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潰されてしまったケニアに住むLGBTQIA難民が営むレストランを再開させたい!

ケニアの首都ナイロビには、今年5月に最高刑が死刑の反同性愛法が施行されたウガンダなどからやって来た難民が多く暮らしています。その人たちのシェルター、職と食を提供するためのレストランが脅迫を受け閉鎖と移転を余儀なくされました。その再開に向けた資金が必要です。

現在の支援総額

1,251,000

156%

目標金額は800,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/25に募集を開始し、 135人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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潰されてしまったケニアに住むLGBTQIA難民が営むレストランを再開させたい!

現在の支援総額

1,251,000

156%達成

終了

目標金額800,000

支援者数135

このプロジェクトは、2023/12/25に募集を開始し、 135人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

ケニアの首都ナイロビには、今年5月に最高刑が死刑の反同性愛法が施行されたウガンダなどからやって来た難民が多く暮らしています。その人たちのシェルター、職と食を提供するためのレストランが脅迫を受け閉鎖と移転を余儀なくされました。その再開に向けた資金が必要です。

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LGBTQIA の付いた活動報告

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フルゲンスは、1994年の大虐殺の起きたルワンダの南隣、ブルンジの出身の50歳。ルワンダと同じようにフツとツチが人口の大多数を占めていますが、双方の間では激しい対立が起きてきました。1993年に11万人が殺される大虐殺が起きたのですが、フルゲンスは家族を皆殺しにされ、元々やっていたビジネスも破壊されました。彼はその後、再び結婚して子どもを授かりますが、次に起きた内線でまた家族を皆殺しにされ、ウガンダへの難民キャンプへと逃れました。だが、そこで家族を皆殺しにした加害者とバッタリ出会い、半殺しにされてキャンプを追い立てられ、ケニアに逃れてきました。そして、今まで隠してきた自らの性的指向について向き合うようになったそうです。今は「ハズバンド」と呼ぶ20代の男性とともに暮らしています。私たちがナイロビを去った数日後、フルゲンスが就職できたとの知らせが届きました。住み込みでの仕事でした。フランス語やスワヒリ語はできても英語ができない彼が仕事が得られたのは正直言って意外でしたが、とても喜びました。彼は荷物をまとめてシェルターを去ったのですが、わずか2日後に戻ってきてしまいました。雇用主は彼のことをとても気に入っていたのですが、その妻は「難民は嫌」だと頑なに反対したため、働けなくなり結局戻ってきたのでした。「LGBT」であることを明らかにしなくとも、「難民」であることで差別を受ける事例は決して少なくありません。一方、ウガンダ出身のメディは、ナイロビ市内の理髪店の働き口を得ました。しかし、独立できるほど充分な収入が得られないため、引き続きシェルターで暮らして職場に通うことになります。


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しばらく活動報告が止まってしまい申し訳ありませんでした。植田は8月25日から29日までケニアに滞在し、レストランを含めたLGBT難民シェルターの現状を見てまいりました。いいニュースと悪いニュースがあります。まずは悪いニュースからです。ケニア政府は、IMFとの合意に基づき財政赤字の縮小のために、増税法案を国会で審議していました。これに対してGen Zと呼ばれる2〜30代の若者を中心に大規模な抗議デモを起こし、6月25日には国会議事堂を占拠するに至りました。ケニア政府は鎮圧に乗り出し、50人の死者、多数の行方不明者を出す事態となりました。増税法案は下院で可決されたものの、ルト大統領は結局、撤回に追い込まれました。抗議活動に関する情報共有はTikTokなどのSNSで行われたのですが、そこには少なからずデマが混じっていました。その中には「ウガンダのムセベニ大統領が裏で糸を引いている」「ムセベニがケニア人を拉致した」などと言った荒唐無稽なものもあったようで、ナイロビCBD(市内中心部)のウガンダハウスというビルが放火されるなどウガンダに関連する施設が、デモに乗じてデマに煽られた人々に襲われました。残念ながら、皆さんの浄財で再開に至ったLGBT難民シェルターが営むレストランもその標的となってしまいました。何者かにより投石され、大切な商売道具である液晶テレビ(サッカーの試合を放映しお茶代、おやつ代をもらうビジネスモデル)3台やその他の設備が盗まれてしまいました。なお、彼らが難民であることは地域住民に知られていますが、LGBTであることは安全上の理由から絶対に秘密にされていて、ほぼ誰も知りません。【画像】液晶テレビが設置されていた枠普段から懇意にしている警察から「当面は店を閉めたほうがいい」とのアドバイスを受け、泣く泣く長期の臨時休業に入りました。店では難民6人とケニア人2人を雇っていたのですが、仕事がなくなってしまいました。警察は事件の捜査に乗り出しましたが、難民の皆さんは有耶無耶になることを望んでいます。監視カメラを設置していたので犯人の目星はある程度付いているようですが、もし警察が逮捕に踏み切り、その犯人が地域住民だった場合は、「ウガンダ人がケニア人を警察に売った」と言われ、報復されることが火を見るよりも明らかだからです。【画像】ひっそりとした店内ここからはいいニュースです♪一連のプロジェクトに賛同してくださっている社民党の大椿ゆうこ参議院議員が一緒に現地で視察を行い、地元の警察署長、町長に会うことになりました。大椿さんは、レストラン再開に向けて協力して欲しいと署長に要請したところ、署長はぜひ協力したいと約束してくれました。日本と異なり、ケニアにおいて上院議員は雲の上の人扱いらしく、会うことだけで非常に名誉なことらしいです。そんな日本の上院議員(=参議院議員)に頼まれては断るわけにはいかないようです。【画像】(左から)町長代理、大椿ゆうこさん、警察署長また、駐ケニアの岡庭建日本大使の仲介で、隣の選挙区(とは言っても通りの反対側なのでほぼほぼ地元です)選出のチェゲ下院議員がシェルターと訪れ、大椿さんやシェルターの皆さんとお話をしたのですが、それもいい影響を与えたようです。【画像】再開に向けて久しぶりに明かりが灯ったレストラン(今月4日撮影)他にもご報告すべきことは多くあるので、何度かに分けます。なお、細々とした活動報告やカンパのお願いなどは、僕個人のTwitterで行っております。 #ケニアLGBTQIA難民サポートで検索してみてください。https://x.com/yoox960093/status/1831585300201795954【画像】レストランの外観。久々に鍵を開けました【画像】テレビが盗まれてしまった裏の部屋【画像】2階の部屋。営業終了後に真っ暗な夜道をシェルターまで徒歩で帰るのは危険なので、ここで寝るそうです【画像】2階の部屋に上がる急な階段


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別サイトで行っておりましたクラウドファンディング「ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい」ですが、244人の方から165万2000円のご支援をいただきました。本当にありがとうございました。早速ですが、先日ケニアに32万円(25万1381シリング)の送金を行いました。そして、昨日7月10日、シェルターの代表のジワさんが手術を受けました。長年、痔瘻に苦しめられ、細菌感染で月に1回は高熱を出して寝込み、痛みのせいで寝られない状況が続いてきたのですが、ついにそんな状況から解放されることになりました。さきほど届いたジワさんからのお礼のメッセージです。(個人情報が含まれていない部分のみの公開です)この場を借りて、昨日行われた手術のスポンサーになってくださったことに感謝します。3年もの間、ひどい痛みに耐えてきましたが、新しい命が与えられたような気がしています。私は、ケニアにいるLGBTQ+難民を救うため、シェルターの活動を、健康な状態で行えるようになりました。本当にありがとうございます。皆様に神のご加護がありますように。ジワなお、現在円安により、今年1月に1シリングが1円、クラファン開始時の4月には1シリングが1.2円だったのが、今では1.25円となっています。為替レートとプロジェクトの進行状況を見ながら、細かく分けて送金する予定です。8月の下旬にわたくしとカメラマンの二人でケニアに行くことになりました。航空運賃は1人あたり往復で16万3950円、宿泊費は7万5520円、ETA(電子ビザ)は69.99ドル(1万1525円)で、現時点で41万4945円がかかっています。これらすべてはご支援から払わせていただきました。ありがとうございます。お知らせが直前になって申し訳ありませんが、今晩11日の20時からYoutubeで放送されるNO HATE TVに出演することになりました。もしよかったらぜひご覧ください。引き続き活動報告をしてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。植田祐介


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今月の8日(土)、シェルターの代表のジワさんが逮捕されてしまいました。幸いにして11日(火)に釈放されました。この件についてご説明いたします。シェルターの家賃はレストランの利益で賄っていますが、先日来の長雨、洪水で体調を崩す難民、病気を持ったままシェルターに転がり込んでくる難民が多数いて、医療費がかさんでしまいました。代表のジワさんも痔瘻を患っており、しばしば高熱を出して入院しています。その穴埋めのために、ケニアの銀行、Equity Bankのキャッシングを使っていました。年利は年利25%、負債総額は38万3940シリング(1シリング≒1.2円)です。融資担当の支店長と契約書、法律に基づいた話し合いを行い、クラファンが成功し、医療費が減ったら、レストランの利益から少しずつ返済するということで話がまとまった、とばかり思っていました。ところが、先方さんは納得していなかったのか、難民という不安定な地位に付け込んだのか、彼を詐欺罪で訴えました。それで病院にいるときに逮捕されてしまいました。なお、ケニア人ならこのようなことで逮捕されることはないそうです。シェルターを運営するFHIのスタッフでケニア人のフランクさんを通じて警察や銀行と交渉を行いました。それでまずは10日(月)の午前9時(日本時間で午後3時)までに20万シリングを支払うことで訴えを取り下げるとの約束を取り付けました。皆さんからカンパ用個人口座にカンパをいただき、9日(日)の夜に25万円(20万5000シリング)を送金しました。通常は数分から数十分で到着するのですが、額が大きかったせいかまる一日かかってしまい、11日(火)の早朝にようやく到着しました。そして、以下の条件で釈放されました。(1)警察に罰金として1万1500シリングを払う。(根拠不明)(2)7月15日までにローンの残りの20万シリングを返済する。ジワさんは獄中で休めばいいのに、自分が第三国定住した後に残されるLGBT難民の生活を支えるために組織の永続性を持たせようと、役割分担やその教育(経理、パソコン、行政との交渉)について構想をねっていたそうです…LGBT難民が逮捕されることはそんな珍しいことではありません。特にモーゼスさんは難民の権利保護のためにデモやハンスト、集会を度々開いていたせいで何度も逮捕されています。一方のジワさんは、ともかくケニア政府との摩擦を避ける手法を使い、今まで逮捕されることもなかったので、とてもショックを受けました。しかし、おおごとになるまでに対処できてよかったです。これもひとえに皆様のおかげです。本当にありがとうございます。先週はこれ以外にも様々なニュースがありました。◯シェルターを運営するFHIが難民自助NGOとしてケニア政府から正式に認定されました。◯定員オーバーでシェルターに入れず、クラファン達成後に小屋を建設して住んでもらうことになっていた難民が一時的に住んでいた家が近隣住民から襲われました。15日(土)早朝に荷物を取りに行ったのですが、役場により家が封印されていて中に入れず荷物を取り出すこともできなかったそうです。解決方法はわかりません。◯15日に開催された名古屋レインボープライドに参加して、アフリカ出身のLGBT難民(若干ぼやかしています)にお会いしました。日本で無事難民認定を得たとのことで、抱き合って喜びしばらく話し込みました。15日22時の時点で、現在のクラウドファンディングに135人の方から96万6000円のご支援を頂いています。残りは15日、30万4000円、達成率は76%です。ファーストゴールが達成できれば、引き続きセカンドゴールに進もうと考えています。引き続きのお力添えのこと、よろしくお願い申し上げます。なお、クラウドファンディングは別のサイトで行っております。「ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい」で検索してみてください。


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定員オーバーでLGBT難民シェルターに入れずにいる難民の住む、ナイロビの南東郊外の家が暴徒に襲撃されました。原因は不明ですが、何らかの噂が口コミかSNSで流された可能性が高いようです。難民の命に別状はありませんが、動画の通り、窓ガラスが破られ、冷蔵庫が破壊されるなどの被害を受け、手に軽傷を負いました。動画はどうやら加害者が撮影してSNSに流したもののようです。宗教的な信念や、正義だと間違って信じているものに突き動かされて、或いは笑い者にするために、このような動画を録ってTikTokに流す輩がいます。この手の動画は今までも何十回も見せられましたが、医療費のローンを巡りシェルターの代表のジワさんが土曜日に逮捕され、火曜日に釈放されるなどきつい状況が続いたところでのこれで、かなりメンタルをやられています…(ジワさんの件の顛末は別の記事でご報告します)この苦しみをケニアにいる人たちや、韓国の支援者の李さん、そして僕だけで背負っていてはみんなが壊れてしまいます。ほんの少しでもその重荷を肩代わりしてくれる方が一人でも多く現れることを望んでやみません。現在別サイトでクラウドファンディングを行っています。「ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい」で検索してみてください。