
募集開始から4日間経過。おかげさまで、現在16名の方にご支援いただき目標金額の33%まで集まっています。応援メッセージや、シェア・宣伝などなど、みなさんありがとうございます。
この活動に興味を持ってくださっている方の中には、普段「雑穀」にあまりなじみのない方もいるかと思います。
ここで《西原の雑穀が種から食べられるようになるまで》の過程をご紹介します!
今日はPART1・畑の春夏編(明日はPART2・秋冬編をかきます)
①畑の耕耘
西原地区は傾斜地が多いためあまり機械化が進まず、今も鍬(クワ)で耕す技術が残っています。土を引き上げるようにして、なるべく土が下へ落ちていかないように耕す方法、コツがいります。
畑によって、トラクター、耕運機とクワを使い分けています。
②種まき
5月の中頃、タネです。
穂をもみほぐして雑穀の粒をとり、皮つきのまま蒔きます。
粒が小さいので、土をかけすぎないよう、薄く土をかけます。天候に左右されやすく、発芽が悪いときはまき直しをすることも。
③草とり、土寄せ、支柱入れ
雑穀はイネ科の雑草とそっくり!見分け方を覚えるまで、大変です。
夏の間に数回、草取りをし、土寄せをして茎を丈夫に育てていきます。
夏の間のもう一つ大事な作業は、支柱立て。西原では「ヤタ」と呼ばれる木や竹の支柱を使います。
④穂が出る・網掛け
青々とした穂が出てきます。写真はアワの穂。
穂に実が入っていく頃、野鳥の食害を防ぐため、網を掛けます。
近年栽培者が減ったため、雑穀の絶対量が少なく、栽培しているところは集中攻撃を受けてしまいます。鳥の入れない、目の細かい網で畑全体をおおいます。人手の要る作業です。
今日はここまで。明日、収穫からいよいよ食卓へ!秋冬編かきます。