皆さま、はじめまして。舞台「尼崎ストロベリー2024」脚本・演出の木村淳です。本日より何度かに渡って、本プロジェクトのリターンについて紹介致します。第1回目は【尼ストお楽しみフルセット】の紹介です。
価格:20,000円/リターン:観劇チケット2枚、キャスト寄せ書きサイン、原作本、脚本
このセットでのリターンの特徴は【原作本と脚本】です。脚本は今年3月の初演でも劇場ロビーでも販売したところ完売した非常に貴重な1冊です。来年3月の上演では前回より若干リライトする予定です。本日は【原作本と脚本】の〝読み比べおすすめポイント〟を脚本家でもある私から紹介致します。
それは・・・堀くるみさん演じる「美樹」、春名真依さん演じる「萌」、そして主人公・駿一の相方「マコト(井本涼太さん)」この3人です!!「美樹」と「萌」は原作にはほとんど登場しません。美樹は2~3シーン、萌は名前だけの登場です。
私が小説「尼崎ストロベリー」を拝読して舞台化するにあたって心掛けたことは原作に描かれている高校生の駿一が母親を「笑い」で救おう!と奮闘する親子愛を大切にしながらも、高校時代という一瞬にしか得られない情熱、エネルギーが感じられる青春群像劇に昇華させることでした。その為に〝堀くるみさん演じる美樹〟には縦横無尽に暴れてもらい、〝春名真依さん演じる萌〟はとてもキュートなヒロインとして輝いてもらっております。さらに特筆すべきは〝井本涼太さん演じるマコト〟です。物語冒頭ではチャラい、いい加減で無責任な高校生だったはずなのにストーリーが進むにつれて・・・切なくて、苦しくて、愛おしいキャラクターに育ってくれております。
ぜひ!皆さま原作本と脚本の2つを手に入れて頂いて、読み比べ下さい!!コレ以外にも色んな発見がありますよ。