
こんにちは!フレンチレストランComme tu veux(コムトゥヴ) マダムのソプラノめいちゃんです♪

接客の仕事をしていると、どれだけ丁寧に、誠実に向き合ってもどうしても気に入ってもらえない時があります。
言葉を選び、表情に気を配り、その人の立場に立って考えて、できることは全部やったはずなのに。
それでも、最後まで心が通わないまま終わってしまう。そんな日は、正直とても落ち込みます。
一生懸命やっているからこそ、「足りなかったのかな」「私が悪かったのかな」と何度も自分を振り返ってしまいます。

「この人、少し難しいかもしれない」
正直に言うと、お店に入ってこられた瞬間に「もしかしたら難しいかもしれない」と感じてしまうこともあります。
言葉では説明できないけれど、纏っている空気が少し張り詰めていたり、視線や態度に棘のようなものを感じたり。
接客を続けていると、こういう“感覚”が自然と研ぎ澄まされてくるのかもしれません。
そう感じた時ほど、こちらはより慎重になり、より丁寧に、より気を配って接します。
でも不思議なことに、その努力が報われない方向に転んでしまうことも多くて、「どうしたらよかったんだろう」と答えの出ない問いだけが残ります。

「それでも、ほとんどのお客様は優しい」
そんな気持ちでいた今日、海外からのお客様が再びお店に来てくださいました。
前回の来店時、「心からのおもてなしが嬉しかった」と言ってくださり、その場で次の予約を入れてくださった方。
今回はお土産まで持ってきてくださって、数少ない日本滞在の日程の中でまたこの店を選んでくださったことに、胸がいっぱいになりました。
世界は広くて、価値観も感覚も本当にさまざまだけれど、それでもこうして“ちゃんと伝わる人”が確実に存在している。
その事実に、静かに救われました。

「接客業を続ける理由」
嫌な態度を取られて落ち込むこともあります。理不尽だと感じることも、正直あります。
でも、接客業を続けていると、それ以上に心を温めてくれる出来事に出会うことも多い。
ほとんどのお客様は、本当に優しくて、あたたかくて、こちらの想いを受け取ってくれます。
たった一人の厳しい態度に心を持っていかれそうになる日もあるけれど、私はこの仕事を通して「人って、やっぱり素敵だな」と思える瞬間を何度ももらっています。

「同じ場所で頑張っている人へ」
接客業をしているみなさん、今日も本当にお疲れさまです。
うまくいかない日があっても、あなたの丁寧さや誠実さが無駄になることはありません。
ちゃんと見てくれている人はいます。ちゃんと届いている想いもあります。
私もまだ答えは出ていないけれど、それでも明日も目の前の一人に、心を込めて向き合おうと思います。
同じ場所で頑張っているみなさんと、この気持ちを分かち合えたら嬉しいです。




