日頃より日本サッカー協会(JFA)の活動にご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。
JFAは「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。」という理念にもとづき、「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みやサッカーを通じた社会貢献活動の総称を「アスパス!」とし、「環境、人権、健康、教育、地域」の5つの分野で、サッカーファミリーの皆さんとともに様々な取り組みを進めています。「アスパス!」は“地球(earth)の明日(未来)のために私たち(us)がつなぐパス”の意を込めた造語で、サッカーファミリーが世代や時代を超えて”パスを繋いでいく”という強い決意を表現しています。
年齢や性別、障がいの有無、人種にかかわらず、だれもが、いつでも、どこでもスポーツを楽しむ環境を整備するグラスルーツ活動、暴力・暴言の根絶、リスペクト・フェアプレーの啓発、子どもたちの外遊びや地域コミュニティづくりにつながるグラウンドの芝生化などもその一部です。今回、次の100年のサッカーが今と同じく健全に、安全に、多くの人々により楽しまれ、JFAの理念・ビジョンが体現されていることを目指して、「JFA夢フィールドの天然芝を再利用したグリーンカードづくり」のためのクラウドファンディングを実施することを決めました。この挑戦にぜひ、皆さん、ご支援をお願いします!
『フェアプレーにはグリーンカード』
サッカーの試合では警告または退場となる反則を犯した選手やチーム関係者にイエローカード、またはレッドカードを提示しますが、JFAではリスペクトある行動やフェアプレーを称賛するためにグリーンカードを導入しています。
グリーンカードの積極的な活用を通じて、選手のポジティブな行動を認め、励まし、支えることで、フェアプレーをより一層広めていきたいと考えています。
<グリーンカードを提示する場面の例>
■ピッチ内
・怪我をした選手への思いやりある行動
・意図していないファウルプレーの際の謝罪や握手
・自己申告(ボールがラインを出たとき)
・問題となる行動を起こしそうな味方選手を制止する行為
・警告も退場も受けず、ポジティブな態度を示す
■ピッチ外
・施設や用具を大切にする
・困っている人を助ける
・会場のゴミを拾う
・家での目標を決めて今までできなかったことに挑戦する
『JFA夢フィールドの天然芝に新たな夢を乗せたグリーンカードづくりに挑戦』
本プロジェクトでは、SAMURAI BLUEやなでしこジャパンのトレーニング拠点であるJFA夢フィールドの天然芝を用いた新たなグリーンカードを製作することにチャレンジします。
このグリーンカードの製作を通じて、これらの実現を目指します。
本プロジェクトは、JFAと、各種素材により社会課題解決につながる製品を数多く生み出している三井化学株式会社との共同プロジェクトです。
日本サッカーを強くする一大拠点として、2020年に「高円宮記念JFA夢フィールド」を開所しました。「代表強化」「ユース育成」「指導者養成」「普及」の“四位一体”の核となる拠点で、SAMURAI BLUEやなでしこジャパンをはじめとして各年代日本代表選手もここでトレーニングを行っています。天然芝ピッチが2面、人工芝ピッチも2面あり、天然芝ピッチは常に最高のコンディションで選手がトレーニングできるよう日々手入れされています。
現在、夢フィールドの天然芝は天然由来の環境に配慮した肥料で生育を促し、日々コンディションをチェックしながら刈り込み等の整備をしており、芝の刈り込みによって出る「天然芝」の量は年間約30~40トンです。環境に配慮した肥料を使用しても、刈り取った天然芝を堆肥にすることはできないため、これまではすべてお金をかけて廃棄するしかありませんでした。
そんな中、様々な天然素材と樹脂を混練した新素材を生み出すなど、化学の力で社会課題を解決し、「環境と調和した循環型社会」「健康・安心にくらせる快適社会」「多様な価値を生み出す包摂社会」の実現を目指す三井化学株式会社に、夢フィールドの天然芝を素材としたグリーンカードの製品化に向けた挑戦に、ご協力をいただけることになりました。
サッカーファミリーの皆さんにピッチ内外で活用いただける「グリーンカード」の製作にチャレンジし、そのさらなる普及を通じて、ピッチ上の人、それを支え、取り巻く全ての人や物を互いに大切に思う精神(リスペクト・フェアプレー)をより広く浸透させることを目指し、天然芝の再利用に向けた研究開発を行う資金を募るためのクラウドファンディングを実施することを決めました。
▼特徴1「日本代表がトレーニングで使用した天然芝を再利用」
通常のプラスチックで製造されたものと異なり、SAMURAI BLUEやなでしこジャパンがトレーニングで使用している夢フィールドの天然芝を素材に使用した、ここでしか手に入らないグリーンカードです。
▼特徴2「環境にやさしい」
これまで廃棄していた天然芝を最新の科学技術を活用して再生(アップサイクル)した商品です。廃棄物の削減だけではなく、廃棄物を有効利用することにより持続可能な社会に貢献することができます。
▼特徴3「本クラウドファンディングでしか手に入らないオリジナルデザイン」
JFAが通常、配布・販売しているグリーンカードとは異なるオリジナルデザインを採用しています。JFA夢フィールドのロゴが入った本クラウドファンディング限定のデザインです。
新しく製作する天然芝グリーンカードを中心にリターンをつくりました。寄付控除の対象となる純粋支援のリターンもあります。また通常一般の方が入ることができない夢フィールドの施設見学もリターンに設定しており、日本代表が使用するロッカールームや練習のピッチなどに入ることができます。
※天然芝グリーンカードは、素材に天然芝を使用しているため、通常販売しているグリーンカードと色味・質感・厚みが異なり、色ムラや芝生の匂いがある可能性がありますので予めご留意ください。
夢フィールド施設見学について
夢フィールドの施設見学では、通常一般の方が入ることができない内部を見学いただけます。本プロジェクトにご支援いただき、ぜひ日本代表選手たちが使用する施設の見学にお越しください。
高円宮記念JFA夢フィールド プロモーションムービー
┃播戸竜二(元プロサッカー選手/JFAアスリート委員)
サッカーには可能性しかありません。たくさんの子供達がサッカー活動を通じて学べることはたくさんあると思います。サッカーを通じて社会のためにできることもたくさんあると思います。天然芝でできたグリーンカードを使って、子どもたちの思いやりある行動をたくさん褒めて、みんなでリスペクト溢れるサッカー界にしていき、サッカーで社会を良くしていきましょう!
┃那須大亮(元プロサッカー選手/YouTuber)
サッカー仲間と過ごす時間の中で、チームで生きることの大切さを学びました。サッカーに関わる一人ひとりの人間として、サッカー活動を通じて社会のためにできることはたくさんあると思います。今回の天然芝グリーンカード開発を通して、今以上に思いやりのあるプレーを称え、お互いへのリスペクトで溢れる日本サッカー界にしていきましょう。ご協力をお願いします。
┃川澄奈穂美(プロサッカー選手/JFAアスリート委員)
日本のサッカー界がすべきことは、競技力向上だけではありません。サッカーを通じ、社会問題を解決することも重要な取り組みだと思います。
天然芝グリーンカードは、これまで廃棄していた天然芝を最新の科学技術で再生し、温室効果ガスや廃棄物を削減させ、持続可能な社会に貢献することができます。JFAが大切にするリスペクトとフェアプレー、また社会貢献を成し遂げるためにご協力よろしくお願いいたします!
目標金額:350万円
資金使途:グリーンカードの商品化にかかる開発費(試作品作成など)・製造費
※目標金額以上集まった場合は、リスペクト・フェアプレーの精神を広く伝えていくための活動にかかる費用に活用させていただきます。
想定スケジュール:
2023年12月7日~2024年1月31日:クラウドファンディング 支援募集期間
2024年2月~4月:グリーンカード 試作開発期間
2024年4月~6月:グリーンカード 製造期間
2024年6月以降:グリーンカード製造後、順次発送
SAMURAI BLUEやなでしこジャパンがトレーニングで使用した夢フィールドの天然芝は、刈り取られてその役目を終えてからも形を変え、グリーンカードとしてサッカーに関わるすべての方へリスペクトとフェアプレーを伝えていきます。
地球規模の大きな社会課題の一つである持続可能な循環型社会の実現に向けたアクションとして、夢フィールドの天然芝を使用したアップサイクル製品の研究開発にご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします!
リリースキャンペーンを実施しています。X(旧Twitter)でシェア、対象プロジェクトを支援することで抽選で豪華景品が当たります。ぜひシェアと支援をしてキャンペーンに参加してください。
┃リターン・プロジェクトに関して
Q:本グリーンカードと「JFA STORE」で購入できるグリーンカードに違いはありますか?
A:本グリーンカードは、JFA夢フィールドの天然芝を使用されていることを明示するために施設ロゴが入ったオリジナルデザインを採用しております。また、素材に天然芝を使用しているため、通常販売しているグリーンカードと色味・質感・厚みが異なり、色ムラや芝生の匂いがある可能性がありますのでご留意ください。
Q:商品はいつ届きますか?
A:グリーンカードは2024年6月お届け予定です。ただし、開発・製造状況などの影響により、当初の予定より遅れる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
Q:送料はかかりますか?
A:送料は無料です。
Q:公式の試合で使用できますか?
A:U-12(4種)年代以下の試合において、グリーンカードの積極的活用を奨励しており、本グリーンカードも使用可能です。
Q:返品・交換はできますか?
A:製品の到着後7日以内の未使用商品で、且つ、製品に欠陥等が見つかった場合に限り、1度だけ返品交換を受付します。(ただしお客様のご使用によるキズ、シミ、汚れ等が見られた場合、交換をお断りする場合がございます)
Q:クラウドファンディング募集後のプロジェクトの進捗を知ることはできますか?
A:プロジェクト進捗状況はページ内で随時ご紹介する予定です。
Q:目標未達成の場合、どうなりますか?
A:プロジェクト不成立となり、支援金は支援者様に全額返金され、計画の実行及びリターンのお届けはなくなります。
┃登録と支援に関して
Q:支援の方法はどうしたらいいですか?
A:CAMPFIREへの会員登録の後、ご支援されたいリターンを選択、決済画面へ進んでください。こちらより会員登録してください。システムにご不安な方はまず支援の流れをご確認ください。
Q:リターンの変更・キャンセルはできますか?
A:支援をした時点で申し込みが確定し、その後の変更、キャンセルはできませんのでご注意ください。ただし目標金額を達成しなかった際は、ご支援いただいた金額は弊社から支援者様に全額返金されます。その際、送金手数料、キャンセル手数料はかかりません。プロジェクトオーナーによるプロジェクト内容の実施、リターンの履行もございません。
Q:同じリターンを複数個支援することはできますか?
A:可能です。ただし限定数のあるリターンは数量選択ができないため、1回1回決済を完了させる必要がございます。
Q:正常に支援できているかを知る方法を教えて欲しい
A:支援できている場合、支援したプロジェクトに表示されます。また、支援時に登録アドレスへメールが届きます。完了画面が表示したにも関わらずメールが届かない場合は、CAMPFIREサポートへお問い合わせください。
上記以外の質問については下記よりご確認ください。
支援者の方のよくある質問
その他、CAMPFIREのシステムに関するご質問はメッセージをいただいてもお答えできかねる内容があるため、下記よりCAMPFIREのお問い合わせに連絡いただきますようお願いいたします。
https://camp-fire.jp/inquiries
・本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
┃リターンに関する注意事項
■全般
・リターンの性質などに鑑みてご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
・リターンの権利を第三者に譲渡・転売などをすることは一切禁止いたします。譲渡・転売された権利は無効となります。
・支援募集期間中に制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。また、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
■寄付控除ありのリターン
・【寄付控除あり】と記載されたリターンのみ、寄付控除(税制優遇)の対象となります。
・公益財団法人日本サッカー協会が寄付金の受付及び領収書発行を行います。
・「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、公益財団法人日本サッカー協会が発行した領収書をもって確定申告をしていただく必要がございます。
・領収書の日付はJFAへ入金がある2024年2月の日付となります。
・領収書の発送時期は2024年3月を予定しています。
■名前掲載
・公序良俗に違反するもの、また広告目的の掲載はできません。
・他者に不快を与えると判断されうる内容についても掲載できません。
・お名前掲載期間は2024年2月から1年以上となります。
最新の活動報告
もっと見る【御礼】たくさんのご支援をありがとうございました!
2024/02/01 15:5612月7日(木)に開始した本クラウドファンディングは、昨日1月31日(水)をもって終了いたしました。56日間の挑戦にお付き合いいただき、たくさんの応援とご支援をいただき、本当にありがとうございました。支援総額:1,055,000円(達成率30%)支援者数:164人本プロジェクトは「All-or-Nothing方式」で目標金額に満たなかったため、計画の実行及びリターンのお届けはございません。いただいたご支援は決済されません(またはご返金されます)。せっかくご支援いただいたにも関わらず大変申し訳ございません。今回、目標金額に届かずプロジェクトを成立させることはできませんでしたが、全国のサッカーファミリーの皆さまからのあたたかいご支援と熱い応援のメッセージをいただくことができ、本当に感謝しております。天然芝グリーンカードのプロジェクトを含めて、JFAでは今後も引き続き、サッカーファミリーの皆さまとともに環境問題などの社会課題の解決に繋がる取り組みを進めてまいります。ぜひ引き続きご理解、ご協力をいただけますと幸いです。また、今後、能登半島地震により被災された地域や避難されたサッカーファミリーが、これまでどおり、誰もがいつでもサッカーを楽しむことができる環境の復興を目的としたクラウドファンディングを実施させていただく予定です。一日も早く被災地の皆さまが笑顔でサッカーを楽しむことができる環境を取り戻すために、皆さまのお力をいただけますと幸いです。改めまして、本プロジェクトにご支援してくださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。---ご返金に関して---【銀行振込 (Pay-easy)とコンビニ払いを支援時選択された方】支援時にご返金先口座の情報を入力いただいておりますので、そちらへ返金が行われます。ただし、ご返金先口座情報に不備がある場合、口座情報を再確認するメールがCAMPFIREより送られてきますので口座情報の修正をお願いいたします。修正いただきましたら順次返金されます。【銀行振込 (Pay-easy)とコンビニ払い”以外”を支援時選択された方】今回はプロジェクトが成立しなかったため、決済自体が行われておりません。決済や返金などシステム面でご不明点がありましたら、下記よりCAMPFIREへお問い合わせください。https://camp-fire.jp/inquiries------------------- もっと見る
【夢フィールドの芝生管理】刈り取った芝生の使い道は全国どのグラウンドでも悩み
2024/01/17 10:18本プロジェクトへご支援いただき誠にありがとうございます。今回はJFA夢フィールドの芝生について、芝生の管理をしている千葉さんにお話を聞きましたのでご紹介させていただきます。-----------------------------------◆芝生管理において心がけていることはありますでしょうか?千葉:将来的には無農薬を目指して、なるべく農薬や化成肥料を使わずに自然循環型の管理をしていく方針で運営しています。例えば、定期的にエアレーション(土壌に小さな穴を空けて空気の通りを良くする)を行うことで病気を予防して殺菌剤を撒く機会を減らすなど、農薬に頼らずに芝生の健康を維持することを心がけています。芝刈りをする千葉さん◆夢フィールドではどのような芝生管理を行っているのでしょうか?千葉:サッカーグラウンドは常緑、常に緑であることが求められます。夢フィールドでは気候に合わせて、夏芝と冬芝の2種類の芝生を季節に合わせて二毛作のような形で交互に養生しています。これから2,3月ぐらいに冬芝の間をかき分けて夏芝が青い芽を出し始め、そこから徐々に夏芝に切り替わっていきます。5月ぐらいになると夏芝と冬芝の割合が半々になり、梅雨の時期に切り替わり、梅雨が明けると冬芝は消えていきます。◆夢フィールドでは芝刈りはどのくらいの頻度で行っているのでしょうか?千葉:冬場は週に1回程度、夏場は最低でも2日に1回、必要であれば毎日刈っています。代表チームからリクエストを受けて、ミリ単位の長さを調整して刈り取ることもあります。◆刈り取った芝生はどうしているのでしょうか?千葉:可燃物や生ゴミとして処分しているのが現状です。刈り取った芝生の使い道としては肥料として畑で使えるのが一番良いと考えています。しかし、受け入れてくれる畑とタイミングが合わなかったり、芝生の特性的に発酵しにくかったり、色んなトライをしていますがベストな方法がなく、全国どのグラウンドでも悩みの一つになっています。また、夢フィールドでは天然芝のグラウンドが2面で、年間30トン以上の刈草が出て、約180万円の廃棄費用がかかっています。刈り取った芝生◆芝生に愛着が湧いたりはしますか?千葉:正直、芝生は我が子ぐらいの気持ちです。一年中養生して一切入場しないでください、という気持ちも無くはないですが、それでは意味がないので、使ってもらう人たちに気持ちよくサッカーを楽しんでもらいたいなと思っています。◆今回の天然芝を活用したグリーンカードづくりプロジェクトについて、芝生管理者としてはどのように捉えていますか?千葉:このプロジェクトで廃棄していた芝生が製品化されれば、全国のグラウンドの悩みの解決策の一つになり、芝生管理業界では大きな発明になるのではと思っています。芝生にもう一度活躍の場が与えられることも嬉しいですね。-----------------------------------ぜひ、天然芝から作ったグリーンカードで子どもたちの思いやりある行動をたくさん褒めて、みんなでリスペクト溢れるサッカー界にしていきましょう!引き続き皆さまからのご支援をお待ちしております! もっと見る
【グリーンカードの使い方】「おこられるからやらない」よりも「いいことだからやる」へ
2023/12/22 10:40今回のプロジェクトへご支援・お気に入り登録いただきありがとうございます。グリーンカードの示し方についてご紹介させていただきます。JFAは、イエローカード・レッドカードという、やってはいけないことに対するカードだけではなく、U-12年代(小学生)の試合では、グリーンカードの積極活用を奨励しています。これは2001年に、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)のテクニカルダイレクターをされていたアンディ・ロクスブルグさん(現AFCテクニカルダイレクター)が、フィンランドの取り組み事例として「グリーンカード」を日本に紹介してくれたことがきっかけでした。それまでの日本サッカーでは、「ファウルをしてはいけない」「レッドカードをもらうようなことをしてはいけない」など、禁止事項を羅列する傾向にありましたが、グリーンカードで「もっと褒めよう」というポジティブな提案にとても大きな気づきを与えられました。例えば、家庭で子どもが片付けをしたら親御さんがグリーンカードを出して褒めるなど、ピッチの外でも正しい行いをしっかりと認めてあげることで、子どもはそれが正しい行為だったと気づき、続けるようになるでしょう。※リスペクトプロジェクト[ハンドブック]より抜粋U-12年代(小学生)で導入している8人制サッカーの競技規則には、審判員向けにグリーンカードの考え方を以下のように示しています。---------------------------------------------------選手は、サッカーを通して「全力を尽くすこと」、「助け合うこと」、「フェアに戦い、仲間を大切にすること」、「サッカーを楽しむ環境を与えてくれる人に感謝すること」を自然に学んでいます。美しい心を伝えてくれるような感動あるプレーや行為を選手がしたときに、グリーンカードを示してください。フィールドにいる競技者全員が、サッカーの精神に基づいてプレーに集中して戦っている中で、ポジティブかつリスペクト溢れる行動をしたときに賞賛や感謝を示す方法の1つがグリーンカードです。「チームとして共に努力する」「フィールド上で互いに助け合う」「常にフェアプレーを示す」「良いスポーツマンシップを示す」「怪我をした者を助け合う」「敗者も勝者もたたえる」「対戦相手、チーム関係者、審判員を大切に思う」など、さまざまなリスペクトあるプレーや行動にグリーンカードを示します。グリーンカードを提示するときに注意することは、「試合の流れを止めない」「ポジティブな行動の意図を見極める」「躊躇せずに示す」「誰に示されたのか分かりやすいように」「声やジェスチャーのみでほめたたえるのもよい」サッカーに携わるすべての人を「互いに大切な仲間」と思い、お互いフェアに競い合い、身につけてきた技術や戦術を精いっぱい出し合ってプレーする。そんなプレーや行動が自分自身のものになって、美しい心が育ちます。このようなポジティブな行動がサッカーの精神に基づいたものであるとき、仲間やサポーターはそれをほめたたえます。選手は、その行動を認められることによって、さらに成長していきます。---------------------------------------------------ぜひ、天然芝から作ったグリーンカードで子どもたちの思いやりある行動をたくさん褒めて、みんなでリスペクト溢れるサッカー界にしていきましょう!▶「天然芝グリーンカード1枚」<2,000円>での支援はこちら▶「天然芝グリーンカード5枚」<10,000円>での支援はこちら▶「天然芝グリーンカード10枚」<20,000円>での支援はこちら※詳細はリターン説明文をご参照ください▶プロジェクトの内容を見て支援を考えたい方はこちら引き続き皆さまからのご支援をお待ちしております! もっと見る
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