こんにちは、PLAS代表の門田瑠衣子です。
昨年挑戦したクラウドファンディング「「12歳で母に」早すぎる妊娠を防ぐ!ケニアの女の子の未来をつくる新たな挑戦」にご支援と応援をいただき、誠にありがとうございました。
みなさまのご支援により、早すぎる妊娠を防ぐ事業(SRHR事業)を継続することができています。今年のプロジェクトページに1年間の活動の様子を掲載していますので、ご一読いただけますと幸いです。
PLASでは、7/16からクラウドファンディング「自分の体と未来は僕たち、私たちが決める ケニアの若者が広める性教育を応援したい!」をスタートしました。
▼プロジェクトページはこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/686813
今回のクラウドファンディングでは、ケニアの若者が広める性教育で女の子たちの早すぎる妊娠を防ぐ事業の活動資金を募っています。
目標金額は【200万円】実施期間は8月31日(土)23:59までの46日間です。
※すでにご支援いただいたにも関わらず、ご案内が重複してしまいましたら申し訳ございません。
11歳で妊娠した女の子
この活動を始めるにあたって、私たちは地域の6つの医療施設と提携をしています。
そのうちの一つのヘルスセンターで、施設責任者と会議をしていると「11歳で妊娠した女の子がこの前来たの」と暗い表情で話をしてくれました。
部屋の空気が一瞬にして重くなり、私は言葉を失いました。
11歳の体はまだ未発達で妊娠・出産には健康リスクが伴います。
もちろん体だけでなく心の負担も大きいです。変化していく体への戸惑い、学校に行けば差別や偏見にさらされることもあります。学校に通い続けられるだろうか、将来どうなるんだろうかと、たくさんの不安が女の子にのしかかります。
こうした早すぎる妊娠の背景には、さまざまな要因があります。
・正しい性に関する知識を持っていない
・男性優位な価値観が地域に根強く、例えば男性に性交渉を迫られた際に女性が「No」と言えない
・貧困から、学用品などをもらうために性交渉に応じてしまう
立ち上がった子どもたち
私たちはこうした現状に対して、子どもたちが正しい性の知識を持ち、自分の行動を自分で決められるように啓発活動を行っています。
この活動の特長は、若者自身がリーダーとなることです。
彼らはPLASの支援により研修を受け、その学びを他の子どもたちに伝える役割を果たしています。
子どもの頃、心や体の変化について、性について、親や先生には言いにくいけど、友だちとなら話せる、相談できると思ったことはありませんか?
同世代から同世代へ伝え、正しい知識を教えるリーダーたちは「ピア・エデュケーター」と現地で呼ばれています。ピア=同世代に、エデュケーター=教える人という意味です。
ケニアの若者たちが同世代のために立ち上がり、地域の子どもたちに共感を呼び起こし、効果的に知識を広め、行動を変えようと働きかけているのです。
彼らの情熱と勇気が、新たな未来を切り開くことを信じて、私たちは伴走しています。
未来への希望をクラウドファンディングでつなげる
今回のクラウドファンディングでご支援いただいたご寄付は、ケニアの若者たちが広める性教育を通して、早すぎる妊娠を防ぐために使われます。
ピア・エデュケーターたちは、地域の子どもたちに性教育を行い、医療施設や学校とも連携して同世代に啓発活動を届けます。医療施設にはコンドームや緊急避妊薬などの設置を支援し、必要な時にだれでもアクセスできるようにします。また、保護者や地域の大人たちにも啓発活動を行い、子どもたちを支える環境を整えます。
私たちの目標は200万円。
ケニアの子どもたちが、自分の体と未来を自分で決められる社会となるように、応援・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
▼プロジェクトページはこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/686813
7/25のランチタイムに開催!クラウドファンディング・トークイベント
当日は、この事業の特徴でもある「ピア・エデュケーター(意欲のある地域の15~18歳の子どもたち21名)」の様子を中心に、1年間の事業の成果や2年目からの新しい取り組みについて、事務局長の小島からお話しさせていただきます。
事前お申し込みが不要なので、お昼を食べながら、お気軽にご参加ください。みなさまのご参加をお待ちしております!
■イベント概要
PLASチャンネル特別回 「 自分の体と未来は僕たち、私たちが決める ケニアの若者が広める性教育を応援しよう!」
登壇者:事務局長 小島 美緒
日時:7月25日(木)12:15~12:45
場所:Youtubeライブ(無料・事前登録不要)
▼ご視聴はこちらから
https://youtube.com/live/idiNqsrFiN4?feature=share