本番前日に、チラシの挟み込みをやっている様子です。本番前日はもちろん、「ゲネプロ」というリハーサルがあるのですが、その前に、プログラムに他の団体のチラシを挟み込むという作業をしなければなりません。近隣で実施されるオペラ演奏会や、キャストさんが出演する演奏会のチラシが多かったです。13時にオーケストラ、合唱メンバー入り乱れて作業開始。4つのテーブルに分かれ、流れ作業でやっていきます。他の団体の方は、12:45までに挟んで欲しいチラシを持ち込んで、作業も最低1人は手伝っていただかなくてはなりません。我々も、他団体の演奏会プログラムにチラシを挟み込まさせていただいているから、音楽愛好家のみなさんに情報を届けることができるのです。持ちつ持たれつの関係ですね。
おかげさまで、市民オペラ「こうもり」の本番が終わりました。ご来場の皆様、ご支援いただいた皆様、大変ありがとうございました。来場者は約770名でした。14時開演でしたが、13時半の会場前から入口を先頭に長蛇の列でしたので会場を15分早めました。自由席でしたので、皆さん早く来て良い席を確保したかったようですね。1階席はほぼ満杯になりました。社会福祉協議会さまを通じての招待チケットで、約10名の子どもたち、約40名のお年寄りのさんがご来場され、2・3階席に座っておられました。川越市長様もご来場されていたようです。まだ舞台や演奏の写真が入手できていませんので、プログラムの表紙でごめんなさい。とりあえずのご報告です。
招待チケットを贈呈させていただいた「川越市社会福祉協議会」について少し書きたいと思います。「社会福祉法」に基づき、設置されている民間団体で、どんなまちにも存在します。全国社会福祉協議会 のホームページによれば、 福祉サービスや相談活動、ボランティアや市民活動の支援、共同募金運動などを行っていますが、福祉サービスは非常に幅広く、保育園や学童クラブなどを経営しているところもありますね。「川越市社会福祉協議会」は川越市の施設である総合福祉センター「オアシス」の中にあって、施設の管理運営を委託されていています。写真は、「オアシス」 の2階フロアの平面図です。体育室、高齢者および障がい者のデイサービス室、機能回復訓練室、日常生活訓練室、特別浴室などがありますね。高齢者および障がい者の皆さんを車で迎えに行って終わったら送り届けます。皆さんも、ヘルパーさんが、大型ワゴンに車椅子のお年寄りを乗せたり下ろしたりしているのをまちで見かけることがあるのではないでしょうか?お風呂に入ったり、運動したり、何か作ったりして楽しんで、また家に帰ります。これが「デイサービス施設」です。「川越市社会福祉協議会」さんは、川越の「福祉のまちづくり」に欠かせない存在となっていますね。
先週の金曜日、川越市社会福祉協議会さんに招待チケットを持参して、打合せをしました。クラウドファンディングでは、高齢者の皆さんや経済的に恵まれない子どもたちにチケットをプレゼントするというリターンを用意しましたが、29名分のチケット提供のご支援をいただきました。私たちはこれに21枚のチケットを独自で寄付することにして、この日、50名分のチケットを持って行きました。川越社会福祉協議会は、川越総合福祉センター「オアシス」という建物の3階にあります。打合せの結果、デイサービス施設に通所されている高齢者の方が100名ほどいるので、そこに声かけしていただくのと、「チアアップ彩たま」という経済的困窮家庭の学習支援や居場所づくりをしている大学生主体の団体に依頼して、中高生に声をかけていただけることになりました。クラウドファンディングは終了してしまいましたが、皆様が演奏会に来ていただくと、 私たちが独自で寄付したチケットの赤字を補填することにもつながります。チケットの購入は以下からオンラインで購入できますので、近隣の皆様は是非とも演奏会においで下さい。http://onkai.starfree.jp/
8/28のキャスト練習の様子です。衣装は着ていませんが、本番さながらに、佐藤先生の指揮に合わせて演技をしながら歌っているのがわかるかと思います。歌はドイツ語で歌いますが、曲の間に入るセリフは日本語です。時々、川越市内の場所がセリフの中に登場しますので、思わず笑ってしまいます。もちろん、ヨハン・シュトラウスさんが、原曲の中に川越を登場させているわけはないですよね(^_^;)演出の直井先生が、川越に寄り添った演出を考えて下さっているので、市民としてはとてもありがたく、まさに世界で1つしかない「川越市民オペラ」になるのではないかと期待が膨らみます!