◆初日現状報告　目標金額65万
・32名さま　287,000円のご支援
・閲覧数ランキング6位
・カテゴリー内人気順TOP

ここはもう、ご支援と拡散していただいている皆さんのおかげ以外の
何物でもございません。

本当にありがとうございます。

◆曙から朝朗あさぼらけ　朝、明るくなるころ

曖昧で不安定で様々な変化が伴い独特な空気が漂う時間

修善寺麦わら細工のクラウドファンディング
まさに朝ぼらけの中にいるような気持ちで画面の前にいました。
（時間帯は朝でしたけどね。）

　　で、どんな気持ちなんだ？笑

実は、数年間に大失敗しているんです。クラウドファンディング。

そこに臨むのは…本当に悩んで悩んで悩みました。

それだけ結果は惨敗だったと言うことなのですが
お金をだれかにお願いすることの難しさももとより、
伝統工芸の魅力をなんでわかってもらえないんだろうと
自分や麦わら細工、その歴史、全てを世の中（ちっちゃい自分の知る範囲の世の中でしたね）から全否定された気持ちになって、相当へこみました。

相当ね。泣きましたし。数日間は毎夜毎夜、しくしくしていたんですね。

だから、またそんな思いをするのはいやだーーーー！と
ずっと思っていました。

昔のクラウドファンディング画像

じゃあなんで今回決心できたのか。

やっぱり麦わらの魅力を知って欲しい。

そこに尽きる…

麦わら細工にどんな歴史があって
どんな技術があって
こんなね、こんなこともね、と色々なストーリーがありますが

やっぱり麦わらの素材の可能性
秘めた美しさを絶対に知ってもらいたい！
そこに尽きるんですね。
尽きたんですね。

自分の中で腑に落ちたと言いますか。

麦わら細工と共に生きる道を選んで
麦わら細工のためになることなら何でもという気持ちで取組んでいるのに
お金がないからやりたいことを諦めるような中途半端な気持ちでは

　　だめだ　と思って。

これは、麦わら細工そのものの執念でもあると思うのです。
絶えたくない、長く生きながらえたい、お願い！生かして！

そんな麦わら細工の思いが、職人を動かし、
発祥の地を超えて生き残りをかけている。

（修善寺で麦わら細工が生き残っているお話はまた綴りたいと思います。）

　もう一度お願いしてみよう！

そう決心したのが昨年末。夜の帳がやっとあけた。

朝朗あさぼらけ
始まりの時間が極まるころ

曖昧で不安定で様々な変化が伴い独特な空気が漂う時間

日が昇り朝を迎えるまでの気持ち

心を決めて立ち上がるまでの気持ち

様々な気持ちで迎えた始まりの朝でした。

さりとて始まったばかり！

修善寺麦わら細工初の個展

東京個展【再興　Rerise　麦わら細工】開催のために
今後とも、どうかよろしくお願いいたします！

民藝麦わらの店晨　三代目　辻　享子