、植付は7月4日ですので、たった1か月半でこの差が生まれたこととなります!(※地植え前は、ほぼ同じ高さでした。写真を撮っておけばよかったと後悔、、、) これが地植えの威力なんです。植物の成長、特に樹木って最初以外はゆっくりで、分かりにくいことが多いですよね。 しかし、カカオに関しては毎日農園に行って苗を見ている私でも1か月でかなり成長したなあと実感できるレベルです。 仮に、今の農園に来られて、カカオの様子を初めて見れば「まだまだ時間がかかりそうだなあ、、、」と思う方が多いと思います。 しかし、もう一年後に農園に来ていただければ、その成長の凄まじい速さに驚くと思います。カカオの成長は本当に早く、特に早いものでは、種まきから1年半も立たずに花や果実を着けるほどまで成長する個体もいます! 今回のプロジェクトのリターンとして、比較的成長がゆっくりで、おうちでも見て楽しめる鉢植えのカカオ苗のほか、地植えによる驚くべき速さの成長と果実の収穫、さらにそこから世界に一つだけのMyチョコづくりまで楽しめるカカオーナーも御用意しています。 どちらのリターンも残り数が少なくなってきておりますので、御検討中の方はお早めにどうぞ!
宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。 毎日、応援をいただき誠にありがとうございます。 ついに本日、プロジェクト目標金額の180万円に到達しました!!! 8月3日にスタートしてから、本日でちょうど10日。短期間で目標を達成できるとは、まさか思ってもいませんでした。 御支援いただいたのは、20代~70代まで地元宮崎だけでなく、全国各地の方々。 チョコレート・カカオ関係の皆様、前職でお世話になった皆様、SNSでこのプロジェクトを知った皆様、そして大切な友人、、、御支援いただいた方々を挙げればキリがありません。 たくさんの御支援をいただき、本当に、本当にありがとうございます。おかげさまで、宮崎カカオの生産に向けた大きな推進力を得ることができました。 宮崎カカオの生産に向けて走り出したばかりで、本当に力不足の私ですが、3年前から、高品質なカカオ生産を通じて宮崎の地域振興に役立てたいという思いは1ミリもブレがなくここまできたのは確かです。 実は3年前、このことを実現したいと思って、今後の計画などを色々な方々に話をしていたり相談した時期がありました。その時話す際に使っていた資料にも、今年カカオ農園をつくることや、バイオマス資源を活用した加温方法を取ること、クラファンで事業に向けた資金を確保することなどを書いていました(資料そのものは恥ずかしいレベルの出来なので見せません(笑))。 あれから3年経過した今、計画資料にあった絵空事が次第に実現化しています。 尊敬する宮崎の農業の師匠が言っていたことですが、「目標を達成できるかどうかは、諦めるか諦めないかだけ。」と。シンプルですが、難しい。これが真理だと思って、いつも自分に言い聞かせています。 まだまだ実現できていないこともありますが、これからもブレない意志で絵空事を実現していきたいと思います。[※Nextゴールに挑戦します!] ついに、集まった資金で、冬季のカカオ農園内を暖めるバイオマス資源活用暖房機を購入できます! そして実際に、農業用資材の地産地消を図り、環境に優しい「高品質宮崎カカオ豆生産」を行うため、暖房機で使用する県産木材(薪)を調達してまいります。 そこで、今冬使用する木材の着実な調達のため、Nextゴールを240万円として、プロジェクトを継続していきます!!! さらに大きな目標となりますが、引き続き皆さまの支援・拡散の御協力を頂けましたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。※Nextゴール挑戦に伴うプロジェクトページの更新は明日になると思います。サムネ写真と本文が少し修正されます。