こんにちは、洋野町地域おこし協力隊、山岸です!今回はリターンの一つである、(株)長根商店さんの「宝山なべ」を紹介させていただきます。代表である長根繁男さんに宝山なべの魅力やこだわりのお話をお聞きしてきました!
9種のきのこが入った看板メニュー
今回の宝山なべのキットは、元々はきのこの駅というお店のランチメニューで出していた看板メニューを家庭で楽しめるように、キットとして販売したものです。
この宝山なべには、トリュフ、ボルチーニ、あみたけ、あみがさたけ、きぬがさたけ、ならたけ、本しめじ、松茸、三陸あわびたけといった9種類のきのこが入っています。
これらのきのこは人工栽培が難しく、希少価値の高いものなので、移住したばかりの時は、洋野町で飲食店に入って、食べられること自体にびっくりしました。
だって、トリュフや松茸ってテレビ番組でしかほぼ見たことがない高級食材じゃないですか!?それが普通に食べられるお店があるものですから。
長根さん曰く、きのこの生育地にポイントがあるそうです。
きのこの生育地
宝山なべの原料はヒマラヤ山脈のある雲南省の山間地で収穫されています。
標高3000mの空気がとても澄んでいて、不純物の少ない雪解け水が流れ、土壌のいい地域だからこそ、多くの種類のきのこが自生しているそうです。そこで育つきのこは5000種類以上ともいわれ、雲南省はきのこの最大の産地となっているそうです。
ただ、山間地は車も入れないような道のりの厳しい地域。整備のされていない道を人力で運び、出荷します。車も通れないような地域だからこそ、きのこが生育するのに、最高にあった環境にもなる。いい環境がないと、美味しいきのこはとれない、と長根さんは力強く話してくれました。
きのこ一つ一つの味を楽しんでもらう
収穫されたきのこは収穫時の鮮度を保つために、すぐに冷凍され、日本の工場まで運ばれてきます。運ばれてきた鮮度の高いきのこを調理することで、旨味成分の凝縮された出汁を取ることができます。
きのこの特徴、種類によって旨味成分は全くちがうもので、複数のきのこが合わさることにより、より旨味成分が濃厚になっています。
出汁はきのこをベースに昆布、カツオ、鶏肉でバランスをとり、スッキリした味わいとなっています。きのこ一つ一つの食感も違って、その違いを楽しみながら食べられますし、冬の寒い時期には、ぜひ食べていただきたい一品です!
今回のクラウドファンディングについては、リターンの発送は11月以降を予定しています。
冬の寒い時期に身体の内側から温まり、かつ色んな種類のきのこを一気に楽しむことができる「宝山なべ」。よければ、ぜひお手にとって食べてみてください!
もちろん、洋野町に直接きて、食べていただくことも待っています!