こんにちは。増一屋合同会社 代表の吉田です。
何故、私たちは「大豆ミートの美味しさ」を追究しているか。その理由をお話いたします。
きっかけはZ世代との試食会でした。
4年前位のある日、ベジタリアン(菜食主義)、ぺスカタリアン(お肉は食べないけど魚は食べる)、リデュースタリアン(週1日だけや1日1食だけお肉を取らない)、など様々な食生活を送る方達と商品開発の試食会を行いました。
試食はガパオと焼売。評価はいまいち。
ガパオは「なんか違う」。焼売は「肉っぽいジューシーさがない」とのこと。
だって動物性原料不使用だから、ガパオにナンプラーが使えない。焼売だってジューシーな肉汁は表現できない。美味しさの追求をしていったら動物性原料の旨味は必要。でも彼らは動物性原料は食べないようにしたい。
その理由は『地球環境の負荷軽減の為』でした。
地球の未来・環境問題を自分事にしたい
いわゆるZ世代が小学生の頃には既に地球温暖化が進んでいました。今後、Z世代が30代には地球の平均気温は1.5度上昇することが予測されています。50代を向かえる2046年頃、地球の平均気温はさらに上昇し、2度近く高くなると予測されています。今は人生100歳時代。Z世代が100才になる2096年頃には、5度以上も高くなると予想されています。そのころ当然私は既にこの世にはいません。ただ、娘と同じ年頃の子どもたちの未来を想うと自分にできることは何か、と考えるようになりました。
美味しい代替肉料理を食べてもらいたい
食料問題や地球環境への負荷・健康志向等の理由で、畜肉の代わりの植物性タンパク質を摂取する人が増えてきました。でも「代替肉」イコール「おいしくない」というイメージがあります。
それなら、とことん美味しさを追求していこう!!
実は未来の地球を憂いて食生活を見直し始めている方はたくさんいます。そんな方達に美味しい代替肉を食べてもらう!!そのように決意したのです。