今回は韓国についての発表の様子を紹介します!
韓国班のメイントピックは格差についてでした。
特に学歴格差・男女格差に関してプレゼンしてくれました。
前回はディスカッションの内容を紹介したので、今回はプレゼンテーションの内容をご紹介!!
§1 学歴格差
そもそも学歴社会とは?学歴社会とは、「その人の社会的地位、収入、さらには評判までもが学歴によって決まる社会のこと」を指します。では韓国における学業の現状は一体どうなっているのだろうか?韓国では教育機関では야자(yajya)という時間があります。このyajyaは放課後学習の時間で22時まで続きます。特別な理由がないと欠席できないので、学生は家に帰るころにはかなり疲れているようです。韓国の学生がどれだけ学習に力を入れているのかわかりますね。
韓国にはSKYという大学群があります。このSKYに属する3大学は韓国の中でも特に優れた大学となり、大学卒業後は大企業に就職ができます。一方でSKYに入学できなかった学生は大企業への就職ができず、苦しい生活を送ることになるそうです。「SKYに入れなかったらチキン屋を営め」という言葉まであるそうですよ。
§2 男女格差
韓国の男女格差はどのようなものなのでしょうか?今回は労働環境と政治に焦点を当てて発表を行います。収入に関しては、男女間で大きな差があります。韓国人男性の平均月収が日本円で約37万円なのに対し、女性は約24万円です。男性のほうが1.5倍の収入を得ています。また、男性の短時間労働者の割合は11%なのに対し女性の短時間労働者の割合は27%と男性の約2.5倍にあたります。政治においてより大きな差があります。男性議員の割合は80%、女性議員の割合は20%になります。韓国はクオーター制を導入し、議会内の男女比率を定めているためこの結果になっていますが、もしクオーター制がなかったらどうなっているのでしょうか?男女格差がさらに拡大してしまうかもしれませんね。
以上が発表の内容になります。日本の問題と似ている点もあるため、夏開催ではこういった社会問題に関しても互いに話し合えたらなと思います!