1月26日に冬のイベントを開催いたしました。
ほいくえんに入ってすぐの所にウェルカムコーナーを毎回作っています。
この生けている花と枝は、森づくりにご協力いただいている瀧澤さんが山で剪定したものです。
寒椿が開くのも楽しみです。
ご支援いただいた方、ご近所でいつもお世話になっている方、毎日通っている園児たち、卒園生もご家族で、と今回も世代を超えてたくさんの方にご参加いただきました。
今日イベントの間一緒に行動するグループに分かれて、グループの名前も決めていただきました。
好きなもの、共通点などバラエティに富んだネーミングでした。
まずは、日頃の子どもたちと森との関わりについてご報告しました。
大人が金づちを持って作業している様子を見て、子どもたちも園庭にあるもので真似をしてみる子がいたり、
道具が無くても、やり方を教えなくても、あるものをおもちゃにして遊んだりする様子は園でよく見かける風景です。
また、年上の子どもが年下の子どもに教えるという光景も嬉しい場面で、写真を交えてお話しました。
先日こちらでも投稿した、菌根菌発見!のエピソードもお話しました。
https://camp-fire.jp/projects/694164/view/activities/658799#main
そして、造園家の瀧澤さんのコーナーでは、ご自身で描いたイラストを使いながら解説してくださいました。
みなさんは、冬の森はどんなイメージを持っていますか?
寒い冬。多くの木の葉も落ちて殺風景、一見「止まっている」ようにも見えるかもしれません。
しかし、冬の森は春に向かって準備中です。
どんぐりを通して、森で秋から冬にかけてどのようなことが起こっているのかをお話してくださいました。
グループ活動では、保育園の活動で集めたどんぐりや瀧澤さんが拾ったどんぐりを園庭のどこに植えるかを瀧澤さんの話をヒントにしたり、森のなかをイメージしたりしてどんぐりを植えてもらいました。
土に混ぜて置いていたどんぐりには根っこが出ているものも!
小さなどんぐりから長い根っこが伸びていました
ここは日当たりが良いから、暖かいよね。
ここは土が柔らかいから良いかも。
どこのグループも子どもたちが率先して、場所を探したり、どんぐりを植える場所を掘ったりいました。
土をかぶせた後、落ち葉もかぶせてどんぐりのふとんはふかふかに。
今回は園庭にどんぐりを植えるだけでなく、おうちに土にうえたどんぐりを持ち帰っていただきました。
持って帰るためのどんぐりを選んで、それぞれの入れ物にどんぐりのふとんを用意してもらいました。
グループ活動が終わってから。
グループごとに感想を話していただきました。
最後は「どんぐりむし」の話も。
(見たことがありますか?)
それぞれのおうちに持ち帰ったどんぐりの成長をわたしたちも知りたいので、ぜひSNSで写真をアップしたら。
#キンコンキン
#伊丹森のほいくえん
#千僧森のほいくえん
とぜひ、ハッシュタグをつけて投稿してください。
時々このハッシュタグからみなさんのどんぐりの様子を見に行きます。
春・夏・秋・冬のイベントを終えて
昨年のクラウドファンディングを経て、春・夏・秋・冬とイベントも季節を一周しました。
これまでお越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
活動はまだまだこれからです。
引き続き園児たちや卒園生、近隣の皆様を中心としたイベントを続けていく予定です。
ご関心ある方は、お声がけください。