おはようございます。
放課後等デイサービスBall-Day代表の高橋です。
夏のプロジェクトの話し合い(ブレスト)は2週目に入りました。
曜日によって、利用のお子さんが違うので、
何か決めるためには、どうしても1週間かかってしまうためです。
やってみたいことは、かなり出ました。
しかし、テーマについての意見が少なかったので、
切り口を変えて、話をふることとしました。
メインキャラクター(主人公)を考えることにしました。
出た意見が、昨年のお化け屋敷でも登場した「さだお」。
昨年のことを知っている人には入りやすいとの提案で、
おおむね好意的に受け止めていました。
そのうえで、さだおにどんなことをさせるかを話し合い。
・架空の店をつくって、さだおの食レポ。
・さだおのおぼれないバージョン
・さだおのRPG
・さだおでホラゲー
などの意見が出ています。
そして、さだおのキャラ設定を考えました。
・年齢は小学2年生
・高身長の高収入?
・イケメン
・絵が得意な子たちにはイメージを描いてもらいました。
主人公決めも、先週同様に1週間かけて考えていきます。
ぜひ、お楽しみに!
***(参考)さだおのこと***
以下に、昨年した「お化け屋敷~恐怖の迷子センター~」の設定(プロローグ)を抜粋します。
舞子の海に大きな橋ができるずっと前のこと。
淡路島の北の方に「さだお」という男の子が住んでいました。
さだおの家の前は海。さだおの両親は海でわかめや魚をとって生計を立てていました。
さだおにはコンプレックスがありました。それは泳げないこと。
ある年の夏、さだおは壮大な目標を立てました。
「泳ぎを練習して海の向こう側に行ってみる!」
来る日も来る日もさだおは練習をしました。
そして、挑戦の日がやってきました。
その日は、風がほとんどない静かな一日でした。
目標は舞子の大きな八角形の建物。
「お父さん・お母さんは舞子で待ってて」
といって、さだおは泳ぎ始めました。
波にも負けず、ときにはタコの応援を受けて頑張りました。
しかし、ここは明石海峡。急な流れが有名な場所です。
さだおは、どんどん東に流されました。
しかし、必死に泳ぎ切り、ここ塩屋の浜に泳ぎ着きました。
「すごい、あれがボクの島・淡路島!」
「でも、八角形の建物が見えない。ここはどこ?」
「お母さんは?お父さんは?」
さだおは必死に探しました。
「あ、そうだ!スーパーで親とはぐれたら、ま・ま・迷子センター!」
「どこにもない!迷子センターがあったらお父さんとお母さんに会えるのにな!」
「泳いでおうちに帰る?」
それ以来、さだおを見た人はいません。
でも、この塩屋の海からは夜な夜な聞こえてくるのです。
「ま・ま・迷子センター」