リパブリック→セントジェームスの動画https://youtu.be/rNKjF7wuwCk?si=PyUnFSSEbOwVZSXnセントジェームス→ハメイルの動画https://youtu.be/7w3G7OqQwgQ?si=zopxSnc9o7HfOPUyハメイル→ブルーミントンの動画https://youtu.be/ykRjTNcPtJo?si=t9HJnirpg63vRemH11/3リパブリック→レバノン33日目115㎞心地よい秋晴れの日でした。南からの追い風で走りやすい1日でした。午前は大都市スプリングフィールドを抜けて、午後は森や牧草地を走りました。たまに近所の犬に追いかけられるので、全力で逃げました。宿で話しかけてくださったご夫婦の方、応援ありがとうございました!11/4レバノン→セントジェームス34日目120㎞この日の殆どが深い森の中でした。ルート66は土地の起伏をそのまま反映しているので、果てしなく登りが感じられ、足が疲れました。リスが森を駆け回る音が良く聞こえました。チョンチョンと走る姿がかわいいです。11/5セントジェームス→ユリーカ35日目115㎞朝起きると、スマホの時刻と腕時計の時刻が1時間異なり不思議に思いました。どうやら寝ている間にサマータイムが終わったようでした。この日は勾配が緩やかでとても走りやすい1日でした。木々の紅葉が美しく、またたくさんのリスを見ました。11/6ユリーカ→ハメイル36日目110㎞大都市セントルイスに到着しました!有名なゲートウェイアーチを実際に見ることができてとても嬉しかったです。縦にも横にも192mあるそうで、その巨大さに圧倒されました!話しかけてくださった奥様ありがとう!ミシシッピ川にかかるチェーンオブロック橋に行きました。この橋はルート66かつ100年前の橋でミズーリ州とイリノイ州を繋いでいます。現在は歩行者と自転車しか通れません。そして途中で22度折れ曲がっている奇妙な橋です。自分一人がこの雄大な景色を独り占めして、巨大なミシシッピ川を渡るのは爽快でした!そしてイリノイ州に入りました!11/7ハメイル→スプリングフィールド37日目120㎞イリノイ州はどこまでも平坦で、一直線に伸びる高速道路の側道を100㎞ほど走りました。走りやす過ぎると、逆に暇になってしまいます。スプリングフィールドの南には大きな湖があり、赤や黄色に染まった木々の中、夕日に照らされ綺麗でした。ここ数日暖かい日が続き、夏用のジャージを着ていても平気です。11/8スプリングフィールド→ブルーミントン38日目120㎞スプリングフィールドを観光してみました!この街はリンカーン大統領ゆかりの地であり、リンカーン大統領の家や旧州会議事堂、そして墓地を見て回りました。リンカーンはこの町を歩いたのかなと思いを馳せました。紅葉が一番綺麗な時期で、町中が美しく色付いていました!方角が完全に一致した追い風だったので、ブルーミントンまでは爆速で走ることができました!最高の1日でした!この一週間はメカトラブルや気候の悪化がなく、旅が順調に進んでいます!もうシカゴまでわずかです!このペースのまま11/10にシカゴ到着、そしてルート66完走を目指します!応援ありがとうございます!11/8旅の様子はX(Twitter), Instagram,YouTubehttps://x.com/zo_no_zono?t=o4fCskEPffJnyHNhovu4qg&s=09https://instagram.com/zo_no_zono_inst?igshid=MWE4dHozaGozc2ZlNg==https://youtube.com/@zo_no_zono_ytb?si=rYmr0vsW40nNlGuQでも報告しております。
24~26日目ベガ→ウェザーフォードの動画https://youtu.be/kBzt1kYDAPQ?si=1OkI_vsVO4KmOEYl10/25ベガ→グルーム24日目130㎞牧草地を東に走りました。テキサスの大都市アマリロにはキャデラックランチという観光名所があり、車の前半分が地面に埋まっているという変わったオブジェがあります。とうやらスプレーでペイントするのが、お約束みたいで私もスプレーでZONOとペイントしてみました!もう上書きされちゃってるかもね。テキサスは牛が有名だけど、この日食べたマックのハンバーガーには入っていたのだろうか?テキサス補正でなぜか美味しく感じられました。10/26グルーム→エリック25日目120㎞オクラホマ州に入りました!ここ最近はずっと平坦だったのに、この日は丘が多かったです。少しずつ湿気が戻り、呼吸がしやすく、1日に飲む水の量も減りました。ホテルの水が断水していて、ショックでしたが、格安で泊まれたので良いとしましょう。10/27エリック→ウェザーフォード26日目135㎞寒く北風が強い1日でした。時速30㎞で向かい風が吹きつけました。いつもなら7時間くらいで行ける距離が、この日は休みなしで10時間かかりました。なんとか日没前に到着しました。出発する時間を早くして正解だったなと思います。明日以降、もっと厳しい大寒波が訪れるようで心配になりました10/28ウェザーフォード→エルリーノ27日目70㎞本当はこの日はオクラホマシティに行きたかったけれど、雨なので手前の町までにしました。気温が5℃と低く、服を5重にして完全防備で挑みました。身体は耐えられますが、やはり雨は冷たく手足が凍えました。明日はもっと寒く雨が激しいようなので心配になります。10/29エルリーノ→オクラホマシティ28日目40㎞気温が1℃の土砂降りでした。三重にした手や足が一瞬で水没し、本当に寒すぎて凍えました。いつもならそんなに長く感じない40㎞の道のりが、この日は永遠に感じました。町ですね発狂していたのは私です。チェックアウトギリギリの11時に出発し、チェックイン開始の3時にはホテルに入りました。10/30オクラホマシティ→ストラウド29日目105㎞寒波は続いていますが、この日は快晴でした!丘を越えて、まずはアーケイディアのルート66のミュージアム、ラウンドバーンに訪れました。2階の天井が美しく圧倒されました。次にジョンさんのミュージアムに行きました。たくさんのルート66に関連したレプリカがあります老後の趣味を追求して、世界中から見物客が訪れるルート66の聖地にまでした彼はすごいなと思います。次はルート66に魅了されチャンドラーに移住した日下部さんに会いに行きました。旅の話やルート66関連の話をたくさんできてとても嬉しかったです。近くの喫茶店でハンバーガーもご馳走になりました。応援してくださり本当に感謝しています。またどこかで会えると良いですね。10/31ストラウド→タルサ30日目105㎞今日も風が強い日でした。森を抜けた先のタルサは大都市でした。大きな教会がたくさんあったのが印象的でした。10月最後にオクラホマ州のタルサまで来られたのは、順調かなと思います。でも11月も1日のノルマ100㎞以上は継続ですね。頑張ります。11/1タルサ→マイアミ31日目140㎞朝は-4°でとても寒く、自分の息でバイザーが真っ白に曇りました。しかし風向きが変わり、南からの追い風になりました!自転車はぐんぐん進み、時速20㎞を維持したまま7時間でマイアミに到着しました!これから先は南風が多いらしく少し今後のライドに期待がもてます!11/2マイアミ→リパブリック32日目165㎞カンザス州、そしてミズーリ州に入りました!ルート66から逸れて、牧場が広がる農道を走りました。放牧されている牛や馬にとって自転車は珍しいみたいで、全頭、私を凝視しています。また最近は犬に吠えられ追いかけ回されることが多くなりました。一度ワンワンタイムになると、私が彼らの視界に入り、消えるまでずっと吠え続けます。タイヤまで30cmのところまで接近して追いかけてくるのだけは、本当に勘弁してほしいです。11/11頃にシカゴを目指しています。この先もずっと追い風が吹いてくれることを願います。11/3
グランドキャニオン→モニュメント・バレー編https://youtu.be/OSKYWdqCpjU?si=54ogT8dG2knO_mazブラフ→ファーミントン編https://youtu.be/nHhukGcmLfs?si=ddJtqPuu2s2I5k-u10/16チューバシティ→カエンタ15日目120㎞信号はなく緩やかな勾配の草原の一本道だった。だんだん岩山がゴツゴツしてきて、モニュメント・バレーらしくなっていくので、本物のモニュメント・バレーを見るのが楽しみになってきた。コンビニやホテルの人が優しくて、どこから来たのと話しかけてくれるのがとても嬉しいです。カエンタのモーテルに泊まりました。10/17カエンタ→ブラフ16日目115㎞砂漠の果てナヴァホの聖地であるモニュメント・バレーに自転車で到達しました。今回のアメリカ横断の旅で一番見たかった景色なので、とても嬉しかったです。町から町へは100㎞の砂漠や草原が続く過酷な毎日だったけど、諦めなければ辿り着けると証明しました!ブラフでは優しいスーザンさんが営むおしゃれな民宿に泊まりました。10/18ブラフ→ファーミントン17日目180㎞(内輪行50㎞)優しい方々に囲まれた奇跡のような1日でした。朝はスーザンさん手作りの朝食をほかの宿泊客の方と一緒に食べました。アメリカのおしゃれで家庭的な朝食で、アメリカ旅の中で一番美味しかった朝食です。また他のお客さんとも会話するのが楽しかったです。この日も草原を走りました。アリゾナ州、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州が交わる4コーナーズに立ち寄ることができました。シッピロックという町で、なぜかパンクが連続しました。直しても直してもすぐにパンクすることに途方にくれそうになった時、パトカーが止まりました。「ファーミントンだろ?乗ってけ!」警察官のエルドンさんは自転車乗りでもあり、行きつけの自転車屋さんに直行しました。その後、タイヤは無事直り、またチューブを四つも頂いてしまいました。またエルドンさんは私のためにモーテルまで予約してくれました。モーテルに着くと、エルドンさんの友達のエリックさんから電話がかかってきました。「お腹減ってるか?晩御飯いこう」で、エリックさんと共に日本風ステーキハウスに行きました。和風に味付けされたステーキ&ロブスターはめちゃくちゃ美味しく感動しました。帰り際にエリックさんからたくさんのお守りを頂きました。この日は優しい方々に囲まれて本当に幸せな1日となりました。10/19ファーミントン→キューバ18日目160㎞一日中草原を走りました。アメリカの土地では距離感がつかめないので、ただ長く感じました。日の出から日の入りまで休むことなく漕ぎ続けるのは、本当に大変でしたが、走りきりました。コンビニで買ったホットドッグとピザが合わせて5ドルもいかなかったので、今後これしか食べないと誓いました。10/20キューバ→エスパニョーラ19日目140㎞(内輪行10㎞)ロッキー山脈を越えているとき、突然自転車が止まりました。ラックのネジが根本から折れていました。このどうしようもない現状に途方にくれそうになった瞬間、また奇跡が起こりました。通りかかったおじいさんが「俺の友達にメカ技師がいる。直るかもしれないぞ」というので、近くの村に乗せてもらいました。まずは溶接を試みるもアルミ素材なので失敗。その後ドリルでダボ穴を空けるも、合うネジがなく失敗。しかし穴は貫通したため、強力なワイヤーを巻き付けてラックの固定に成功しました。ここまで3時間かかりました見ず知らずの旅人にここまで奮闘してくださったこのおじいさんたちは、まさにロッキー山脈のヒーローです。感謝以外の何者でもありません。村は標高が高いところだったので、遅れてしまった3時間はなんとか100㎞の下り坂で取り戻すことができました。この日はモーテルに泊まりました。アメリカの優しい一面を日々感じています。10/21エスパニョーラ→ラスベガス20日目1150㎞午前は登り坂が続き、午後は下り坂が多い日でした。昨日直してもらったラックは安定しており、トラブルが一つも起きない1日でした。そのため距離が長く心配でしたが、9時間ぶっとおして走りきり予定通りにラスベガスに到着することができました。モーテルに泊まりました。10/22ラスベガス→サンタローザ21日目110㎞標高2000mから1400mの町へ行くので、大部分が下り坂でした。足を休ませることができました。サンタローザにはブルーホールという泉がありました。泳いでも良いようだったので、飛び込んでみました。16℃で冷たかったですが、とても楽しかったです。しかし一緒に飛び込んだGoProの画面がつかなくなりました。録画は出来ているのですが、ちょっと残念です。モーテルに泊まりました。10/23サンタローザ→トゥクムケアリ22日目95㎞高速道路の側道を走りました。気温はちょうど良く、緩やかでほぼ追い風だったので、とても楽でした。これから先、毎日こんな走りやすいと良いのですが、11月のシカゴはめちゃくちゃ寒そうで、不安になります。モーテルに泊まりました。10/24トゥクムケアリ→ベガ23日目125㎞ルート66の中間地点であるエイドリアンを通過しました。またこの日は自分の25歳の誕生日でもあるため、この節目の日にアメリカのど真ん中に立っていることが感慨深いです。ここまで2500㎞ほど走りました。ここからシカゴ、ニューヨークへはまだ3300㎞ほどはあるそうです。しかしここまでノルマ100㎞以上を続けた甲斐もあり、旅は順調なペースです。モーテルに泊まりました。テキサス州に入りました。1時間時間が早くなりました。旅はまだまだ続きます。ご支援、応援の程よろしくお願いします。10/25 ZONO
ラスベガス→キングマン(8~9日目)https://youtu.be/hoHhiAXq0oI?si=rLZvHKZzXxA41XZgキングマン→グランドキャニオン(10~13日目)https://youtu.be/0DPonSM1NLE?si=B3wRlNTM0XwnfHtr10/9ラスベガス→サーチライト130㎞本当はラスベガスからキングマンに行く予定でした。ですが途中のフーバーダムにて行き止まりが判明し、昨日今日に通った道を戻ることになりました。アリゾナ州には5分しか滞在できませんでした。帰りは上り道がほとんどで、とても辛かったです。10/7に泊まったサーチライトの宿にまた泊まりました。ラスベガスへ230㎞の寄り道をし、時間と労力を使ってしまいましたが、町の雰囲気など知ることはたくさんありました。10/10サーチライト→キングマン115㎞この日は距離が短いから余裕と鷹を括っていたら、真逆でした。まずコロラド川沿いの町で後輪がパンクしました。パンク修理に一時間格闘しました。次は1000mの山越えです。峠まで3時間かかり足がちぎれそうでした。峠からの下り坂で前輪がパンクしました。パンク修理をしました。最後に夜キングマン到着手前1㎞で両輪がパンクしました。とにかく苦労が続き、アメリカ旅の過酷さを実感しました。10/11キングマン→キングマン65㎞朝は近くの自転車屋に行き両輪を直してもらいました。優しくて色々話しかけてくれる店主で嬉かったです。これでもうパンクしないと言われて、午後からまた草原へと走り出しました。残念ながら夕方に後輪がパンクしてしまいました。それと携帯ポンプも壊れてしまいました。これでは走れないので、道でKINGMANとスケッチブックを掲げていると、おばさんが私と自転車を車に乗せて、キングマンの別の自転車屋に連れてくれました。ゴムチューブと大きなポンプを購入し、その日はキングマンのモーテルに泊まりました。10/12キングマン→アリゾナの草原95㎞朝、出発し5㎞進むと後輪が破裂しました。残念ながら昨日おじさんがくれたタイヤはあまり良くなかったみたいです。自分の持っているタイヤに履き替え、やっぱり怖かったので昨日の二軒目の自転車屋でチューブを購入し、再出発しました。昨日と同じ道を走りました。途中、止まった所に旅行中のアメリカガールズが話しかけてくれました。とても嬉しかったです。反対車線から自転車スイス人と会いました。ニューヨークから来たそうですごいと思いました。その日はアリゾナの草原のモーテルに泊まりました。10/13アリゾナの草原→ウィリアムズ110㎞アメリカで想像以上にお金がかかることと、自分の手持ちの金が想定外に少ないことが判明し、自転車を漕ぎながら旅の中断を悟りました。明日グランドキャニオンを見たら、帰ろうと思いました。ウィリアムズのホテルで体力気力はあるのに金銭的に中断をしなければいけないことが悔しくて大泣きしていました。しかしSNSで、知り合いの人が、海外でおすすめの金融アプリを教えてくれました。藁にもすがる気持ちで登録し、認証を待ちました。10/14ウィリアムズ→グランドキャニオン100㎞草原と森を北に走りました。ちょうど数十年に一度の金環日食がアリゾナを通過しており、パンク修理をしている最中、太陽が三日月型になるのがチラチラと確認できました。森を抜けると突然、遥か巨大な大峡谷が現れました。夢を信じ続けて、自分の足で今こうしてたどり着いたことが、とても感動してしまいました。夜はカイバブの森にテントを張り、寝ました。完全防備で挑みましたが、朝方は寒さで凍えました。それでも朝日と共にテントが暖まり、目が覚めると「今日も生きてる!」って実感できました。10/15グランドキャニオン→チューバシティグランドキャニオンの森を東に走りました。デザートビューのポイントでは日本人のご家族様とお話することができました。久しぶりに聞く日本語や、たくさん応援をもらって嬉しかったです。この日でグランドキャニオンは見納めです。長い坂道を下り、赤い乾いた大地へ降り立ちました。気温がまだ夏のように暑く、カリフォルニアの砂漠で死にかけたことを思いだし、この赤い大地をこれから走ることが少し怖いと思いました。この日はチューバシティのホテルで泊まりました。最近出会う人は皆優しいのが嬉しいです。次はモニュメント・バレー編に続きます。
10/4アズーサ→ビクタービル120km山岳地帯を走りました。谷から吹き付ける猛烈な向かい風と永遠に続く登坂で体力の限界そのものでした。またいつもの倍のどが渇くことに気づきました。あまりのきつさで立ち寄ったマクドナルドで少しだけ体が回復しま。山を越えたら、砂漠の中を走りました。距離の割に疲労感が著しくて、今後の旅が不安になりました。ビクタービルのモーテルで寝ました。した10/5ビクタービル→バーストー65㎞バーストー以降は無補給地帯となるのでこの日は少し短め。砂漠を3時間ほど走りバーストーに着きました。横を巨大な貨物列車が次々と走る去る姿は圧巻でした。この日もマクドナルドに寄り、昼飯を食べました。道中ずっと鼻血が絶えず出ており、きっと極度に乾燥した空気が原因だと思います。口や鼻を覆えるように、売店でバンダナを購入しました。これで良くなることを願うばかりです。この日もモーテルで寝ました。https://youtu.be/DQSeIIBtJac?si=uIbi-Rm8MhVzgscL↑ここまでの動画↑10/67バーストー→アンボーイ145㎞無補給地帯を走りました。地平線の先まで続くルート66をまっすぐ走り続けるだけです。一ヵ所だけガソリンスタンド(コンビニ)があるので、10/7分の水や食料も購入するととんでもない重さの自転車となりました。当初アンボーイクレーター(火山)を目的地にしていましたが、まだ走れる時間と体力があったので先に進むことにしました。夕暮れ時に花崗岩の山の麓でテントを張り、飯を食べると一瞬で外は暗くなりました。テントの中で早く寝ようとしましが、息が苦しくてテントの外に顔を出すと、眩い銀河が空一面に横たわっていました。今まで見たどの星空よりも綺麗で、少しの間見とれていました。この日の過酷な道のりを思い出すと少しだけ泣きそうになりました。本当は明日の分として4L予備としておいたのですが、あまりにものどが渇いて朝には残り3Lになっていました。10/7は完全無補給地帯なはずなので、じわじわと怖くなりました。10/7アンボーイ→サーチライト155㎞朝から脱水状態の山越えで死にそうでした。山を越えるために2L飲んでしまい予備のペットボトルは1L。確実に砂漠の真ん中での垂れ時ぬ未来が見えたので、スケッチブックに「WATER PLEASE 」 と書いてリュックに張り付けたが効果はありませんでした。(※それと何処か落とした)。もう誰かの車に乗せてもらうしか生きる方法がないと思い、砂漠の真ん中のトイレ前で途方に暮れていたら、サンドラさんやベンスさんが話しかけて助けてくれました。サンドラ「サーチライトは交差点で左!頑張って」ベンス「いいから座ってろ。水がいるか?俺の水をあげる。今は休んでいた方が良い。」と水や自転車用ボトル、補給食も頂きました。他にもコーラやリンゴ、水や食料をくれたおばさんたちに感謝の気持ちで一杯です。それと実はトイレの壁に飲料水の蛇口があって2Lほど飲みました。最初は手足がしびれ、意識が朦朧としていたのに、水や食料をたくさんとると、動けるようになっていることがわかり、人間の体に水がどれほど大切なことか実感しました。助けてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。まさに命の恩人です。それから100㎞は黙々と走りました。午前中は今にも干からびそうだったのに、午後からは水が飲めるというだけでこんなにも走りやすさが違うのかと驚きました。夕方の山越えはあり得ないくらいきつかったけど、足を止めずに乗り越えられました。諦めかけていたアメリカ横断完全走破もまだ希望が繋がりました。人の優しさに触れ感謝します。7時半にサーチライトのモーテルに着き寝ました。※ネバダ州に入りました。10/8サーチライト→ラスベガス100㎞前半の砂漠はほとんど下り坂でとても楽でした。ヘンダーソンの山越えとラスベガスの町中のStop&Goは少し疲れました(10/7よりははるかにまし)。今まで無人の砂漠地帯だったのに急に観光客で溢れる巨大ビル群になったので圧倒されました。有名なベラージオの噴水が見られて良かったです。夜はメキシコ料理店に行きました。何を頼んだのか全然わかりませんでしたが、トルティーヤの何かを山ほど頂きました。美味しかったですが、腹が破裂寸前です。夜もラスベガスの町はギラギラしていますが、明日も走らなければいけないので、格安のホステルで寝ます。とりあえず1週間走り約700㎞到達です。今後も同じペースで走るとなるとどれほど過酷な旅が待っているのかと、思いやられますが、気持ちを強く、そして水や補給を大切にして、2週目も走り続けます。10/8