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超貴重な「パンチカード式工業用ミシン」を博物館へ! 動く姿を次の世代に届けたい!

町工場で大切に使用されていた工業用ミシンが貴重なものと判明し、博物館から寄贈を承諾いただきました!しかし、輸送費や整備費などで多額の費用が発生し、寄贈するには費用不足となっています…。町工場刺繍の歴史と情熱を未来に残すため、ぜひご支援ください!

現在の支援総額

10,000

1%

目標金額は850,000円

支援者数

1

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/07に募集を開始し、 1人の支援により 10,000円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

10,000

1%達成

終了

目標金額850,000

支援者数1

このプロジェクトは、2023/07/07に募集を開始し、 1人の支援により 10,000円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

町工場で大切に使用されていた工業用ミシンが貴重なものと判明し、博物館から寄贈を承諾いただきました!しかし、輸送費や整備費などで多額の費用が発生し、寄贈するには費用不足となっています…。町工場刺繍の歴史と情熱を未来に残すため、ぜひご支援ください!

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ご無沙汰しております。更新が滞っており申し訳ございませんでした。さて、遡ること7月13日(木)、工業技術博物館に技師様をお招きし、[工業用ミシンTMB-110] の展示準備・動作確認を実施していただきました!今回は、刺繍用ミシン整備経験の豊富な技師様と、長らく刺繍業を実施されてきた刺繍会社代表様のお二人にご協力いただきました。* * * * * * *今年1月まで稼働していたとはいえ、トラックによる輸送の影響やモーターの回転向きが不明確など、いくつか不安要素がある中で稼働テストがスタート。①電源確認まずは整備経験のある技師様に、モーター部分を丁寧に確認していただき、無事電源を入れることができました!②実演用パンチカード転写次に、実演に使用できるパンチカードも限られているため、誤動作での破損が無いようカードの実物からコピーを作成する転写機の動作を確認。最初はカードのセット方法が分からず、一度かみ合わせがおかしくなりかけましたが、何とかカード転写も成功しました!元の町工場で40年前の記録媒体を使い続けられたのも、この転写機があったおかげです。③いよいよ刺繍動作チェック下準備が整ったところで、いよいよミシンでの刺繍動作を確認します。心臓部であるジャガード読み取り部分(表紙写真)に念入りに油をさし、パンチカードをセット。刺繍業を生業とされている技師様から、ミシン糸のかけ方や刺繍枠の使い方も教わり、いざ実際に刺繍動作へ!上記動画が、実際に刺繍機を動かしてみた様子です。スイッチを入れたところ、驚くほどスムーズに動作してくれました!この動画では、パンチカードの動きが分かるよう、敢えて裏側から撮影してみました。画面左手奥にちらっと見えたのがジャガード読取機です。カードに記録された座標情報に則り、布をセットした刺繍枠が動いているのが分かるでしょうか?ジャガードの穴を金属棒が読み取る「カチカチ」という小気味良い音と共に、紙に穴が開いただけのカードから、実際に刺繍が生まれていく様は感動的でした!* * * * * * *そして実際に出来上がった刺繍がこちら。今回は元のデータが靴下へのワンポイント刺繍用だったので、市販の無地の靴下に刺繍してみました。1月まで製品製造していたので当たり前といえば当たり前ですが、まるで既製品のような仕上がりに!校章元パンチカードご提供:錦城学園高等学校様これで晴れて、博物館での実演展示が可能になりました!!多くの方々のご協力のおかげで、大切にしていたミシンが新たな活躍の場を得ることができ、とても喜ばしい1日になりました!===================今後の実演方法やスケジュールなどは、博物館とさらに調整を進めていく予定です。プロジェクト終了後に展示・実演詳細が決まった場合は、ご支援いただいた方にリターンとして詳細メッセージを送付させていただきます。プロジェクト終了までもうあまり日が無いですが、最後までご支援をよろしくお願いいたします!!


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ご報告が遅くなり誠に申し訳ございません…去る6月28日、都内某所の町工場から埼玉県の工業技術博物館へ、[工業用ミシンTMB-110] の輸送が完了いたしました!使用していた町工場では既に工業用電力を切ってしまっていたので、動作チェックのためにもまずは動力の確保を、ということで、先に博物館側にミシン本体の輸送を行いました。当日は、普段ミシンを専門に輸送されている輸送業者様にお願いし、せまい町工場の一角から運び出しを実施。工場のある路地まではユニック車が入れないので、工場から大通りまでは台車に載せて運んでいただきました。かなりの重量物であることに加え、工場の入口は人が3人並んでちょうどぐらいのサイズしかなく、10時から作業開始しても、ユニック車に積み込むことができたのは13時ごろ。それでも昼過ぎには長く稼働した町工場を離れ、ミシンはトラックの背に載って博物館への旅路に着きました。* * * * * * *同日15時ごろ、無事にミシンが博物館に到着!私も電車で博物館まで追いかけ、設営作業の見学と博物館側との打ち合わせを行ってきました。博物館は巨大な体育館のようになっていて、なんとユニック車でそのまま館内中央に侵入し、そこでミシンを降ろすことができました。降ろしてからは再び台車に乗せ、展示場所まで運んで設営!町工場ではあれだけ存在感のあったミシンですが、ここにくると他の機械の間でなんだか小さく見えます。工業技術博物館内に設置されたミシン電源のチェックや動作確認は経験のある技師様が来てからでないと危険ということで、今回は輸送だけでお開きとなりました。とにかく、無事に輸送が完了し一安心です!===================今後は、詳しい技師様をお呼びして整備と動作確認を行なっていただく予定ですので、またSTEP2,3実施完了しましたらご報告させていただきます!なお、輸送費の支払いはお待ちいただいている状態なので、関心を持たれた方はぜひご支援をよろしくお願いいたします!!