皆さんこんにちは。やす工房です。

プロジェクトを開始してやく３週間が経ち、たくさんの方にご支援いただきありがとうございます。支援をいただく度に感謝でいっぱいです。支援してくださった方、プロジェクトを拡散してくださった方、本当にありがとうございます。

元旦の能登震災では多くの方が被災し、心よりお見舞い申し上げます。幸いやす工房は物が落下するなどの被害に留まり、日常が日常であることのありがたさを痛感し、湯涌の大地の強さに感謝しました。長くかかるであろう能登復興に、鍛冶屋として力添えができるよう、今は自身の工房を磐石にしていきます。

皆さんからのご支援をたくさん賜ったおかげで目標300万円の２５％を達成できましたが、まだまだ設備投資には届かない為、引き続きたくさんの方に想いを伝えていきたいと思います。皆さんもよろしければ拡散いただけると励みになりますので、どうぞよろしくお願い致します。

どうしてもこのプロジェクトを成功させたい想いをここで述べたいと思います。少し長いですが、ご一読いただけると嬉しいです。

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鍛冶屋とは文明社会を築くにあたり過去より必要とされてきた仕事です。 貧者から貴族までが等しくその恩恵を受け、文明の発展に貢献してきました。 工業化が進み、人々が工房から工場に頼るようになり次第に生活から失われてきた鍛冶屋ですが、第二次世界大戦で名を馳せた様々な兵器、現代では再現不可能とされるそれらにも鍛冶屋の腕が必要で した。 設計より技術面でカバーされた零戦や搭載不可能とされた砲門を備えた大和型など、鍛冶屋の腕と工業が重なり合って生まれた奇跡がたくさんあります。 例として挙げられているものが兵器ですが、失敗が許されない製品を完璧に仕上げれる例で選びまし た。

金属加工は人類から切り離すのが難しい業種となりました。 最新技術のみを磨き上げても上手くいかないものがたくさんあります。 その為、この様に古くからある技術を絶やさず守り磨き上げる必要があります。 ロストテクノロジーにより再現ができない、発展ができないという事があるのは人類の損失です。 私の様な一介鍛冶屋でも若人に関心を与え、工業への興味、古い技術への関心を植える事ができます。
小さな所からですが、この国の未来にも繋がる事だと信じています。 伝統や文化が飾りではなく、実益があり現役であることを伝えて行きたいです。 その為には必ずこの事業を成功させ、これを足がかりによりものづくりの世界への関心を後世に伝えて行きたいと思います。
その為にはこの仕事で食べて行けるモデルケースに成りたいです。 そして後につづく世代達に最良を託して行きたいです。
どうかお力添えお願いいたします。
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長い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。

プロジェクトを引き続き頑張り、ベストを尽くしていきたいと思います！
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

やす工房
八杉ヴィニシウス