
BEHIND THE CASKです。引き続き沢山のご支援ありがとうございます。
今回は原料の北海道産二条大麦について、もう少し詳しく記載します。
ディ・トリッパー蒸留所は北海道産大麦モルト(乾燥麦芽)100%です。
北海道中標津町で栽培された二条大麦の品種は「りょうふう」
大麦の種苗規定に厳しい北海道では現在2種類しか栽培を許されていません。
国産大麦には、特質な風味、地域性が出せる(当社ではヴィンテージ化)といったメリットがある一方、非常に原価が高いものであります。生産量が少ないため原料自体の価格が高価なのもそうですが、ウイスキー・ビール製造用に品種改良された輸入大麦(イギリス、ドイツ、オーストラリア等)とは、kg換算のアルコール収率が極めて低くなります。
また製造においても、麦層(濾過層)が形成されにくく詰まりやすいので熟練の技術が必要とされます。
結果ウイスキーにかかる原価が高くなってしまいますので、現在ジャパニーズウイスキー生産量のほとんどが輸入原料を使用されているのはそのためです。規模が大きくなればなるほど、国産モルト100%の蒸留所は不可能といえます。
ディ・トリッパー蒸留所は国産モルト(大麦(北海道産))100%で製造します。

ディ・トリッパーは年間8,500本ほどしか生産しません。
だからこそできる原料への向き合い、クラフトマンシップが反映されるウイスキー造りを目指します。



