ガラスの魅力ってなに??
みなさんが考える「ガラスの魅力」はなんですか?
もちろん人によって答えは様々だと思いますが、今回ガラスの魅力に迫るため、贈り物応募企画の「ガラスの薔薇」の制作を担当した林拓緯さんにお話をお伺いしてきました!
きっかけはテレビで目にしたガラス職人
高校時代、高齢になっても現役で活躍するガラス職人をテレビで目にし、「自分も歳をとってもこの人みたいにかっこよく仕事をしていたい」と思い、ガラスの道に進むことを決断した林さん。
秋田の大学を卒業後、富良野のガラス工房で8年間働き、堺町にある現在の工房を構えました。
正解がないから難しい
独立して6年、「ガラスの技術は先人たちの苦労の積み重ね。でも、それをそのまま使うのではなく、『なぜ違うやり方をしなかったのか』『今の技術を使って新しいことができないか』など、日々考えながらガラスを作っている。思ったようにできないこともあれば、ダメだと思っていたら意外と上手くいくこともある。正解がないから難しい」と話しつつも、その難しさがあるからこそ生まれる探究や挑戦におもしろさを感じているようにも思えました。
大切なあの人に贈る ガラスの薔薇
今回「ガラスの贈り物応募企画」のオブジェとして制作したガラスの薔薇には、「正解がない」というガラスの難しさでありおもしろさが表現されています。
林さんが当初考えていたのは、花びらの部分を不透明にすることでしたが、花びらの重なりがうっすら透けるようにする方がしっくりきたことから、当初の想定を変更し透明感を出しました。その結果、入り込む光によって花びらが様々な表情を見せ、見れば見るほど植物としての生命力や神秘性が感じられます。
また、オブジェの土台になる部分には、細かく割ったガラスを混ぜ合わせることでキラキラと輝き、繊細でありながらもを凛とした存在感を放っています。
応募は当日会場で
1個限定で用意したクラウドファンディングのリターンは受付終了となりましたが、同様のものを小樽がらす市当日会場で展示するとともに、感謝の気持ちとともに贈りたい人を募集し、後日一名にプレゼントします。
応募用紙は会場に設置するほか、ホームページでもダウンロードできますので、ぜひ当日会場でご応募ください!