はじめまして、コーヒーポートです!
はじめまして! コーヒーポート芦屋浜の店主、小川桃世です。
兵庫県芦屋市の最南端、海と空が広がる南芦屋浜で自家焙煎珈琲店を営んでいます。
2020年に開業して以降、たくさんのお客様に支えて頂いています。
開業当初は大きな設備もないお店でしたが、現在では地域のお客様はもちろん、半年先まで予約が取れない人気ホテル、レストラン、カフェ、法人様での福利厚生でのご採用等、幅広い用途にご利用頂いています。
最近よくいただくご感想が、「ポートのコーヒーはなぜだか飲める」です。
今までコーヒーを飲んでいなかった方や、飲めなかった方からそういうお言葉を頂けるようになりました。
とてもありがたいことにコーヒーポートは約80%がリピートのお客様です。
すべてのお客様に
「どんなコーヒーがお好きですか?」
とお話することを通じてそれぞれのお客様の「おいしい」の提供を心掛けています。
高品質なコーヒーをお出しすることは大前提ですが、その「高い品質」がお客様の「おいしい」に必ずしも合致するとは限りません。
それぞれのお好みや、召し上がるシーンを一緒に考えて、皆さんそれぞれのおいしさをご提供しています。
どこかハードルが高くなりがちなコーヒーですが、あくまでも身近な一つの「食材」として扱いたい。
誰にでもおいしく、気軽に「コーヒーの世界」とつながることができる
「あなたのコーヒーの港、コーヒー“ポート”」
なお店作りを目指しています。
コーヒーポートの「品質」
上でも書かせて頂いたように、「ポートのコーヒーはなぜだか飲める」というお声を多く頂いています。
この「なぜだか」にはもちろん理由があります。
ここではその一部をご紹介します。
【コーヒーの国際資格】
皆さんはコーヒーの品質を審査する国際資格が存在することはご存知でしょうか?
コーヒーには、「Qグレーダー」と呼ばれる国際資格があり、世界のコーヒー従事者のわずか0.016%が合格、海外では約4,000人、日本では約300人が保有している資格です。
私もこの「Qグレーダー」の資格を保有しており、適正に品質評価したコーヒーをご提供しています。
【5,000ロットを超えるカッピング】
コーヒーポートでは、これまで5,000ロットを超えるコーヒーをカッピング(テイスティング)を行い、私たちのお客様に一番適した生豆を仕入れています。
例えば、同じ「コロンビア」の豆でも、異なる地域、農園、ロットがあります。
その数多くのロットの中から、国際資格「Qグレーダー」として裏打ちされたカッピング基準で選定します。
【コーヒー産地の情報収集】
あまり意識されることは多くないですが、コーヒーは農作物です。
つまり、果物のように収穫時期があります。
年に2回収穫される地域もあれば、年に1回だけの地域もあったり、生産国やその地域によってもまちまちです。
新しい収穫期(ニュークロップ)のものが入港するタイミングでの買い付けを行えるよう各コーヒー生産国の収穫時期や特性、入港タイミングの情報収集を行い、常に良いコーヒーをお出しできるように仕入れ計画を行っています。
【焙煎の研究】
焙煎前のコーヒー豆は、熱を加えればそれなりに飲める物になります。
極端な話、フライパンでも焼けます。しかし、コーヒーポートでは高い性能の焙煎機と焙煎レシピをもとにコーヒーを「調理」しています。
コーヒーポート開業の際、味覚に最も優れたコーヒーを競う品評会、COE(Cup of Excellence)を主催するACE(Alliance for Coffee Excellence)で採用されている焙煎メソッドをベースに焙煎技術を習得しました。
また、開業以降も、日々日本国内トップクラスのロースターさんたちとの勉強会、さらには海外にも足を運び、世界大会のヘッドジャッジを通じて焙煎方法・焙煎化学の研究を学び、レシピを日々改善しています。
【お客様とのコミュニケーション】
その中でも一番大切なのが、お客様とのコミュニケーションです。いかに高い品質の豆を、自分の思う「おいしさ」に近づけても、必ずしもすべてのみなさんの「おいしさ」になるわけではありません。
独りよがりにならないよう、常にお客様とのコミュニーケーションを通じて、楽しんで頂ける皆さんのおいしさに近づけるよう、日々努めています。
毎週日曜日に行っているビーチクリーンのメンバーへのドリップ講習会の様子
このプロジェクトで実現したいこと=「スロープの設置」
開業から約4年、とてもありがたいことに、店頭販売に沢山のお客様にご来店いただけるようになりました。
一方で現在一人で営業しているため、お客様をお待たせしてしまうことが増えてきました。
特に雨の日、炎天下、寒空の日、お客様を屋根のない場所でお待たせしてしまうことがないよう、この度店舗を大きくリニューアルすることに致しました。
構想を進めるなかで、私自身子育てをしていて、ベビーカーでの移動に不便や苦労を感じることが多々ありました。
毎晩の寝かしつけや夜泣きに体力を奪われ、ショッピングモールでもベビーカーだと上の階に行くのもエスカレーターを使えず、少し離れたエレベーターへ行き、さらに待つ。。
色々なところで体力を奪われた結果、ほんの数段の階段ベビーカーを持ち上げる気力も体力も残っていませんでした・・・。
店舗営業をするなかで、車いすでお店に来ていただく方とも接する機会が増え、「ベビーカーでもこんなに苦労があるのならば、車いすだとさらに大変なのでは・・・」と感じるようになりました。自分の経験した苦労を少しでも減らして、より楽しい時間を増やしてもらえるよう、このプロジェクトで頂いた資金を「スロープの設置」に使用させていただき、ベビーカーでご来店のお客様や車いすのお客様も気軽に寄っていただけるお店にしたいと思います。
是非お力を貸してください!
※イメージビジュアル ※スロープがなーい!!!!
スケジュール
2024年
10月 クラウドファンディング開始
11月末 完成
12月 新店舗オープン
資金の使い道
車いすやベビーカーの方でも店舗カウンターに入りやすい、「スロープ」の設置費用に充てさせていただきます。
クラウドファンディング手数料:17%+税
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング達成!
2024/11/22 18:12こんにちは、コーヒーポートです。この度はクラウドファンディングにご支援頂きありがとうございました!おかげさまで、なんとなんと目標を達成することができました!泣遅くなりましたが、この場で御礼申し上げます。ご支援頂きましたみなさまへの個別のお礼とリターンにつきましては現在準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください!工事の近況ですが、大枠がらできてきており、少しずつ設備も設置されてきました。そして、ついにスロープの設計も進捗し、施工も近日予定しております!図面上で見るだけだとなかなか使い勝手を実感しにくいので、日々現場をうろうろしております。。また、進捗についてご報告させて頂きますね! もっと見る
休業中のコーヒーポート③
2024/10/29 11:54実は、コーヒーとは別にもう一つの分野として、知見を深めてきたものがあります。それは「お茶」です。お茶に国際資格があるのをご存知でしょうか?UK Tea Academyという英国の団体により運営されており、世界的に有名なフォートナム&メイソンメイソンやマリアージュフレールといったブランドのスタッフさんも取得している資格です。また、それ以外にもお茶を栽培、加工する方々も受講しており、知識を深めたり、情報交換に非常に有意義でした。そしてコーヒーポート店主は、この団体公認の[ティーソムリエ]を取得いたしました!「お茶」には紅茶はもちろん、中国茶、緑茶、日本で作られる和紅茶など幅広い「お茶」が含まれます。コーヒーポートには、コーヒーが苦手・・・という方もコーヒー好きの方と一緒に来店して頂くことがあります。そんな皆さんにも、美味しい体験を一緒に楽しんでほしい。そんな思いから資格取得に至りました。皆さんにも馴染みが深いように、日本はお茶の生産国でもあります。また、日本で作られた「和紅茶」は、世界的には近年、賞を取るほど品質と知名度を高めてきており、まだまだ日本国内に一般に知られていない日本の「お茶」の世界が広がっています。これは、国際資格を勉強したことで得られた、私も知らなかった日本のお茶の意外な一面でした。また、お茶のテイスティング方法とコーヒーのテイスティング方法には共通する部分があるので、お茶の味わいへのアプローチに非常に役立っています。新しいお店では美味しいお茶もお楽しみ頂けるよう模索中なので、お楽しみにお待ちください! もっと見る
休業中のコーヒーポート ①
2024/10/27 21:33店舗休業中も、ありがたいことにオンラインでのご注文や、飲食店やホテル、企業様への卸売販売や、製品開発に携わらせて頂いています。そして、新しい分野への広がりとして、コーヒーポートと同じような、プロのコーヒーロースターさんたち向けのセミナー開催があります。コーヒー業界には、「SCA (Specialty Coffee Association)」という、品質の高いコーヒー、すなわちスペシャルティコーヒーを普及する協会があります。日本ではSCAJ (Specialty Coffee Association of Japan)という組織があり、アジア最大規模のコーヒー展示会を毎年開催しています。いわばスペシャルティコーヒーにおける公共機関のような存在です。そのSCAが、コーヒーの焙煎や抽出の世界大会を主催しています。私たちコーヒーポートでは、そのヘッドジャッジ(審査員を取りまとめる方)を努める方を日本にお招きし、大会に出場や、焙煎や抽出のレベルアップを図りたいロースターさんたちを対象としたセミナー開催のサポートをさせて頂いています。理由は、私自身が海外に受けに行ったそのセミナーが素晴らしいもので、絶対に日本で広めて日本のコーヒーを美味しくしたいと頑張っておられる方々を応援したい!!と強く思ったからです。セミナーでは、「なんとなく」ではなく、コーヒーの成分分析をもとにした化学的なアプローチでコーヒーの美味しさを理解し、引き出す方法を学びます。また、どんな味がコーヒーにとってネガティブな要素になってしまうのか、検体をテイスティングし、座学のみではなく「経験」を通して理解を深めます。結果、理論に加えて、味の感じとりかた、そしてネガティブな味わいの修正方法を身につけることができます。セミナーの内容もレベルが高くとても勉強になるのですが、何より向上心の高いロースターさんたちとの交流が刺激的です。なかには日本チャンピオン経験者の方も参加され、高いレベルの議論が繰り広げられます。そして私たちコーヒーポートも、センサリー(味覚評価)、焙煎、抽出のコースを受講し、知見をさらに深めてきました!リニューアルオープンの際にはぜひお楽しみ頂ければ幸いです!それはそうと、今日は家族で選挙に行ってきました。日本がよくなりますように!!! もっと見る
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