なぜこのプロジェクトを立ち上げたのか?
前回、私たちの活動紹介をしましたが、
今日は「そんな私たちがなぜ、地域おこしのクラウドファンディングをやることに決めたのか?」
というところについてお話します。
私たちが育児応援イベントを開催していく中で、1つの想いが生まれました。
それは「自分の孫の代まで古河にずっと住み続けてほしい」という1つの願いです。
古河市は茨城県の西のはしっこに位置していて、場所によっては徒歩で群馬県、埼玉県、栃木県へ行けてしまう、3県の県境に位置している市です。
また、電車も東北本線という非常に便利な路線に属していることもあって新宿駅や上野駅、東京駅まで1本でいけてしまうこともあり「通勤や通学に便利な市」として発展してきました。
これを書いている私は古河に住んで7年です。
住んでみると、車の運転さえ慣れれば本当に住みやすくて、
飲食チェーン店は一通り揃っているし、他県もすぐに行けてお買い物には困らない!
車で15分走ると自然豊かな土地が広がるし、市内は歴史深くてフォトジェニックな街並みばかり!
大正時代のレトロ郵便ポストなど、隠れた名所が本当はたくさん!!
めちゃくちゃ魅力的で素敵で最高!!!と思っています。
とは言え、
周りのママ友はみんな、古河に家を建てない。
家を建てよう(=定住)と思ったときにまず、
”古河か、古河以外か。”
の選択肢が浮かんでくるそう。
だって車で20分で栃木県のアーバン都市も行けちゃうし、頑張れば子育て環境がもっと充実してるつくばみらい市もすぐそこだし。。埼玉からだって頑張れば毎日通えなくない。
「古河には働きに来てるからいい」
「実家が古河にあるから、通いやすい距離でもっと子育てしやすいところで定住する。」
という声もあって。
正直、寂しい。
古河に住んで7年。大好きになった町だからこそ、
「自分の子どもも、孫も、ここで子育てして欲しいな」と考えています。
(↑運営スタッフとその友人。運営スタッフは全部で6人で、その子どもは1歳~小学生まで、総勢15名います!)
そのためには子ども時代から「古河の魅力ってこんなところ」と親から子どもに伝え、子どもたちが肌で「この市に育ててもらった」という感覚を覚えていてくれていれば、例えば20代で離れてしまったとしても、30代、40代で「やっぱり古河が恋しい」と戻ってきてくれる可能性が高くなるんじゃないかなと考えました。
そしてその時に、私たちが現在行っている活動が少しでも意義のあるものになっていれば・・・
親世代の私たちが今よりも住みよい町にすることができていれば・・・
未来の古河っ子たちが、「古河で暮らしてみようかな」と思ってくれる事に繋がるのではないかと思いました。
このプロジェクトをやる前に私たちは改めて、【古河にしかない魅力って何だろう?】というところからブラッシュアップし、
「まずは古河の歴史をインプットしよう」ということでメンバーで歴史博物館へ勉強視察にも行きました。
歴博レポはまた後日、アップさせていただきますね!