新年あけましておめでとうございます。
今年はストレイ・メモリア本編の公開を予定しており、年末年始も黙々と作業を進めることとなりました。
また、年明け早々、大きな災害・事故があり、日本全国が悲しい空気に包まれることとなってしまいました。
被災した皆様、影響が出た方々たちが、1日も早く元の生活に戻れるよう、心よりお祈り申し上げます。
▼ストレイ・メモリア体験版について
体験版アップデートに関しては、ボイスの整音が完了しましたので、近いうちに行いたいと考えています。
ですが、本編に関わる作業を優先させているため、早くても来月になるかと思います。
誤字等の修正も行いたいので、時期が確定しましたらまたお知らせいたします。
▼ストレイ・メモリア本編進捗について
実装は3章の途中までと、年末年始で作業を進めていた4章の中間にあるイベントシーンが完成しました。
このペースですと、前回の活動報告に記載のとおり、2月にはシナリオ初稿完成する見込みです。
4章は山場になるシーンが出来上がったので、今月は4章までのシナリオ完成と実装テキストの完成を目標として進めています。
イラストに関しては必要な立ち絵を増やし、イベントシーンで使用する水着差分を一通り作成いただきました。
また、坂倉はもともとの私服の汎用性が高かったのですが、よりラフに着られようなデザインの私服を作り、サブキャラクターである香純も私服差分ができました。
水着のデザインに関しては、それぞれのキャラクターの個性がしっかり出ており、ここだけで使用するのが勿体ないと思うくらいです。
イベントシーンでのみ使用する立ち絵ですが、キャラクターの変化を表現するのに必要なものとなるので、作成する運びとなりました。
リブート前のインビジブルでもプールのシーンがありますが、こちらは立ち絵もスチルも作る余裕がなかったので、ストレイ・メモリアで作りたいシーンの一つでした。
なお、この水着立ち絵を使用するイベントシーンですが、リブート前のインビジブルと同様に、キャラクター同士の絡みが多く盛り上がるシーンであると同時に、キャラクターの内面の変化が現れ、ストーリーにおける転換期にもなります。
本作品の大きな柱の一つである『ジュブナイル』について、リブート前よりも重きを置いて表現したいと考え、主人公を支える高校生4人組の成長にスポットライトを当てることが多くなりました。
2章では朝岡蓮の、3章では白崎茉莉花の葛藤と成長をメインとしており、4章では大神律と紺野美弥子をメインに据えています。
3章まではリブート前を意識した展開が多くなっていますが、4章からはストメモオリジナルのシナリオ進行です。
イベントシーンでは律と美弥子の変化を対比して描いています。二人とも登場した当初から同じ変化が起きているけれども、その方向性はほぼ真逆。二人が変わっていく様子は、2章頃から少しずつ出てくるので、ぜひ注目して見ていただきたいです。
そして、イベントシーンの後半は、あるキャラクターと主人公の関係性について新たな事実が判明し、ラストには大きな変化が訪れます。
イベント続きの4章、様々な秘密が明らかになる5章、エンディングへ向けて盛り上がりと終息を迎える6章、すでに書き上げているシナリオもありますが、今後は通してみた時により綺麗に繋がるよう、整えつつ加筆をしていきます。
本編作業が落ち着いてから、ファンディスクやサントラ、設定資料集の作業に取り掛かるため、それまでは大きな進捗はありませんが、引き続き1か月に1回の進捗報告を行う予定です。