こんにちは。洋野町地域おこし協力隊、山岸です!本日は、リターンとして設定させてもらっている、北三陸ファクトリーさんの「ウニバター」の紹介をさせていただきます!
先日、北三陸ファクトリーの取締役である、眞下さんにお話を伺ってきました。眞下さんは一般社団法人moovaの代表として、応援メッセージもいただいています!
洋野町の四年ウニをベースとしたこだわりの一品
このウニバターは、台湾のミシュランのお店にウニを使った商品開発の相談に行った際、バターと合わせるといい、というアドバイスを受けて誕生したもので、北三陸のウニの味わいが引き立つように、と配合にもこだわりがあるそうです。
洋野町のウニ牧場でとられるウニ7割と、岩手県産の発酵バター3割の構成で作られています。収穫されたウニは、蒸すことで甘みが引き立ち、濃厚な味わいになります。食品添加物は一切使われておらず、素材本来の美味しさを楽しむことができる一品です。
しかも、ウニの食シーンをもっと増やしていきたいと言う想いで開発された、この商品は岩手県水産加工品コンクールでも優秀賞を獲得し、明治神宮にも奉納された商品になっているそうです。
おすすめの食べ方としては、パンやクラッカーに載せるのももちろん美味しいですが、南部せんべいに塗って食べると、食感にウニバターの濃厚な風味が加わり、美味しくなると聞きました。
また、普通に白いご飯の上に、醤油と一緒にかけて、ウニバター醤油ご飯にしても美味しいでしょう!

ウニ牧場とは
50数年前、洋野町の海岸は遠浅の岩盤地帯で、漁をするには大変な地域だったそうです。
干潮時には、海藻が干上がり、ウニやアワビが食べていくことで、餌がなくなってしまいます。そんな時、自然にできていた溝に、海藻が生え、ウニが食べている様子を見た、当時の漁業の方が、溝を掘削することで、海藻もウニも守る仕組みを思いついたそうです。
これが今、ウニ牧場と言われる、ウニの増殖溝の始まりです。
ウニ牧場と呼ばれる前は、北三陸地域でとれるウニは全て、北三陸産として出回り、全部同じような金額で売られていました。しかし、洋野町産、久慈市産、野田村産、など地域によってもそのウニの特徴は違います。
地域による違い、洋野町ならではのウニをしっかりとブランディングして、生産者の人に還元できるように、ということで誕生したのが、洋野町の四年ウニとウニ牧場です。
現在洋野町の四年ウニと言われるウニは、段階を踏まえて、大きく、かつ美味しく育つ仕組みになっています。1年目の稚ウニは、ウニ養殖センターにて、しっかりと育てられます。
2〜3年目は沖合で育てられ、4年目に前述の増殖溝でしっかりと海藻を食べて育つことで、美味しいウニになるそうです。
ウニがまるで海という広い広原で伸び伸びと海藻を食べて育つ様子から、ウニ牧場と名付けられました。
海の恵みを守るために私たちができること
私たちは昔の人たちが海藻を大事に守りながら育ててきた恩恵により、美味しい海産物を食べることができています。
一方で、地球温暖化の影響により、海水温は年々上昇し、ウニの活発化で海藻が食べ尽くされ、磯焼けを起こしてしまう地域も各地にあります。今後は、海を守りながら、生業を作っていくことがより求められてきています。
眞下産の一般社団法人moovaでは、ウニの管理+海藻を増やすための取り組みを地元の高校生と連携して行うことで、藻場再生に加えて、海洋教育にも取り組んでいます。
水産関係の人だけでなく、いろんな人が繋がり、海について考えていくコミュニティが広がっていけば、と話してくれました。
以前描かせてもらったスケッチ
洋野町には、将来の海産資源や、1次産業を守るために行動を起こしている素敵な人たちもいます。そんな洋野町のこだわりのウニはやはり絶品です!
ぜひ一度ご賞味ください!





