Happy 聖マルティヌス day!!!
ということで、
ボジョレーヌーボーに代表される
新酒解禁の季節到来です。
ターリャワインが継承されているポルトガル、アレンテージョ地方は
11月11日の聖マルティヌス祭に新酒を祝う習慣があります。
一部のターリャが開栓され、村の人たちが集まって新酒を飲みます。
2022年のメストレ・ダニエルでの聖マルティヌス祭の様子、
そして生産者のコメントを収めた動画を、
YOUTUBEでアップしましたので是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=XTX00BDf2Z0
※上記動画は英語仕様となっていますが、下記がナレーションの内容です。
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聖マルティヌス祭でみんな新酒を飲んでお祝いします。
村のターリャワイナリーを訪ね歩き飲み比べ
どこのワインが美味しいかという話をしたりします。
ワイナリーでは村人による伝統的な歌が響き渡ります。
8月に収穫が始まって、醸造し、この祭で、今年のワインを味わいます。
醸造が始まってから今年の出来がどうだったかとずっと気にかけてきたワインだけに
この日はとても大事で、ナーバスだったりもします。
化学物質を使わなずほとんど人の介入がないナチュラルなワインなだけあって、その出来に満足することもあれば、時々は納得いかないことだってあるんです。
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ちなみに今回プロジェクト用ターリャ【I】は、
より長い時間を掛けて醸造していきます。
良質なブドウを使ったより高品質なターリャワインは、
より複雑で深い味わいを出すため、
ターリャ内でじっくり時間を掛けて仕上げていきます。
この聖マルティヌス祭で振舞われるワインは、
よりカジュアルでライトなボディのものが一般的です。
お祭りではターリャに蛇口のような栓を差し込み、
ここから直接「コップ」にワインを注いだり、
容器に注いてテーブルにもっていったりします。
ターリャから新酒をダイレクトに。
フレッシュ感がたまりませんーーー!
ちなみに聖マルティヌスの日はキリスト教系の行事の一つで
一般的には収穫祭の日とされ、冬の始まりといわれている日です。