あけましておめでとう…と心からお祝いできないような2024年を迎えました。
私は現在、ケニアの首都ナイロビに滞在して、LGBTQIA難民シェルターの人々に支援物資を伝達し、現状の聞き取りやインタビューを行っています。
元あったレストランには「怖くて近寄れない」(副代表の話)状況で、かつては働きに出る難民で活気に溢れていたシェルターも人がすっかりすくなくなり活気が失われてしまいました。
元いた難民のうち、難民認定を得ていない人は手続きのためにカクマ難民キャンプに戻りました。早ければ再来週にもナイロビに戻る予定です。また、認定を得ている人はナイロビ郊外のマンションや、トタン屋根の雨風を凌ぐだけの掘っ立て小屋で暮らしています。
クラウドファンディングが成功してレストランの再開業にこぎつけるまでは、小さな物件を借りてチャイやマンダージ(サーターアンダギー)を売る小さな店を開き、収入を得る予定です。また、かつては調理場で働いていたドラさんは、バス停のそばの店を安く借りて、古着屋を始めました。幸いにして売れ行きは順調なようです。