ケニアのLGBT難民シェルターを運営するFHIに所属するファミリーのお二方が亡くなりました。19日の夜、ルワンダ出身の難民、クラウディーヌさんが突然倒れました。大急ぎで国立ケニヤッタ病院に運んだものの、数時間後に亡くなりました。まだ41歳でした。死因は不明ですが心不全か脳出血によるものだろうとのことです。葬儀費はUNHCRからの支援で賄いましたが、病院からは遺体の引き渡しを拒否されました。どうすればきちんと埋葬できるのかわかりません…23日の朝には、シェルターから離れたバナナ・ヒルという地域で一人暮らししていたウガンダ出身の難民、アブドゥルさんが、自らの人生に幕を下ろしました。彼はシェルターでの集団生活が性に合わなかったようで、シェルターから20キロほど離れたところに家を借りて暮らしていましたが、うつに苦しんでいたとのことです。お二方の御冥福をお祈りします。過去に経験した性暴力、家族や友人の裏切り、脅迫、ヘイトクライム、ホームレス生活から心を病んでいる人は少なくありません。「ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい!」で検索して、引き続きのご協力とご関心のほど、よろしくお願い申し上げます。まずはケニアにいるLGBT難民の存在について詳しく知っていただければと思います。