1週間のケニア滞在を終えて日本に戻ってきました。滞在期間中、6人(シスジェンダーの男女3人ずつ)の難民とのインタビューを行いました。
写真の彼女は、元あったレストランでイキイキと笑顔で働いていたのですが、難民認定を受けていなかったため、レストラン閉鎖後に、その手続を行うべくカクマ難民キャンプに行ってきました。ところが3ヶ月半ぶりに顔を合わせた彼女の顔からは、まるで別人のように笑顔が消えていました。2ヶ月の滞在期間中、配給された食べ物はソルガム(きびの一種)わずか2キロ。2018年当時は1ヶ月にソルガム5キロに食用油1キロが配給されていたそうですが、今では資金が枯渇したとの理由で、大幅に量が減らされてしまい空腹に苦しんだそうです。でも、僕と再開できたのが嬉しかったのか、話しているうちに元の笑顔を少しは取り戻せたようです。
男性は自分の過去について積極的に話す一方、女性は一応に語りたくないと。どんな酷い目に遭わされたのかは想像に難くありません。