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グリーンカードの示し方についてご紹介させていただきます。
JFAは、イエローカード・レッドカードという、やってはいけないことに対するカードだけではなく、U-12年代(小学生)の試合では、グリーンカードの積極活用を奨励しています。
これは2001年に、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)のテクニカルダイレクターをされていたアンディ・ロクスブルグさん(現AFCテクニカルダイレクター)が、フィンランドの取り組み事例として「グリーンカード」を日本に紹介してくれたことがきっかけでした。
それまでの日本サッカーでは、「ファウルをしてはいけない」「レッドカードをもらうようなことをしてはいけない」など、禁止事項を羅列する傾向にありましたが、グリーンカードで「もっと褒めよう」というポジティブな提案にとても大きな気づきを与えられました。
例えば、家庭で子どもが片付けをしたら親御さんがグリーンカードを出して褒めるなど、ピッチの外でも正しい行いをしっかりと認めてあげることで、子どもはそれが正しい行為だったと気づき、続けるようになるでしょう。
※リスペクトプロジェクト[ハンドブック]より抜粋
U-12年代(小学生)で導入している8人制サッカーの競技規則には、審判員向けにグリーンカードの考え方を以下のように示しています。
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選手は、サッカーを通して「全力を尽くすこと」、「助け合うこと」、「フェアに戦い、仲間を大切にすること」、「サッカーを楽しむ環境を与えてくれる人に感謝すること」を自然に学んでいます。美しい心を伝えてくれるような感動あるプレーや行為を選手がしたときに、グリーンカードを示してください。
フィールドにいる競技者全員が、サッカーの精神に基づいてプレーに集中して戦っている中で、ポジティブかつリスペクト溢れる行動をしたときに賞賛や感謝を示す方法の1つがグリーンカードです。
「チームとして共に努力する」
「フィールド上で互いに助け合う」
「常にフェアプレーを示す」
「良いスポーツマンシップを示す」
「怪我をした者を助け合う」
「敗者も勝者もたたえる」
「対戦相手、チーム関係者、審判員を大切に思う」
など、さまざまなリスペクトあるプレーや行動にグリーンカードを示します。
グリーンカードを提示するときに注意することは、
「試合の流れを止めない」
「ポジティブな行動の意図を見極める」
「躊躇せずに示す」
「誰に示されたのか分かりやすいように」
「声やジェスチャーのみでほめたたえるのもよい」
サッカーに携わるすべての人を「互いに大切な仲間」と思い、お互いフェアに競い合い、身につけてきた技術や戦術を精いっぱい出し合ってプレーする。そんなプレーや行動が自分自身のものになって、美しい心が育ちます。このようなポジティブな行動がサッカーの精神に基づいたものであるとき、仲間やサポーターはそれをほめたたえます。選手は、その行動を認められることによって、さらに成長していきます。
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ぜひ、天然芝から作ったグリーンカードで子どもたちの思いやりある行動をたくさん褒めて、みんなでリスペクト溢れるサッカー界にしていきましょう!
▶「天然芝グリーンカード1枚」<2,000円>での支援はこちら
▶「天然芝グリーンカード5枚」<10,000円>での支援はこちら
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※詳細はリターン説明文をご参照ください
引き続き皆さまからのご支援をお待ちしております!