こんにちは。エファの高橋です。
プロジェクト終了の8/31までいよいよ残り14日。
これまで125名もの支援者様に応援いただいています。
エファの日本事務所の職員は3名、ファンドレイジングをお手伝いさせていただいている自分をいれて、たった4名。
スタッフだけでは到底なしえないエファの事業ですが、多くの方が支えてくださっていることに、改めて心より感謝申し上げます。
エファの20周年のコンセプトは「本がつくる、キミの未来のものがたり」
プログラムマネージャーの鎌倉が子どものインタビューをもとに書き起こしたストーリーをお伝えしています。
-----------------------------
まっしろいキャンバスに、色とりどりの未来を描くのは僕自身だ。
「あの子はなにもできやしないさ」生まれてからずっとそういわれていた
「人とは違う」といわれ、村でも、学校でも居場所はなかった。
「あなたの夢は何ですか」「夢を持ちなさい」と大人たちはいうけれど、 僕は口を閉ざしてしまう。
村に、チルドレン・スタディ・クラブができた。学校が終わってから通える補習校だ。
「ここでもいじめられたらどうしよう」と最初は怖かったけれど、クラブの先生と友だちが笑顔で迎えてくれた。
クラブでは、先生がわかるまで繰り返し教えてくれる。
また紙の字が読みづらいクラスメイトのためにタブレットが用意されている。
いままで僕にぴったりのもの、ばしょがなかっただけ
そして一緒に歩んでくれるひとがいなかっただけなんだ
自分の未来を描くのは、自分自身。
いまそれができると信じられるようになった。
僕にとっての大きな、大きな一歩だ。
-----------------------------
動画に出てくるこちらの画像は、実は、鎌倉がAIを使って描いたイラストです。
本棚にもテーブルの上にも、たくさんの本がびっしり。文字が大きくて読みやすい大活字本、触って理解できる布絵本、読み上げ機能なども利用できるタブレット。
自分にあった学び方、遊び方のできる図書室で、みんなが笑っています。
このような図書室をつくるためにエファは活動しています。
終了の8月31日まで、どうか挑戦を見守っていただけますと幸いです。