こんにちは、ソプラノ歌手のAsamiです。
おかげさまで、こちらのクラウドファンディングがはじまって1週間を迎えました!
ご支援くださったみなさんのコメント一覧をみると優しさにあふれていて、頬がゆるみます♪
ありがとうございます。
さて、前々回の活動報告にて、しもんさんが
「上手なピアニストの条件はピアノを ”歌” として表現できること」と書いてくれました。
こちらから→ https://camp-fire.jp/projects/677907/activities/498826#main
歌手は【最も状態の変わりやすい楽器】と言えるかもしれません。
例えばピアノであっても材質の大部分が木であることから湿度などによる変化があったりするのですが
気温、睡眠、栄養、気分(笑)など、
些細なことで「状態が」変わりやすいのが歌手です。
(実際筋肉は感情によってもかたさが変わるし、声色によって表現に適した肉の状態というのはあると思います。)
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「上手い歌手の条件」については考えてみても1つにしぼることはできませんでしたので
今日は、「良い状態の共演」について話してみることにしました。
歌手は余程のことがない限り1人で演奏することはありません。
その中で、私が「良かった」と歌っていて思うのは「相手が放たれた瞬間を見れた時」です。
ありがたいことに普段指揮者もピアニストも音楽だけでなく共演する歌手をすごく大切にしてくれるのですが、それでいて
私の好きな共演者としてのピアニストって「全然"伴奏者"じゃない」んです。
確かに息が【あっていく】瞬間は最高ですが、でも私も音楽にリアクションしたいし、
だから合わせていて欲しいわけじゃないというか…
伝わりますか?笑
馬に乗っている人の状態ではなく、戯れながらもそれぞれが走っている馬であるような状態。
↑馬は繊細でありながら、結構みんなマイペース(イタリア・メラーノ)
イタリアでもよく、共演者と肩を組みながら『演奏中どちらかに何かがあったらもう片方が骨を拾おうね』と言って笑ったものです。
もちろん本番でめちゃくちゃなことが起こるわけではない(はず)ですが
同じ「楽譜」という作曲家からのお手紙を通しても、その瞬間やその組み合わせにより違うものが生まれるからこそ音楽はおもしろい。
主聞さんはとてもアカデミックな部分もあるけれど、少ない時間でも野生の音楽家のかおりもそこはかとなく割と強めに感じるので
横浜と、札幌と、それぞれどんな時間になるのか、今からとても楽しみです。
4月のコンサート日程が決まるのは10月ですが、半年前に日時・場所が決まります。
もうすでに来てくださる方もいらっしゃり、ホールで待ち合わせをするような気分でわくわくしています。
コンサートがお好きな方も、またコンサートは今回が初めてになりそうという方も…
一緒に音楽を、囲みませんか?
迷っているあなたもぜひ、ご支援をお願いいたします。
お天気に波がありそうですが、お身体大切に
よい日曜日をおすごしください。