写真は、私たちの「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ!」に毎年参加している伊達市のある幼稚園の園庭です。
※2014年6月の画像です。線量は当時のものであり現在の数値ではありません。
ご覧のように放射能を計測する「モニタリングポスト」が設置されています。
安心な食べ物を子どもたちに届ける活動「プロジェクトフード」で、5年前この幼稚園に北海道のお米を届けたことがきっかけで幼稚園を訪れるようになりました。
私たちが幼稚園に食べ物を届けると子どもたちからありがとうのメッセージをもらいます。
この当時は、数値が示す汚染の現実と、園児たちの姿に胸が痛みました。
この幼稚園を訪れることで、食べ物を届ける活動だけではなく、思いっきり外遊びを楽しんでほしいと思い、子どもたちのキャンプを始めるきっかけとなりました。
これは当時幼稚園で保護者の方へ配られていた放射能対策のお知らせです。
震災後、この幼稚園だけでなく、多くの子どもたちの環境が一変しました。
そして数値の違いはあれど、こうした環境にもう7年以上も置かれています。
放射能汚染の健康に対する影響には様々な知見があります。
ただ、想像してほしいのです。
自分が、自分の子どもがこのような環境に突然置かれ、そしてそれが何年も続いているとしたら私たちはどうするでしょうか?
「安全か」「危険か」の議論の前に、すこしでも、ひと時でも、そこから離れてお遊ぶことで笑顔が生まれ、日々のストレスから解放されるのであれば、私はこのキャンプを続けていきたいと思うのです。
それが原発を放置してきた大人の一人としての、私が果たせる責任だと思っています。
子どもたちが思い切り遊べる夏休みを!
お母さんたちが元気に遊ぶわが子を見ることで笑顔になれるよう!
どうか皆様のお力をお貸しください。