みなさまこんにちは。
あしたの箱の松平です。
冬至からスタートしたあしたの箱のクラウドファンディングも残すところ1週間を切りました。
10日で目標金額達成。そしてネクストゴールも先日達成となりました。
ほんとにすごいです。ちょっと信じられなくて実感がなかなか湧いてきません。
ご支援くださったみなさまのお名前やメッセージを一つ一つ読みはじめると、やっとちょっと実感が湧くという感じです。
支援者数は現在387名。
こんなにたくさんの方に応援していただけるなんて、ほんとに幸せなカレー屋です。
最近はもう毎日感謝しかありません。
昨日も夕方の海を横目に湘南バイパスを走っていたら、急に感謝が溢れてきて涙が出てきました。空を見上げるだけで涙が出ちゃう感じです。
ご支援、応援してくださるみなさん、ほんとにほんとにありがとう。
前の活動報告にも目標金額のことについて少し書きましたが、わたしの本音の数字が300万でした。じゃあ400万円って自分にとってなんだろうということについて、今回ちょっと書いてみようと思います。
300というのは、単純に逆算して、お店の基礎工事ができるだけの数字です。それだけあれば、床をまっすぐにして、腐った軒を直して、配管と配電を整えることができます。具体的な数字という面でそのように弾き出されたものですが、もうひとつの面では、わたしが今まで生きてきた中でイメージできる金額の限界が300万円だったというのがあります。
小学校に入学する時に、「友達100人できるかな♪」っていう歌をよく聞きましたが、こどもがイメージできる「たくさん」を表す数が「100」なように、わたしの「たくさん」が300だったわけです笑。
300万円という、わたしにとっての「たくさん」を10日で達成した時から、わたしの世界は少しずつ変化し始めました。300というのはある種のバウンダリーだったわけですが、急にそれが消えてしまったのです。目標金額を自分で設定した時に越えられなかったバウンダリーを、わたしではなく、ご支援くださったみなさんが簡単に外してくださったのです。
それはわたしがクラウドファンディングの本文の最後で書いたことの答えだと思っています。心をオープンにして、この世界を信用してみるということ。どんな世界で生きていきたいかということ。
その答えの全てが300という数字の向こう側にある気がしています。
そこは、わたしの小さな世界なんかよりずっと広くて、自由で、楽しい世界です。
誰もが自分の本当の音を奏でる、美しい音楽のような世界だなぁと思います。
そして、わたし一人ではなく、参加してくださったみなさんと一緒にその先の世界を見ることができるということ。これはクラウドファンディングの素晴らしいところだと思います。この仕組みを考えた方はすごいなぁと思います。
そんなわけで、掲載期間が終了したあともSNS等で進行状況をシェアしていきますので、ぜひぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
最後になりましたが、添付した写真は、2022年の貴船祭の時の写真です。祭のクライマックスで神霊を載せた船が海上を渡って対岸にある社殿へと還御するのですが、さまざまな理由のため5年間実施されず。この年もやはり地元のみなさんの念願叶わず、陸路での還御となりました。
悔しい思いで鹿島踊りのみなさんが海に向かって奉納の舞を行っている最中、突然、海の向こうから放射状の赤い光が現れました。夕陽はちょうどみんなの背後の山に沈もうとしていました。その時その場にいた人たちは、この不思議で美しい光景を目の前に、ただ静かに鹿島踊りの舞とその赤い光を見つめていました。それはとても不思議な体験でした。何も説明なんかいらない、不思議な一体感がその場にあったのでした。
なぜか今回、この写真をみなさんにご紹介したいなと思いました。
さて、次回から具体的な工事の進捗状況をレポートしていこうと思います。
色んな事が起こって全くスケジュール通りには進んでいませんが、確実に良い方向に向かっていますので、みなさまも一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいです。