サポーターの皆様へ
本日より活動報告記します。(不定期)
本当は毎日現地から報告したかったのですが、1週間が1年のような中で忙しすぎて叶わず。
まずカンヌ初日ですが、とにかく怒涛の如く過ぎた1日でした。フランスの文化や裏話など全てを記そうとすると1日で10ページ近くは軽くレポートできますがここでは簡略に記します。
初日は朝から出かけパスを取得しに行きました。電車は満員でカンヌ現地は人、人、人の波でした。カンヌは招待制のためバッジなしでは会場に入れません。そこで出国審査場のようなとこでバッジ取得しました。
その後アルゼンチンのショートフィルムなど見たり、
48時間で映画を作る企画のThe Best short film 48HFPや
マーケットを選ぶうえでの戦略を説いたトークなどに参加しました。
その後、毎夜5時からあるHappy hourに参加しました。
これがなかなか大変でした。誤解している人が多いのですが私が出品したショートフィルムコーナーはいわゆるベストを選ぶオフィシャルコンペティションではなく、作品を出品し映画祭のプログラマーや配給業者に売り込んだり、他国の映画人とミングルする場なのです。元よりひっこみ思案な私はいつもこの手の立ち飲みパーティではウォールフラワーになることが多いのですが、今回は映画をアピールする目的があったのでとにかく積極的に話しかけるようにしていきました。(徐々に)その中で今年で3年連続で参加されている日本人の映画監督の方や、アメリカの大学で映画を教えていて生徒を連れてきている教員や米国パビリオンで働いている職員の女性、日本の引きこもりを題材にした映画を作ったオーストリア人の監督などと知り合いになりました。初っ端から皆とにかく必死で自分も喝を入れられました。特に私も含め、今回、自分の映画をカンヌのショートフィルムコーナーで上映をする予定の人は自分で客を呼び込まなければいけないので、皆、片手にビールと映画の上映日時を載せたポストカードを配りながらひたすらアピールをしていました。そんなこんなで初日はいろんな方から先制攻撃の連続ジャブを浴びまして、翌日以降はこちらから先制していこうと誓った夜でした。
その後米国のパビリオンのテントでパーティ交流会のようなものに顔を出しましたが、その日は知り合った職員に挨拶だけして、帰途につきました。
そんなこんなでホテルに帰っても、あまりの刺激に異様に興奮して寝付けず、俳優の河合さんと今回ルームシェアをすることになったカナダ人のブレンダンさんと夜な夜な興奮して色々話していたように思います。