ご支援頂いた皆様お久しぶりです!
2024年に入ってからも沢山のご縁に恵まれアートの可能性をワクワクしながら模索する日々が続いております。
自分が表現したい世界観が深まり、ついに次の個展を開催することを決めました!
次回開催の個展については別途活動報告で皆様にお伝えしますので今しばらくお待ちください。
本日は明日から開催する3日間の壁画公開制作のご報告をさせて頂きます。
実はたまたまのご縁で頂いた壁画制作のお話。
北海道新聞社様のビル内にある「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」という コワーキングスペースの中で壁画を描かせて頂くことになりました。
かなり大きなスペースに壁画を描くことになるので、私にとっても初めての大きさ。
今から楽しみすぎます。
明日からの3日間はある以下のストーリーを踏まえ表現活動にあたります。
まず今回の壁画制作にあたってJAPAN AX PROJECT株式会社様に制作協力をして頂いております。壁画制作の塗料を全面的に提供して頂き納得のいく作品制作を目指すことができることに本当に感謝いたします。
企業ホームページ
※https://www.axpjt.com/
【コンセプト】
北海道新聞社の移転に伴い2024年5月末日に完全クローズし、いずれ、建物ごと取り壊されるというストーリーを通して表現の核となるのは「消滅」。DRAIVEという場所が、2020年7月のオープンから今日までの約4年間でつくられてきた沢山のストーリーとともにクローズを迎えることとなる事実からインスピレーションを得て制作にあたります。
【制作プロセス】
4年という歳月の中でDRIVEという場所が関わる人にどのような影響や感情を創造していったか。表現の種を探すため、制作にあたってはDRIVEの運営スタッフと、ご利用者様からの「対話」を通し、より理解を深め2月23日~25日の3日間で制作にあたります。
【今回の壁画制作にあたっての想い】
出会いがあれば別れがある。創造があればまた、消滅もある。
諸行無常という言葉で表されるように、世の中は永遠に続くモノは何一つ存在せずにすべて移り変わっていくものだと感じます。
当たり前のことですが日常を何気なく生きていると、その普遍的な流れをふと忘れてしまう瞬間や、目を瞑りたくなってしまう瞬間があったりしますがその大きな流れの中にいる事を感じ、目を背けずに「今この瞬間存在できていることのありがたさ」を大切に感じることに私自身重きを置いて生きています。
無くなってしまう儚さを感じるからこそ、この瞬間に存在するすべての物事を美しく、そして関わり合うすべての存在に感謝と愛情をこめて捉えられるのかもしれません。
今回はそういった自身の感覚を大切に「SAPPORO Incubation Hub DRIVEが無くなること」の「美しさの表現」を壁画で追求していきます。