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【バングラデシュ・ネパール】子ども×気候変動:防災活動で未来のリーダーを育てたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

バングラデシュとネパールでは、相次ぐ自然災害が発生し、特に子どもたちが気候変動の脅威に晒されています。シャプラニールは、災害にぜい弱な地域での防災・減災能力を向上させ、彼らが安心して将来を夢見ることができるよう、そして「未来のリーダー」として気候変動に立ち向かっていけることをめざして活動しています。

現在の支援総額

1,000,000

25%

目標金額は4,000,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/10/13に募集を開始し、 70人の支援により 1,000,000円の資金を集め、 2023/11/30に募集を終了しました

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【バングラデシュ・ネパール】子ども×気候変動:防災活動で未来のリーダーを育てたい

現在の支援総額

1,000,000

25%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数70

このプロジェクトは、2023/10/13に募集を開始し、 70人の支援により 1,000,000円の資金を集め、 2023/11/30に募集を終了しました

バングラデシュとネパールでは、相次ぐ自然災害が発生し、特に子どもたちが気候変動の脅威に晒されています。シャプラニールは、災害にぜい弱な地域での防災・減災能力を向上させ、彼らが安心して将来を夢見ることができるよう、そして「未来のリーダー」として気候変動に立ち向かっていけることをめざして活動しています。

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こんにちは。東京事務所でバングラデシュ事業を担当している峯です。 

今回は、9月にバングラデシュに出張した際に、サクロン常襲地域に住む少女たちから聞いたお話を紹介します。 

今回の出張で訪問したのは、バングラデシュの南西部に位置するクルナ県コイラ郡。2020年に襲来した大型サイクロン「アンファン」により大きな被害を受けた地域です。シャプラニールはこの地域で、サイクロン発生後に緊急救援活動や復旧支援事業を実施してきました。実際にサイクロン「アンファン」の被害を受けた少女たちに、当時の様子やその後の普段の生活での困りごとについて、話を聞きました。 

少女たちへの聞き取りの様子 

■サイクロン「アンファン」が発生した際には、どのような行動を取りましたか? 
サイクロン警報No.9(※)が発出された際に、家族みんなでサイクロンシェルターへ避難しました。そこでは32時間程度滞在しました。道路の状況が悪く、車などの移動手段がつかえなかったため、避難が困難な高齢者は男の子が負ぶって連れて行きました。
※バングラデシュ防災省はサイクロン警報(Warning signal)を11段階に分類している。危険度はNo.1が最も引きく、No.11が最も高い。

■避難先で困ったことはありましたか? 
・食べ物や飲み水の確保に苦労しました。
・避難者約50人に対しトイレが1つしかなく、長時間並ばなければならず大変でした。
・生理になってもトイレが使えず、また生理用品が手に入らず困りました。
・濡れたまま避難したので体調を崩しました。

■避難後に家に戻ってから困ったことはありましたか? 
・家中が浸水していたため、料理ができず、寝る場所もありませんでした。
・浸水のせいで悪臭がひどく、体調を崩しました。しかし道路の状況が悪かったため、医者を呼ぶこともできませんでした。
・井戸水が塩水化して使えなくなったため、25分-30分程度歩いて他の地域まで水汲みに行かなければなりませんでした。

■その他普段の生活の中でので困りごとはありますか? 
以前は道路の状況が悪かったため、平時でも学校に行くのが大変でした。特に雨が降ると土がぬかるんで服が汚れ、その状態で授業を受けることがとても嫌でした。市場に行って買い物をすることも大変でした。シャプラニールの事業により道路が補修され、今は安心して学校、市場に行くことができます。

このように、バングラデシュの沿岸部地域では井戸・道路・トイレ等のインフラが十分に整備されていないことから、特に女性や女児が災害時や災害後に脆弱な立場に置かれます。私たちはこうした問題を解決すべく、ジェンダーの視点も考慮した防災活動に取り組んでいきます。 

※当会へのご寄附は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。

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