
こんばんは。
和紙ラボTOKYOです。
和紙原料の楮(こうぞ)の刈り取りから今度は蒸しの作業になります。

寸胴鍋に水を入れて約3時間蒸していきます。
水が沸騰して蒸気が出てくると、甘い香りがしてきます。
栗やサツマイモを蒸しているような香りと似ています。

蒸しあがった後、芯と木皮に分けていきます。
この作業を、「蒸し剥ぎ」と言います。
スルスルっと剥けて楽しい作業になりますよ。

芯と皮と分けた状態がこんな感じ。

いくつかに分けて束ねて乾燥。しっかりと水分を飛ばさないとカビが発生してします。
これで和紙作りをする際に水に漬けて戻して作業を進めます。
これでようやく1年間の手すき和紙作りがスタートします。
リターン商品も少しずつ制作を進めていきますね。



