(株)文化財マネージメントの宮本です。
源宗寺や地区との地域連携事業について、立正大学 地理学科・准教授の原美登里さんと学生さんにご執筆いただきました。
全4回のうちの第3回を掲載します。
立正大学地理学科原研究室のイベント班では、地域連携の核となるイベントの企画立案や企画準備を行っています。
我々が企画を立案したイベントについて地域の方々や源宗寺護持会の方々にプレゼンし、意見交換会を実施しました。
意見交換会でいただいた助言をもとに企画を練り直し、二つの企画に絞って地域連携事業として行う活動を決定しました。
一つは平戸の大仏を題材とした「絵はがきコンクール」の実施、もう一つは旧源宗寺の建材を活用した「木工クラフトワーク教室」の開催です。
この二つの企画の実施に対し、同大学仏教学部秋田ゼミとの合同ゼミで意見交換を行い、仏像に深くかかわる学生だからこその発想、提案をすり合わせながら、企画のブラッシュアップを行いました。
現在は、このクラウドファンディングの返礼品の一つである絵馬について、刻印の作成や資材切り出しなどを地域の方々と一緒に行っています。