皆さん、こんばんは。
米粉のつるつるラーメン「あかり」
プロジェクトの駿河かおりです。
いよいよ、明日が最終日。
何を書こうかな、と思って過ごして
いましたが、やっぱり最後は
「お米」のことにします。
歴史で習ったように、日本では
大陸から稲作文化が渡ってきたと
言われています。
日本の温暖湿潤な(今は結構変わって
来ていて、それはそれで問題・・)
気候は、お米にとって最高の
環境で、その地方地方で味わい豊かな
お米が作られてきました。
お米は、単に食糧、というだけでなく
日本人の文化そのもの、だと
思っています。
昔から五穀豊穣を願う祭祀は
あちこちで行われ、有名なものでは
新嘗祭、というものがありますね。
毎年11月に全国の神社で行われる
お祭りですが、新嘗祭の「新」は
新穀(初穂)、「嘗」は「ご馳走」を
表し、天照大御神はじめすべての
神様に新穀をお供えすることで、
神様にその年にお米が無事に
獲れたことを感謝するのだそうです。
昨年、私はこの新嘗祭に、初めて
出席させていただきました。
全国から集った農家さんたちと、
新穀をお供えし、神様へ感謝をお伝えして
参りました。
とても神聖で、日本人であることを
強く感じた日でもありました。
一方、現実ではお米の年間消費量は
どんどん右肩下がり。
1950年代には、一人当たり年間約102㎏の
お米を食べていましたが、現在は約51㎏。
皆さんはどのくらい食べていらっしゃる
でしょうか?
なんとたった70年間で半減してしまって
いるんですね。
理由はいろいろ言われていますが、
ひとつは食文化の多様化。
特に日本人は、外からの文化を
巧みに取り入れ、自分たちのものに
してしまう素晴らしい技術に
長けています。
それは食生活にも同様で、
私たちは3食をもはや、いわゆる
「ごはん」だけではなく、
パンや麺類といった、多種多様な
食べ方を楽しんでいます。
それは私は決して悪いことだとは
思っていません。
食を楽しみ、作る楽しみを
味わうことは、私たち人間に
とって、生きる楽しみでもあるから。
そして自分の体調の変化から、
米、米粉を仕事としている立場で
言うと、やっぱりこの先もお米を
たくさん食べていきたいです。
そして、日本の大切な農家さんたちや
風景を守っていきたいです。
今年4月後半から5月には、
また田植え体験会を行います。
(田植え体験のリターンに応募
いただいた皆さま、もう少し
お待ちくださいね)
冷たさがぬるんだ田んぼは
とても気持ちが良いです。
たくさんの小さな生き物にも
出会えます。
皆さんも近くで田植え体験の
機会があれば、ぜひご参加ください。
自分の足と手で、お米のことを
丸ごと体験できる機会だと思います。
2023年1月18日に、私は
「株式会社八十八研究所」という
会社を設立したのですが、これは
「米」という漢字をばらした
ものです。
「八」「十」「八」
そしてさらには、その年の
お米をいただくまでに八十八回の
人の手を経ている、という
言い伝えも表しています。
クラウドファンディングは
明日で終了しますが、
その社名に恥じぬよう、これからも
お米のように成長して
行きたいと思います。
長々と読んでいただき、
ありがとうございました。
プロジェクトは明日23:59まで。
いよいよ明日が最終日。
最後の最後までがんばります!
どうぞ皆さんもご声援のほど
よろしくお願いいたします。
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