皆さま、いつも応援頂きましてありがとうございます。舞台『尼崎ストロベリー』脚本・演出の木村淳です。
本日は本プロジェクトはなぜ?舞台で演劇で『地域』と『住民』をつないで『次世代』につなごう!とするのか?私の想いをお話致します。
これまで私は地上波ドラマの監督・プロデューサーをしておりました。今、現在もドラマ制作には携わっております。その中で何度も地方自治体や街の住民の皆さまのご協力のもとドラマを制作した経験がございます。撮影前からロケ地や、スタッフ・キャストのお弁当手配などの協力を提案して頂き、撮影中はエキストラや交通整理など、撮影後は広報活動など本当に数え切れないほどのサポートを頂いて、地元の皆さまの大変な盛り上がりの中、ドラマを完成させて放送するのですが‥放送が終わると1ヶ月、半年、1年経つとその熱量は思い出になり、忘れ去られ、風化してきました。
そんな経験から今回、【尼崎ストロベリー】のお話を原作者の成海隼人さんから頂いた時に、映像化でなく舞台化を提案したのです。舞台はその日その時その場にキャストもスタッフもお客様も同じ時間と空間を共有します。この舞台を毎年毎年同じ場所で上演して、5年、10年、それ以上ずっと、私たちスタッフやキャストが入れ替わり居なくなっても地元の皆さまが手作りで上演して繋げてくれることを理想として本プロジェクトを立ち上げました。
15年後、東京で名刺交換した二人が『あれ?関西ですか?』『尼崎なんです』『お!私もあまなんです』『じゃあ!観せられませんでした?』『はい!観せられました!』『尼崎ストロベリー!!』
こんな会話が生まれることを夢見て。
既に沢山の皆さまからのご支援を頂いております。本当にありがとうございます。可能な限り多くの学生たちをこの物語に無料招待したいです。引き続きご支援のほどを宜しくお願い致します。