9月18日、復曲能を観る会東京公演〈不逢森〉を大勢のお客様をお迎えして開催することができました。同人一同、心より御礼申し上げます。登場人物の父娘の思いに心を寄せてご覧くださった方が多く、アフタートークも終わったばかりの舞台のご感想を皆様と共有する場になりました。今後ともご支援何卒お願い申し上げます。
復曲能を観る会 加藤眞悟 長谷川晴彦 古室知也 奥津健太郎
SNSにたくさん感想を発信していただきました。一部を抜粋してご紹介いたします。
「復曲能「不逢森」今までになく、能を楽しめました。」
@MomokoNaniwa さま
「素晴らしかった。復曲してくださって、ありがとう。という気持ちいっぱいで終了」
@DanaeDanae さま
「復曲能「不逢森(あわでのもり)」を観てきました。しばし浮世を忘れ異空間へ。終演後のアフタートークでは、面や装束の解説も。すばらしい公演でした! 」
@barao_h さま
~ 復曲能〈不逢森〉あらすじ~
鎌倉・亀江谷の商人(父)は昨年春から京の都に上り、今年の秋になっても戻りません。娘は父に逢いたさに都への旅に出ますが、長旅の間に体調を崩し、尾張国萱津宿で命を落とします。奇しくもその日、商人は同じ萱津宿に泊まり、亡くなったのは娘であることを知ります。嘆き悲しむ商人は萱津の森の僧とともに娘を弔い、反魂香を焚きます。煙の中に娘の姿を見た商人は袖にすがろうとしますが、煙とともに再び娘の姿は消えてしまうのでした。謡物の最高峰として伝わる乱曲〈反魂香〉は本曲の一節です。
公演DVDをご用意しました
<不逢森> 公演DVD を今回のクラウドファンディングのリターンとしてご用意しました。(クラウドファンディング特典として当理事メンバー4人のサインを入りでございます)当日ご覧いただけなかった方、再度公演をご覧頂きたい方はぜひよろしくお願いいたします。
また次回の名古屋公演 復曲能<大磯>(12月16日)のS指定席5列目のチケットもリターンになっております。重ね重ねよろしくお願いいたします。