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京都の商人・職人が語った『生活史』をもっと多くの人に届けたい!

京都・中京民商の創立70周年を記念して500冊限定で制作した『京都 中京民商 商人・職人 生活史』。古都・京都のど真ん中で、様々な仕事に携わってきた商人・職人たちが語るそれぞれの物語のおもしろさに、予想を超える大反響をいただきました。この本をより多くの人に届けるために増刷します。

現在の支援総額

341,300

42%

目標金額は800,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/19に募集を開始し、 102人の支援により 341,300円の資金を集め、 2023/07/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

341,300

42%達成

終了

目標金額800,000

支援者数102

このプロジェクトは、2023/06/19に募集を開始し、 102人の支援により 341,300円の資金を集め、 2023/07/25に募集を終了しました

京都・中京民商の創立70周年を記念して500冊限定で制作した『京都 中京民商 商人・職人 生活史』。古都・京都のど真ん中で、様々な仕事に携わってきた商人・職人たちが語るそれぞれの物語のおもしろさに、予想を超える大反響をいただきました。この本をより多くの人に届けるために増刷します。

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 『京都 中京民商 商人・職人 生活史』第2部に「甦れ商人道」と題した文章を寄稿していただいている松尾匡さん(立命館大学教授)より、推薦の文章をいただきましたので、ご紹介します。

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 財界や政府はこのかん、中小企業や個人事業を、「生産性が低い」として「ゾンビ」扱いし、淘汰する路線を進めてきました。海外に出るか、大企業の傘下に入るか、自ら規模拡大するかしなければ、商売畳めというわけです。コロナ禍は政府ブレーンたちによって、そのためのチャンスとされました。消費増税に加えてこれでは、彼らの思惑は成ったも同然と思われました。

 しかしこの本を読んでわかるのは、京都の町の中小個人業者は「どっこい生きてる」ということです。老舗も新参も老いも若きも、「ゾンビ」どころか常に生き生きとコミュニティの生活を支えてきた姿。苦しいコロナ禍下でも、場合によっては瀕死のダメージを受けながら、やはり懸命にコミュニティの生活を支えて淘汰路線にブレーキをかけている姿。この町は、大企業の支配者の一方的差配ではなく、ひとりひとりが主人公となった日々の営みでつくられているのだということがわかります。

松尾匡(立命館大学教授)

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