利用シーン#8 災害時
先日社協を交えて、福祉がご専門の大学教授と意見交換をしました。その際、「このアプリ、災害時にうまく使えないだろうか?」と問われ、災害時にどう活用できそうか改めて考えました。
① 大雨や台風からの事前避難
警戒レベル3以上が発令されると、危険な場所を含む地域では避難を呼びかけ、自力で避難が難しい高齢者等の避難状況を確認します。
日ごろからアプリの【見守り機能】を使い【通知先としてつながっていれば】、確認した避難状況を【グループチャット】で共有し、自治体等に報告することができます。
② 自宅で災害に合った
自宅で災害に合ったときアプリの【緊急通知】を使えば、簡単な操作で異常を伝えられます。【通知先をご近所の方】にしていれば現地にいる可能性が高く、消防隊員等につながりやすいでしょう。
いまは想定はしていませんが、自宅以外の場所で緊急通知を行った場合に【スマホの位置情報を消防等に伝える】ことも技術的には可能です。
③ 車中泊避難
被災時に車中泊を選択する方もおられます。就寝の際駐車する場所が決まっていたら、その位置を仮の【自宅として登録】できます。
まさかの時は通常の見守りと同じように通知されるため、安心感が得られます。
④ 仮設住宅
応急的に用意された仮設住宅は、交通が不便でコミュニティもないため引きこもりになりがちです。アプリの【見守り機能】を使い【新たにご近所とつながれば】通院や買い物などの助け合いへとつながります。
誰かが【地域の楽しみや支援情報】を調べて依頼すれば、必要な支援を一緒に受けられます。
⑤ タイムリーな情報提供
お住いの地域の自治体や事業者が【タイムリーな情報を掲載】すれば、住民は地元の情報を容易に収集できます。
⑥ アプリを使い日ごろから地域のつながりを作っておく
※内閣府防災情報より
大規模災害時の救助や避難などには、ふだんの近所つきあいが力を発揮します。
※NHK地域づくりナビより
危険を感じたら、すばやく避難。しかし西日本豪雨では、避難指示が出ていたにもかかわらず、避難しなかった人がほとんどでした。
住民同士で声をかけあって避難する仕組みをふだんから作っておくことが、いざという時の役に立ちます。