皆さま、いつも応援をありがとうございます。舞台「尼崎ストロベリー」脚本・演出の木村淳です。本日は本作品のキャスティング裏話を少しだけお話致します。小説「尼崎ストロベリー」の舞台化に本格的に動き出したのが、以前にもお話しておりますが・・・2020年5月です。
プロジェクト立ち上げ当初は何から手をつけていいのか?迷い悩みながら、尼崎市の各御担当者様に相談に行ったり、アルカイックホールのご担当者様に本プロジェクトの説明に行ったり、とどちらかと言えばハード面の活動が中心でした。私も地上波放送局のプロデューサ・演出という本業があるのでその傍ら、空いた時間での活動でした。その時間の中で原作を何度も読み込み、構成を解体して再構築する作業を進めておりました。実際に2023年3月4日-5日に上演しました舞台「尼崎ストロベリー」(初演)の上演台本を書き上げたのは2022年12月28日だったと記憶しております。
さて本日の本題に戻ります。皆さまは、本作品で誰よりも出演が決定したキャストは誰だと思いますか?主人公の駿一を演じた真丸さん?それともオカンを演じた篠田真衣さん?・・・正解は、尼崎商店街で精肉店を営む通称〝コロッケ屋〟を演じた佐藤太一郎さんなんです。原作には登場しない舞台版オリジナルキャラクターです。2021年秋に私が演出した「はい!丸尾不動産です。」という舞台に彼が出演してくれておりその公演の終演後に直接、私から佐藤太一郎さんに出演オファーを致しました・・・2021年10月末だったと記憶しております。
そう!脚本を書き上げたのが2022年12月末、佐藤太一郎さんの出演が決まったのが2021年10月末、まだその頃私は脚本を1ページどころか1行いや1文字も書いていない時期です。しかも原作にないオリジナル・キャラクターで!当然、役名も役柄も何も決めておりませんでした!
ではなぜ?誰よりも早くキャスティングしたのが原作には登場しない佐藤太一郎さんだったのか?そんなさらに!裏話を聞いてみたい方は是非!
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