はじめまして。マルカ高橋水産の髙橋と申します。
当社は宮城県石巻市でタコを加工・出荷している、水産加工メーカーです。
これまでスーパーや飲食店にタコを販売してきましたが、一般のお客様に直接タコをお届けしたいと考えプロジェクトを立ち上げました。
これから皆さんが持つタコの概念を一変させるすごいタコをご紹介します。
まずは百聞は一見に如かず。こちらをご覧ください。
いかがでしょうか?この美しさ。
もちろん美しいだけでなく味も最高品質。「ぶっ飛ぶほど美味しいタコ」 です。
と言っても、タコなんてどれも一緒なんじゃないの?とお思いの方も多いと思います。
今回は私たちのタコが、なぜ美味しいのか?を中心にお話しさせてください。
少し長いですがどうかお付き合いください。
タコという食材は、本来身が柔らかく、それでいて肉厚で、甘みがあるのが特徴です。
一方で、皆さんの印象とは必ずしも一致しないのではないでしょうか?
皆さんが目にすることの多い一般に流通しているタコは、アフリカ沖で水揚げした後、冷凍された状態で数ヶ月かけて日本に輸送されているため、鮮度が落ち、タコ本来の素材の良さがなくなってしまっていることが多いからです。
タコは水分を多く含んだ食材ですが、水分の多いタコを冷凍すると内部に強い圧力がかかりタコの細胞が壊れてしまいます。
細胞が壊れた状態で解凍すると水分と一緒に旨み成分が出てしまい、結果的に “旨み成分の少ないタコ“ になってしまいます。
せっかく美味しいタコの良さを最大限生かせる方法はないか、試行錯誤の末、マルカ髙橋水産はタコを生きたまま加工することで、タコが本来持っている “旨み成分をそのまま閉じ込めたタコ“ を製品化することにしました。
原材料費は高くなりますが仕入れ先を日本国内の北海道や三陸沖で水揚げされるタコに限定して、水揚げされた後は生きたまま輸送し、当社到着後は数日間タコ専用の生け簀で輸送中の疲れをほぐした後で加工しています。
この製品は本来ならば冷凍せずにお届けしたいのですが、お客様が食べたいときに食べられるように配送時には冷凍せざるを得ません。
この相いれない二つの要件を、細胞を壊さない高性能の凍結機を使うことで解決させました。
私たちの活タコ製品は凍らせても、一度も凍らせていない製品とほとんど変わらない美味しさを提供できます。
この独自製法は非常に珍しく一つ自慢させてください。
これはタコの断面図なんですが、真ん中の白い芯の周りにある半透明の部分をご覧ください。
これぞ生きたタコを加工して作った証で、鮮度の証明であり私たちの誇りです。
小さな違いに見えるかもしれませんが、この半透明は私たちが美味しさを追い求めた先にあった勲章なんです。
冷凍タコを加工して作った製品はこの半透明がないので、他のタコと見比べてみてください。
■活タコの炙り焼き 一本足
活タコの足を、一本まるごと超高温の直火で焼き上げました。こちらは味付けしておりませんのでお好みのタレでお楽しみいただきたいのですが、せっかくなのでマルカ流をお試しください。
【マルカ流の食べ方】
一、わさび醤油とポン酢を交互に食べるべし
二、半分食べ終えたら、ごま油+塩につけて食べるべし
味・食感はもちろん、見た目のインパクトも絶大で、ご自身へのご褒美にするも良し、大切な人への贈り物やホームパーティー用のお持たせなど、幅広くご活用いただける商品です。この時期であれば、バーベキューで最初の食べ物が焼きあがるまでの間にひと盛り上がり作れるかもしれません。
■”しっとり” 活タコの旨味蒸し 一本足
活タコの足を一本まるごと蒸しあげました。
噛めば噛むほどににじみ出る旨み。その理由は新鮮な活タコを蒸してギュッとタコの旨みを閉じ込めているから。
マルカのタコでしか味わえない、しっとりとした舌触りと、しっかりとした歯応えをお楽しみください。
【マルカ流の食べ方】
一、まずはそのまま食べるべし。
二、三分の一を食べ終えたら、わさび醤油とごま油+塩で交互に食べるべし。
三、最後の一口は、上から醤油をかけて七味唐辛子をふりかけて食べるべし。
しっとりとした舌触りと、しっかりとした歯応えをお楽しみください。
こちらの商品も、ご自身へのご褒美、贈り物、お持たせなど幅広くご活用いただけます。
■活タコ二味セット
『活タコの炙り焼き 一本足』 と 『”しっとり” 活タコの旨味蒸し 一本足』の2本セットです。
※ふたみセットと読みます。
インパクトのある、活タコの足を二本セットにした贅沢な商品です。
大切な人への贈り物やホームパーティー用のお持たせなど、ご活用ください。
■活タコ三昧セット
最後にこの時期限定の特別商品です。
『活タコの炙り焼き 一本足』 と 『”しっとり” 活タコの旨味蒸し 一本足』の2本に加え、『”季節限定の贅沢” 真ダコまるごと一尾蒸し』をお付けします。
※ざんまいセットと読みます。
三陸沿岸部で水揚げされる真ダコを一尾丸ごと蒸しあげました。
皆様が知っているタコの姿1匹丸ごとをご家庭で目にしていただくことができ、ミズダコ(※1)とはまた違った国産真ダコ(※2)ならではの弾力のある食感をお楽しみ頂けます。
※1:『活タコの炙り焼き 一本足』 と 『”しっとり” 活タコの旨味蒸し 一本足』の原料はミズダコを使用しております。
※2:『”季節限定の贅沢” 真ダコまるごと一尾蒸し』は真ダコという別種類のタコを使用しております。
【”季節限定の贅沢” 真ダコまるごと一尾蒸し マルカ流の食べ方】
一、まずはそのまま足、頭共に食べるべし
二、三分の一を食べ終えたら、わさび醤油とごま油+塩で交互に食べるべし。
三、三分の二を食べ終えたら、白だしで揉み、片栗粉をつけて、油に1分程入れて唐揚げで食べるべし
真ダコは仕入れに限りがあり、限定50品とさせてください。
しっとりとした舌触りと、しっかりとした歯応えをお楽しみください。こちらの商品も、ご自身へのご褒美、贈り物、お持たせなど幅広くご活用いただけます。
真ダコの解体方法は別途動画を公開予定ですのでご安心ください。
■目安量
全商品4~5名で「おかず」や「おつまみ」としてお召し上がるのに最適な量です。
8時間チルド庫で解凍をして下さい。解凍後はそのままお召し上がりいただけます。
流水解凍をすると旨みが流れ出してしまうため、庫内解凍をお願いします。
(ベストな状態で召し上がっていただくため、ご協力ください)
そんな美味しいタコを作っているのがマルカ高橋水産。宮城県石巻市の雄勝という小さな町にあります。
ここは天然の好漁場として古くから養殖業が盛んな水産の町です。
元々はさまざまな水産物を扱う会社で、震災前は鮭、タコ、タラ、サーモン、イカなどを魚市場や飲食店に届けておりました。
昭和63年の創業以来、地元の従業員と共に歩んできた会社の歴史は私たちの誇りです。
津波によって、工場はすべて流されてしまいました。
震災から2週間は家族と連絡もつかない状況が続き、ようやく家族に会えた時、社長である父がまっすぐ会社の再建だけを考えている姿を見て、この会社を自分も守っていきたいと思いました。
後になって父から聞いたのですが、今まで取引のあった飲食店や魚市場の方から「マルカ高橋水産のタコや魚がないと美味しい料理が作れないから頑張って欲しい」という言葉に勇気をもらい、前を向くことができたそうです。
工場を再建し営業を開始していく中で、自分たちが加工してきた水産物の美味しさに改めて気付かされ、何度も救われたと話していました。
私が会社に戻ってきてからは、活タコの加工を主軸とする体制に切り替えました。
そして、売上が震災前に戻りかけようとした時に、コロナウイルスがやってきたのです。
度重なる緊急事態宣言の影響を私たちも大きく受けました。
震災後、主に取引をしていたのは飲食店でしたが、その飲食店からの注文が激減したのです。
そこで、新たな販路としてスーパーに私たちの活タコ商品を置いてもらえるよう営業を行いました。
ようやくスーパー向けの販売が軌道に乗ってきた頃、今度は物価高の影響で仕入れているタコの原価が高騰し始めました。
スーパーへの販売は、安く大量に売ることで成り立っていましたが、原材料費が現在進行形で高騰している今、私たちは、事業の見直しを迫られています。
事業を継続するため課題の洗い出しと打ち手の議論を重ねた結果、今私たちが行うべきことは “お客様へ商品の価値を正しく提案し、直接届けること “ と考え、今回のプロジェクトの立ち上げを決断しました。
最後に私の夢をお話しします。
今、日本では魚食文化が薄れていると言われています。
理由は色々あると思うのですが、そのうちの一つに日本人が本当に美味しい魚を食べていないからだと思っています。日本近海にこんなに美味しい水産物があるのにです。
都会から雄勝に遊びにきた人たちに地元の水産物を食べてもらうと、魚がこれほど美味しいものだとは知らなかったと口を揃えて言ってくれます。
その度に、私の知っている水産物の美味しさを他の人にも知ってもらいたいと強く思います。
その第一歩として、まずは私たちが作っているぶっ飛ぶほど美味しいタコを皆さんに召し上がって欲しいです。
ご支援、よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<スケジュール>
7/28(金):プロジェクト開始。
8/11(金):プロジェクト終了。
9月中:商品発送完了。
※リターンに必要なタコは定期的に仕入れを行っており、基本的にはご注文から数日で商品化、発送可能です。
※自然の恵みを使った商品の性質上、不漁による配送遅延の恐れがございます。
その場合、遅れが判明した時点でご連絡で皆様にはご報告させていただく所存です。
最新の活動報告
もっと見るリターン納品予定日のご報告
2023/08/25 18:24ご支援いただいた皆様お世話になっております。マルカ高橋水産の高橋です。先日は弊社プロジェクトにご支援くださりありがとうございました。「9月」とご案内していたリターンをご納品できる目途が立ったためご連絡させて頂きます。■スケジュール配送完了日:8/30(水)納品予定日:8/31(木)~9/2(土)食べ方などご不明点があればお気軽にご連絡ください。以上でございます。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
美味しく食べていただくための大事なお知らせ第二弾
2023/08/11 14:42皆様、こんにちは。髙橋です。昨日に引き続きお騒がして申し訳ありません。美味しく食べていただくためのお知らせ第二弾です。【大事なお知らせ第二弾】おススメの食べ方、タレについてです。このプロジェクトでは、3種類の味の活タコ製品をご用意いたしました。せっかくですので、マルカ流の食べ方を紹介させてください。■活タコの炙り焼き 一本足 一、わさび醤油とポン酢を交互に食べるべし二、半分食べ終えたら、ごま油+塩につけて食べるべし■”しっとり” 活タコの旨味蒸し 一本足一、まずはそのまま食べるべし。二、三分の一を食べ終えたら、わさび醤油とごま油+塩で交互に食べるべし。三、最後の一口は、上から醤油をかけて七味唐辛子をふりかけて食べるべし。■”季節限定の贅沢” 真ダコまるごと一尾蒸し一、まずはそのまま足、頭共に食べるべし二、三分の一を食べ終えたら、わさび醤油とごま油+塩で交互に食べるべし。三、三分の二を食べ終えたら、白だしで揉み、片栗粉をつけて、油に1分程入れて唐揚げで食べるべし 余談ですが、この食べ方をすると毎回「ぶっとぶ!」という心の声が聞こえてきます。プロジェクトのサムネイル画像にある「ぶっとぶほど美味しい」は私の心の声だったのです笑 もっと見る
美味しく食べていただくための大事なお知らせ第一弾
2023/08/10 18:30サポーターの皆様、こんにちは。髙橋です。まもなくこのプロジェクトの締め切りを迎えますが、製品を受け取っていただく皆様に大事なお知らせがあります。【大事なお知らせ第一弾】それは製品の解凍方法です。製品受け取り後、冷蔵庫内のチルド庫に置いてください。チルド庫で8時間置けばそのまま召し上がっていただけるようになります。火を通したり温める必要はございません。念のため開封する前に、タコを触って解凍されているかご確認ください。 ※冷凍が残っている場合、手で触るとわかります応援してくださった皆様には、ぜひとも製品を最高の状態で召し上がっていただきたいと思っています。お手間だとは思いますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ※同じ内容を、製品に同梱するリーフレットにも記載しておきます。 もっと見る
元々タコが好きですが、タコ一尾まるごとはすごい! 楽しみにしています。