当プロジェクトにご支援・ご協力くださいまして、誠にありがとうございます。おかげさまで、7月31日にクラウドファンディングを無事終えることができました。全期間の支援者数と支援総額は下記のとおりです。支援者数:152名様支援総額:1,507,610円(目標金額:1,000,000円)また、期間中の推移は下記のとおりです。☆リターンにつきまして☆リターンのお届けは下記の日程を予定しております。できる限り予定どおり進めさせていただきますが、大変多くのご支援をいただきましたため、万が一、リターンのご提供に遅延が生じる場合は、ご連絡をさせていただきます。『星の王子さま』第21章で、王子さまが来る時間が近づくにつれて、キツネがうれしくてそわそわしてしまうシーンがあります。目に見えない時間が、王子さまに会うという幸福の価値を高めてくれているんですね。Plus l'heure avancera, plus je me sentirai heureux.時間が経つにつれて、おれはだんだん幸せな気持ちになる。これと同じように、皆様もリターンが届くのを、そして移動型書店が完成するのを、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。☆2023年8月までにお届けするリターン☆・【お礼メール】(500円〜)・【お礼状】(2,000円〜)・【お礼状】+【L'Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】(5,000円〜)☆2023年9月までにお届けするリターン☆・「渡り鳥コース」:【お礼メール】+【アンケート参加権】(1,000円〜)・【お礼状】+【L'Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】+【選書サービス(解説付き)】(10,000円〜) ※事前に、希望される選書方法などをメールでご連絡させていただきます。・【お礼状】+【L'Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】+【「Librairie B612」2号店出店権】(50,000円〜)☆2024年1月までにお届けするリターン☆・「44回目の夕陽コース」:【お礼メール】+【移動型書店にあなたの描いた「星」を載せる権】(5,000円〜) ※事前に、「星」のデータの送付方法などをメールでご連絡させていただきます。・【お礼状】+【L’Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】+【移動型書店での販売権(1箱分)】(30,000円〜) ※事前に、委託販売方法などをメールでご連絡させていただきます。・【お礼状】+【L'Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】+【移動販売車への広告掲載】(50,000円〜) ※事前に、掲載見本などをメールでご連絡させていただきます。・【お礼状】+【L'Amusette(ラ・ミュゼット):お楽しみ本】+【移動型書店呼び出し権】:(100,000円〜) ※事前に、訪問日や訪問場所などの調整のためメールでご連絡させていただきます。☆クラウドファンディングを終えて……☆このクラウドファンディングは、サン=テグジュペリが行方不明になった日(7月31日)を終了日に設定しておりました。この日に設定したのは、下記のような、サン=テグジュペリの最期をひとりでも多くの方に知っていただきたかったからです。----------『星の王子さま』がニューヨークで出版された(1943年4月6日)1週間後、戦線に復帰するため、サン=テグジュペリは北アフリカへ向かいました。そして42歳で再び参戦。1944年7月31日、サン=テグジュペリは晴天の空へ偵察飛行に飛び立ち二度と帰ることがありませんでした。サン=テグジュペリが行方不明になった約1か月後、パリは解放され、やがて終戦を迎えました(平和を願い続けたサン=テグジュペリは、そんなパリの姿を見ることはありませんでした)。消えたサン=テグジュペリを多くの読者が「星の王子さま」のように消えたと思ったそうです。しかし、1998年にサン=テグジュペリのブレスレットが海中から見つかりました。それがきっかけになって2003年、彼が乗っていた機体が引き上げられました。60年ぶりにサン=テグジュペリの飛行機がフランスに帰ってきたとき、フランス人はまるでサン=テグジュペリ自身が帰ってきたかのように喜びました。さらに2008年、サン=テグジュペリの飛行機を撃墜した人が明らかになりました。ドイツ空軍のパイロットでした。そのパイロットは少年時代、サン=テグジュペリの作品を読みパイロットに憧れました。撃墜して数日後、それがサン=テグジュペリの飛行機だとわかって、彼は二度と飛行機を操縦することはなかったそうです。----------サン=テグジュペリが『星の王子さま』を書いてから今年で80年が経ちますが、いまだ世界に戦争は絶えません。私たちは単に『星の王子さま』が好きだから今回のプロジェクトを立ち上げたのではなくて、サン=テグジュペリが作品に込めたメッセージを多くの方が受け取ることで、少しでもよい世界にしたいと思っていたから、このプロジェクトを立ち上げたのです。『星の王子さま』は単なる童話ではありません。世界548の言語に翻訳されていることには理由があります(このクラウドファンディング期間中に3言語増えました)。それは、世界中多くの人々が共通して持っている、生きていくために必要な「大切なこと」が書かれた本だからです。今回のプロジェクトを通して、ひとりでも多くの方に、サン=テグジュペリが作品に込めたメッセージをお届けできていれば幸いです。



