皆様いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。
メロンの成長ですが、現在直径10.8cmで成長が鈍化しております。
規格サイズの15cm以上にはまだ遠いサイズで、収穫予定の11/10までに目標達成は難しい状況です。
■原因と課題
原因としまして、以下2点を考えています。
・根の生育不足
縦型と比較しますと根の成長は良いのですが、量的にもっと根が多い方が良いと考えています。
・受粉のタイミング
雌花がついている孫ツル自体が、他の農家さんで育てているメロンと比べますとあまり成長していないようです。
受粉を行いますと「成長」から「「子孫を残す」ように栄養の使われ方が変化する点、また実より成長方向についている葉が作るエネルギーを優先的に実に回している点から、孫ツルの葉を増やす必要があると考えております。
今後の課題として以下の点を実施致します。
・13号肥料のバランス見直し…14号を制作しました。葉の成長を促すよう窒素量を若干上げました。また根の成長を大きく促進するためリン酸量を大幅に上げ、カリウム量も若干増やしました。
・受粉タイミングの遅延…孫ツルを十分成長させてから人工授粉を行うように心がけます。
以上を踏まえ、本日11/5に再度実験を行うために播種いたしました。
水温30度程度で発芽させますと茎が太い丈夫な苗になるようです。
■唐辛子栽培
唐辛子栽培については現在順調な成長を見せております。
蕾もつき始めましたので、もうすぐ開花が見られるかと思います。
激辛品種のドラゴンズブレスやキャロライナリーパなど、カプシクムキネンセ種は和系のトウガラシ種と比べ、成長速度は遅いようです。
唐辛子に関しましては栽培から製品化まで行いますので、他の農家さんから譲っていただいた唐辛子にて粉体化、パッケージングのテストを先に行っております。
↓5gのドラゴンズブレス粉末
↓AIによるパッケージデザイン
↓製品表示例
メロンと同様に東根の名産にできるよう、今後取扱店など探していきたいと思います。
皆様への返礼が遅れますこと、誠に申し訳ございません。
肥大化の道筋も見えてまいりましたので、引き続き実験を行い、なるべく早く皆様のお手元にメロンをお届けできますよう努力致します。
何卒よろしくお願い致します。