駒場小空間の舞台を考えてみよう! やりました!
1/28に元劇団綺畸の遠藤周さん、竹中信乃さんを講師として迎えた『駒場小空間の舞台を考えてみよう!』を開催しました!講師のお二人の経験から編み出されたフレームワークに沿って架空演出レジュメの舞台プランを考えました。
内容
駒場小空間の舞台を考えてみよう! は以下のような内容でした。
自己紹介&好きな舞台美術の紹介
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フレームワークの紹介
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『山月記』をテーマとした架空レジュメの舞台プランを考えてみよう
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みんなに発表!
舞台美術を考えるときどうしてもたくさんのことを一挙に考えてしまいがちで、どの順番で何を考えればいいのか、何を大切にしなければいけないのかを見失いがちです。また、舞台セクションにあまりなじみのない人とのコミュニケーション面で悩まされることが多い印象です。遠藤さんと竹中さんが紹介してくれたフレームワークでは演出の人が創りあげたいものを分析、要素分解し、それら要素をうまく合わせた舞台設計をする形をとるものでした。演出目線でも嬉しく、舞台美術担当にとってもうれしいフレームワークです。
『山月記』を超現代風アレンジしたもの、ミュージカルアレンジしたもの、外国語アレンジしたもの、など様々なバリエーションの舞台版『山月記』作品レジュメを1人ひとつ読み込み、フレームワークに沿って舞台プランを作ってみました。1時間20分とちゃんとしたプランを考えるには短いと思われる時間でしたが、皆さんフレームワークを駆使し、こだわりが詰まりまくった素敵なプランを作ってくれました。
まとめ
今回は駒場小空間の舞台を考えてみました!舞台美術に関するワークショップは稀で、しかも駒場小空間という特殊すぎる空間においてはなおさらです。舞台美術は先述したようにどこから考えればいいのかわからず、発想待ちの「0」状態が続いてしまうことがしばしばありますが、本ワークショップで使用したフレームワークを使えば合理的なプラン案を「0」ではない「10」くらいからの状態で考えることができます。ワークショップに参加した人数は少々少なくはありましたが、本ワークショップで紹介されたフレームワークが少しずつ普及すれば幸いだと感じます。