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インフレで生活に困る人たちの「食」と「住居」を支える相談会を開催したい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

労働・貧困問題に取り組む団体NPO法人POSSEでは、インフレ情勢の中で生活に困っている方々の「その日の居場所と食事」を支え、その後の継続的な生活の支援に繋げる相談会を、ゴールデンウィーク期間中の5月6日・7日に行います。

現在の支援総額

682,000

68%

目標金額は1,000,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/04/14に募集を開始し、 67人の支援により 682,000円の資金を集め、 2023/05/14に募集を終了しました

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現在の支援総額

682,000

68%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数67

このプロジェクトは、2023/04/14に募集を開始し、 67人の支援により 682,000円の資金を集め、 2023/05/14に募集を終了しました

労働・貧困問題に取り組む団体NPO法人POSSEでは、インフレ情勢の中で生活に困っている方々の「その日の居場所と食事」を支え、その後の継続的な生活の支援に繋げる相談会を、ゴールデンウィーク期間中の5月6日・7日に行います。

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10月29日(日)に、公開イベント「ホームレスを排除する社会に抗う ー荷物撤去・追い出しと闘い、命を守りぬく困窮者支援の現場と、私たちにできることー」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。場所:北沢タウンホール*下北沢駅より徒歩3分時間:14:00-17:00料金:学生・若者無料、一般500円申込先https://posse-event-1029.peatix.com/イベント概要ホームレス排除が進む社会と、命を守るためたたかう支援者たち 万博の準備が進む大阪では、路上生活者の多い「あいりん地区」の再開発が進み、労働福祉センターが閉鎖されました。オリンピック開催時には、都心を中心に大規模なホームレス排除が行われました。 2000年代以降、統計上は路上生活者は大きく減少しています。政府は「自立支援の成果」と胸を張りますが、まさにその裏側で、相次ぐ再開発によるホームレス排除で住む場所を追われ公衆トイレや公園の薮に身を隠す人、行政によって半ば強制的に劣悪な宿泊所に収容される人々が相次いでいます。 「きれいな街」を演出する裏で貧困者を排除するこの不寛容な社会に、私たちはどう立ち向かえるのでしょうか?本講座では、20年以上ソーシャルワーカーとして路上生活者支援を続けながら「全てのホームレスが安心できる家を取り戻せること」を目指して先駆的な住居支援や法改正に向けた政策提言を続けてきた藤田孝典氏を迎え、私たちにできることを考えます。五輪開催前後に川口市の駅周辺に張り出された、路上生活を禁じる張り紙(提供:藤田孝典)講演者プロフィール藤田孝典(ほっとプラス理事/聖学院大学 客員准教授) さいたま市にて、路上生活者・高齢者・障害者・難民など生活困窮者に対する生活支援、自立支援などのソーシャルワークを実践。困窮者支援=炊き出しというイメージが根強かった20年前から、路上生活者一人一人に安心できる家を提供するための、先駆的なグループホーム・シェアハウス事業を展開。また、貧困者を生み出す社会の側を変えるべく、厚労省社会保障審議会の特別委員などを歴任し、社会福祉全般に関する政策提言やソーシャルアクション活動に取り組んでいる。著書に『ひとりも殺させないーそれでも生活保護を否定しますかー』『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』など。イベント概要日時:10月29日(日)時間:開場14:00 イベント開始14:30 終了17:00会場:北沢タウンホール ミーティングルームプログラム①14:40-15:30 藤田孝典氏 講演「ホームレスを排除し、収容する行政ー支援現場から見る現状」②15:30-15:45 POSSE学生メンバー「私たちにできる支援活動 相談の現場から」③16:00-16:40 講演者・支援に取り組む学生との質疑応答・ディスカッション④16:50 まとめ・終了NPO法人POSSEとは? POSSEは、若者の労働・貧困問題が深刻化していた2006年に当時大学生だった今野晴貴らによって結成され、これまで数多くの問題に取り組んできた。現場の労働相談から「ブラック企業」を社会問題化し2013年には「流行語大賞」と「大佛次郎論壇賞」を受賞した。また、宮城県仙台市にて被災地支援をおこない厚生労働大臣から感謝状を受領した。近年では、コロナ禍で困窮する女性や外国人の問題にも積極的に取り組み2021年に「第8回エクセレントNPO大賞」を受賞した。申込・お問い合わせはこちらからvolunteer@npoposse.jphttps://posse-event-1029.peatix.com/


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相談会2日目の5月7日には、川口駅前の「市民ホールフレンディア」で、多くの大学生のボランティアが参加して、生活に困窮している方からの相談を受け付けました。当日はオンラインでのアウトリーチや前日の街中でのアウトリーチからつながった技能実習生、元技能実習生などから多くの相談が寄せられました。その中から一部の相談を紹介します。・栃木県の米袋工場で働いていた中国人技能実習生からの相談 ”十分に教育も受けていないのに、一人1時間160袋の米袋を作るという到底達成できない過酷なノルマを課され、サービス残業をしていた。お昼休みの時間にも日本人労働者がご飯を食べている中で、技能実習生だけが作業していた。卵巣の病気が見つかり、検査のために一週間ほど休みをとっていたら、監理団体から「めんどくさい」などの暴言を吐かれて、解雇された。” 普段は職場で差別しながら過酷な労働を強制し、病気になったら休むこともできずに解雇するという、生存権が否定されている状況で酷使されている技能実習生の姿が見えてきました。・岐阜県の豆腐製造工場で働いていたベトナム人技能実習生からの相談 ”2月に監理団体に呼び出され、「これにサインしないと次の会社を紹介できない」と言われて騙されて、解雇されてしまった。同じ職場で働いていたベトナム人技能実習生13人が解雇された。監理団体からはその後転職先も紹介されることもなく放置され、生活に困窮している。友人から借金して何とか生活している。” 解雇されたのは、ちょうど働いている豆腐加工企業が、SDGsを掲げている世界的にも有名な豆腐大企業に買収された時でした。この企業は次々と豆腐会社を買収して「豆腐業界の救世主」としても有名です。このような豆腐大企業サプライチェーンの末端で、技能実習生の貧困が生み出されていたのです。今回寄せられた相談には、今後も連携する労働組合で解決に向けて取り組んだり、制度的にサポートをしたりして対応していきながら、社会的な発信につなげていきます。生活に困窮している方や外国人労働者からの相談はこれからますます増えていきます。今後も現場での支援活動に取り組んでいきますので、引き続きご支援よろしくお願いします。


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5月6日(土)に、川口駅前の「川口市民パートナーステーション」で相談会を開催しました。当日は、ボランティアが街に出て300枚以上のチラシを配りながら、道ゆく人に「困っていることはないか」と声をかけ、アウトリーチ活動を行いました。また、川口駅・西川口駅周辺の食材店や飲食店を周り、労働問題や生活上の問題を抱えている方に対して相談会の情報を広く周知するため、チラシの設置をお願いしました。相談会場では、さまざまな深刻な相談が寄せられました。その中の一部を紹介します。①休みを申し出たら解雇され、ホームレス状態に。花の栽培の仕事をしていた女性。体調不良で月2〜3日休むということが続いていたところ、突然解雇になり、住んでいた寮を追い出された。ホームレス状態になり、現在は友人の家に居候している。②保険証がなく、5歳の子供を病院に連れていけないクルド人の3人家族。夫は失業中。トルコで迫害に遭い、日本に逃げてきたが、妻と幼い息子は「特定活動3ヶ月」のビザしかもらえておらず、保険加入の対象者にならない。診療が全て自費負担になってしまうため、よほどのことがない限り、病院には行かないようにしている。先日息子が額を切る怪我をした時は病院に連れて行ったが、一回の診療で3万円が必要となり、友人から借金をして工面した。妻は最近妊娠が発覚したが、手持ちのお金がなく、病院に行けずにいる。会場では、このような「ホームレス状態にある」「病院に行けない」「今日の食事の確保すら難しい」など、基本的な衣食住の権利すら奪われている人たちからの相談が相次ぎました。私たちは、食料の提供を通じて相談者の方々のその日の生活を支えるとともに、労働組合を通じて会社と交渉し解雇を撤回させるという選択肢の紹介や、行政の提供している支援制度の紹介を行いました。5月7日も、相談の受付と、アウトリーチを引き続き行なっていきます。