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50年続いた昭和の喫茶店を受け継ぎ、 新たに『喫茶焙煎室』として残したい。

大阪阿波座で約50年営業され、多くの人に親しまれてきた『珈琲館茶考(チャコ)』今年、惜しまれながらも閉業されました。時代の変化とともに失われゆく"昭和喫茶文化"の名残を少しでも受け継ぐため、カウンターテーブルや什器、そしてメニューの一部を新たに『喫茶焙煎室』という名の空間でリニューアルします。

現在の支援総額

898,000

128%

目標金額は700,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/27に募集を開始し、 102人の支援により 898,000円の資金を集め、 2023/10/29に募集を終了しました

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50年続いた昭和の喫茶店を受け継ぎ、 新たに『喫茶焙煎室』として残したい。

現在の支援総額

898,000

128%達成

終了

目標金額700,000

支援者数102

このプロジェクトは、2023/09/27に募集を開始し、 102人の支援により 898,000円の資金を集め、 2023/10/29に募集を終了しました

大阪阿波座で約50年営業され、多くの人に親しまれてきた『珈琲館茶考(チャコ)』今年、惜しまれながらも閉業されました。時代の変化とともに失われゆく"昭和喫茶文化"の名残を少しでも受け継ぐため、カウンターテーブルや什器、そしてメニューの一部を新たに『喫茶焙煎室』という名の空間でリニューアルします。

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プロジェクトリーダー紹介

みなさんこんにちは。
滋賀県湖南市の古民家で自家焙煎コーヒーロースターおよびブックカフェを営んでいる、Dongree 代表店主のドリーと申します。

Dongreeは2015年にWEB制作の個人事業として開業し、その後2016年に京都で初の店舗開業→4年経営→滋賀へ移住→お店を再び開業し、新たに4年目を迎えています。


Dongreeの店舗事業

2020年8月、ブックカフェ『DONGREE BOOKS & STORY CAFE』を開業。
2021年1月、同店内にて『DONGEREE COFFEEROASTERS』としてのコーヒー焙煎事業を本格的に開始。
同年9月には、店舗の裏側に『コーヒースタンド 』を設営。

以降はブックカフェとコーヒーロースターの両方で、店舗経営を展開中。

滋賀県湖南市石部(旧東海道五十三次の宿場町)に立つ、DONGREEの店舗外観。
2019年の移住以降、この古民家の中で何度もDIYを繰り返し、外側からは想像がつかないくらい、いくつもの表情を持つ。
全ては「お客さんにわざわざ足を運んでもらい、来てよかったと楽しんでもらうため。この土地でお店を続けていくため」
そして今回、焙煎室というバックヤードだった部屋を開放し、新たな空間としてお客様をお迎えする、この場所での最後のチャレンジが始まります。

湖南市は、滋賀県の南東エリアに位置する人口5万人ほどの街です。中でも石部は信楽や伊賀とも程近く、高速道路も市内では一番アクセスの良い地域です。

【DONGREEの店舗情報】
滋賀県湖南市石部西1-5-7 (P有り・最寄り駅 JR草津線『石部』徒歩約10分)
営業日:毎週金〜月曜 (火・水・木曜定休)
営業時間:12:00〜18:00(L.o 17:30)

https://www.dongree.work/


50年の歴史に幕を閉じた昭和の名店、大阪阿波座の『珈琲館茶考(チャコ)』

今年の8月初旬のこと。喫茶水鯨の店主、山口修平氏の呼びかけで、閉業する珈琲館茶考(チャコ)に駆けつけたコーヒー屋さん達。
それぞれのお店へ、茶考さんの歴史ある品が引き継がれていきました。
中でもDONGREEは、一番大きな『カウンターテーブル』と什器を譲り受け、これから『喫茶焙煎室』という名の空間で新たにお客様を迎えることになります。

立ち会ってくださったのは、長年マスターとともにこのお店を切り盛りされてきた、奥様。
お店の備品や思い出のことをお聞きしながら整理整頓。初めましての面々が多い中でも気さくに接してくださり、正直ちょっと緊張していただけに、とてもありがたかったです。

茶考さんとの出会いで生まれたアイデアと空間で、お店に新しい価値を見出す。


今回の一連のプロジェクトは、僕がお店のことに悩み、『焙煎室を解放してみよう』というタイミングに出会いがあったことで始まりました。
結果的には金銭面でも体力面でも苦労が増えましたが、それ以上に希望の光にもなってくれています。

茶考さんの店内に飾っていたメニューボードから『カロシーアイス』というコーヒーメニューのアイデアもいただき、喫茶焙煎室のメニューとして再現するべく焙煎研究中です。


喫茶店のレスキューについて

今回、茶考さんとDONGREE店主を繋いでくれた喫茶水鯨の山口夫妻は、金沢の名物喫茶店『禁煙室』を受け継ぎ、内装や調度品を大阪の旧居留地ビルに移築して自分たちの喫茶店として開業しました。この取り組みは開業前から各メディアで取り扱われるなどの反響が大きく、オープンから現在に至るまで、たくさんのお客さんや取材、またテレビドラマのロケ地として扱われたりと、注目され続けています。店主の山口修平氏は、当初は茶考さんのことも何とかそのまま引き継ぐ方法を模索していましたが、閉業・解体されるということで、元々交流のあった僕に相談してくれたことが今回のお話に繋がりました。

もともと予定していたDONGREEの焙煎室の改装。
その最中に舞い込んだ喫茶店レスキューの提案。


Dongreeは京都で起業し4年、その後今の滋賀県湖南市石部西移住してきて4年。通算で8年。

京都でも滋賀でも、普段は閑静な住宅街という環境の中で経営を続けるため、お客さんに知ってもらい、そして遠方でもわざわざ足を運んでもらえるよう、試行錯誤を続けてきました。

最初の頃は自分1人の暮らしすら全くままならない状況から始まりましたが、少しずつではありますがDONGREEも成長し、家族の暮らしを支え一緒に働いてくれるスタッフとともに、安定した経営まであと一歩、というところまで来ています。

ありがたくも、週末になると多くのお客様が当店を目的に石部の町に足を運んでくださるようにもなりました。

本当に有難いことで、そして『わざわざ足を運んでいただいてる』ということに喜びとプレッシャーを感じて日々、営業に勤しんでいます。

それでも1年を通して言えば経済的な安定には遠く、売上が伸び悩む時は、僕の様々な個人的副業で支えているのが現状です。

そんな中、お店として経営を安定させるため、何かあと一歩、今までにないアイデアが必要だと考え、今回の焙煎室の改装を始めました。

その矢先に入った連絡が、茶考さんのレスキューだったのです。


焙煎室改装のあゆみ

DONGREEの焙煎室の改装の始まりは、約2年前。
せめて窓だけでも明るく綺麗な物にしたいと思い、近所の山元建具店さんに相談。
たまたま山元さんの工房に残っていた大きな一枚ガラスがちょうどいいサイズだということで、なんと現在は生産中止となっている貴重な模様ガラスを提供してくださり、見事な窓が実現しました。

部屋を解放するべく土壁と柱の撤去作業。協力してくれたのはDONGREEの初期リノベーションからお世話になってる古民家DIYスペシャリストの片岡工務店さん。
おかげさまで、山元さんに入れてもらった立派な窓が、やっとお披露目できる日がきました。感無量。

こうして解放された焙煎室に、茶考さんのカウンターテーブルと棚、照明器具が備わっていきます。

レスキューを手伝ってくれ、見事にリメイクしてくださったのは、これまたご近所の木工房青樹さん。石部では腕のいい職人さん達がすぐに駆けつけてくれます。



冒頭で紹介させてもらったように、DONGREEは街中のお店とは違って普段は閑静な住宅街の中に立っているお店です。

少人数でお店を続けるために、営業日や時間も絞り、その限られた時間の中でお客様をお迎えしてきました。

今回、新たに『喫茶焙煎室』という空間ができることで、やりたいことがあります。

それは、

これまでの営業時間内ではDONGREEに来たくても来れなかったお客様をお迎えすること、
そして
店主1人でも出来る小さな形にして、お客様と密なコミュニケーションが取れる営業スタイル。

これまで通りカフェの営業を引き続き大事にしていくとともに、これまでとは違った時間で、DONGREEに足を運んでくれる人が増えてくれたら、という思いで、新メニューやスペシャルなコーヒーの準備に取り組んでいます。

お客さんみんなにとって、わざわざ足を運びたくなるお店で在り続けるために。

昭和〜平成と時代を超えて営まれてきた、一つの喫茶店が幕を下ろすと同時に、今これから、お店を続けていこうとしているDONGREE。

これまで営業を続けてきた中で、正直お店というものが、「誰のためにやっているのか、何の為に頑張っているのか」、心が揺れる時もありました。お客さんは楽しそうにくつろいでいるのに、お店で迎える側の人間として、店主の自分は楽しめているのか?という自問自答は何度も何度もしてきました。

でも、50年という自分の人生よりも長い年月を営まれてきた茶考さんのその幕引きと、それを心底惜しまれるお客様達の姿を見て、「もっと出来ることがあるはず!」と勇気をもらいました。

今は、これまでのDONGREEを支えてくれてきた人達と、新しくこの喫茶焙煎室で出会う人たちが合わさることで、きっとこれからのDONGREEを支えていってくれると信じています。

正直な話、命綱になると信じています。

お店は1人の力では立ち行きません。

約8年間、店主という立場でお仕事をさせてもらってきましたが、心底痛感しています。

でも希望も常にそこにはあります。やりがいや、人生における充実もあると思ってます。でもそれは店主だけのものではなく、お店という"私的な公共の場"で、お客さんと分かち合うものだとも感じています。

一緒に、新しくDONGREEに灯る、希望の火を広げていってくれませんか。

一緒に楽しめる場所を支えていってくれませんか。

店主として出来ることは何でもします。全部します。


お力添え、何卒よろしくお願いいたします。


最後に、50年の歴史あるお店の一部をお譲りくださった珈琲館茶考さんと、"喫茶店のレスキュー"という素晴らしいアイデアの先駆者である喫茶水鯨さん、世代を超えた大阪の2つの喫茶店に、敬意と感謝を申し上げます。
DONGREEに、このようなチャレンジの機会を与えてくださり本当にありがとうございます。

胸を張ってみなさんをお迎えできるよう、頑張りたいと思います。


Dongree 代表 ドリー


資金の使い道

現在、様々な資金繰りをして解体〜施工とプロジェクトを動かしていますが、DONGREEとして経済的に苦しい状況が続いています。そして当然ながら施工のみでは喫茶焙煎室を運営するための準備も足りません。調理器具や食器の新調、メニューの開発や材料費など細かいことですが、通常の営業経費に加算される出費としては重くのしかかってきています。
今回みなさまにご支援いただくことで、以下の費用の負担を助けてもらい、可能な限り準備を進めていきたいと思っています。何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

リターンについて
スケジュールについて

2023年7月下旬 焙煎室の壁面解体完了

8月 上旬 珈琲館茶考でのレスキュー完了

8月 中旬〜9月下旬 DONGREEでの焙煎室改装工事

9月 下旬〜10月末 喫茶焙煎室の内装工事(水回りや什器類の拡充など)&新メニューの準備

11月以降 リターン発送・催行の開始


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 貴方のオリジナル名入れグラスを作って、喫茶焙煎室dのスポンサーになってくれませんか?アイスコーヒーやカクテル用のグラスに、"スポンサーとして貴方の名前や屋号、ロゴマーク"などをプリントしてお店に並べる権利です。QRコードも加えると、グラスを使ったお客さんが貴方のWEBサイトやSNSにアクセスできる、といった繋がりも生まれるかもしれません。グラスは2個制作し、1つは喫茶焙煎室dにスポンサー紹介として飾らせてもらい、もう1つは貴方自身の記念品としてお届けいたします。なお、喫茶焙煎室dに並べるグラスは、実際に喫茶営業時のドリンク提供用としても使用させていただくことがございます。ぜひ、貴方のお名前入りグラスで、これから始まる喫茶焙煎室dを一緒に盛り上げてくれませんか?名入れグラス(約415ml) × 2ヶお届け時期:2023年12月以降備考欄にて、グラスにプリントしたい内容をお知らせください。また、ロゴマークなどの場合は、後ほどメールでの直接連絡にてデータをお送りいただく段取りを予定しております。 もっと見る

  • みなさんこんにちは。プロジェクトリーダーのドリーです。クラウドファンディング立ち上げ後から、たくさんの方に連日ご支援をいただき、大変感謝・感激しております。みなさん、本当にありがとうございます。店舗でも激励のお声がけをいただくこともあり、改めてお店というものが、みなさんの優しさや期待のお気持ちをいただくことで成り立っているのだということを、強く感じている日々です。さて、この投稿現在のクラウドファンディングの成績としましては、本当にありがたいことに残り20日で、順調に60%を超えるところまで来ています。クラウドファンディングページ内でもお伝えさせていただいておりましたが、今回の焙煎室改装に関して、すでに様々な資金繰りをして、可能な範囲で進めているのが現状でした。ですので、喫茶焙煎室dとして皆さんを楽しくお迎えするためには、まだまだ準備が足りておりません。その一つが、カウンターテーブル上でドリンクやフードの提供をスムーズにしてくれる作業スペースの制作でした。これはお客様と対面する大事なスペースなので、僕としては最優先で手をつけたいところで、現在の支援金の範疇で実行できる予算が見えましたので、先立ってこの予算の一部を、『カウンターの作業台制作』に当てさせていただくことをご報告申し上げます。もちろん、ただ作業ができればいいというものではないので、雰囲気やお客様により楽しんでもらえる空間としての、デザインされたものを考えています。イメージは『モルタル調のシックなカウンター台』です。制作に携わってくれるのは、レスキューで大きなカウンターやガラス棚の解体を手がけてくれた、京都の造形工房TOMの平田氏。11月の喫茶焙煎室dのオープンに間に合うよう、これから急ピッチで制作にあたってくれます。引き続きクラウドファンディングへのご支援を賜るとともに、ぜひこのモルタル作業台の備わった喫茶焙煎室dの風景も楽しみにしていただければと思います!Dongree ドリー もっと見る

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